古希を迎えて
昨年の秋から設備屋の仕事が途切れ、一年余りが過ぎた。年金生活は赤字続き、何か仕事をしないと考え探したところ、新聞配達のアルバイトがあった。月25日の就業で、約5万円の収入が見込まれる。新聞配達は学生時代に経験していたので違和感はなかった。就業して20日余りが過ぎるけど、拘束時間は2時間で、約100軒を配っている。自家用車に新聞を積んで、小走りして配っている。丁度よい運動となって、一石二鳥のアルバイトと満足している。時折、夜空を眺めると、満天の星との出会いもある。月の照る日は、申し分のない気分で配達している。これから雪が降って来ると、配達時間はオーバーするかも知れないけど、冬のトレーニングと思えば苦にもならない。
現在の執筆活動は、撮影した写真のアルバムに俳句と短歌を書き込んでいる。約三万枚の写真があるので、順調にいっても1年は要すると覚悟している。この作業が終了しないと、『日本列島見残しの旅』に出立はできないとも思っている。当然ながらアルバイトも続けることになる。人生の醍醐味は、自分の世界観を確立し、趣味や趣向に無我夢中に過ごすことだと痛感する。