陀寂紫闇

詩歌・短歌

写句集22

霊山登拝その6 長句(短歌・狂歌)四年前 岳沢ヒュッテが 崩壊し 岳沢小屋が 今夏開業(奥穂高岳/霊山登拝51) 56歳山小屋は 個人経営 脱却し 企業組織の 小屋へと推移(同上)南には 乗鞍岳の 山塊が 剣ヶ峰の 頂き添えて(同上)山頂は...
詩歌・短歌

写句集21

霊山登拝その5 長句(短歌・狂歌)諸々の 神よ仏よ 山たちよ 五十半ばの 旅をよろしく(二上山/霊山登拝1) 54歳古来より 山は霊山 礼拝す 名のある山は 愛おしきかな(同上)山荘の 横に連なる 室堂は 国の重文 江戸中期築(ちく)(立山...
詩歌・短歌

写句集20

霊山登拝その4 短句(俳句・川柳)宇都宮 市街一望 多気山で(同上/霊山登拝151) 62歳標柱が 雪に朽ちてか 残骸が(鬼怒沼山)難路には 立派な木段 快適に(同上)一部には 壊れ放置の 木段も(同上)オソロシの 滝の音(ね)響く 展望所...
詩歌・短歌

写句集19

霊山登拝その3 短句(俳句・川柳)山の尾根 二百尺余の 春霞(同上/霊山登拝101) 59歳菜の花や 山の上から 摘みにけり(同上)山並みは 春の眠りの 顔と色(同上)春浅く 人影もなし 登山道(同上)笹のない 山道はなし 都笹(同上)独り...
詩歌・短歌

写句集18

霊山登拝その⒉ 短句(俳句・川柳)渓流に 紅葉彩る 下山道(同上/霊山登拝55) 56歳富士までは 四つの山地 秋の空(同上)斜面には 錦の色彩 天然画(同上)渓谷に ブナの黄葉 下り来る(同上)プレハブの 大門沢小屋 疲れ気味(同上)足元...