詩歌・短歌

写句集28

寺院・神社その2 短句(俳句・川柳)辛うじて 七堂伽藍 斑鳩寺(斑鳩寺/寺院・神社51) 57歳三が日 過ぎても屋台 参道に(伊和神社)珍しく 社務所の朱印 客待ちで(同上)命ある 物にはみんな 霊宿り(同上)忍者でも 飛び降りできぬ 舞台...
詩歌・短歌

写句集27

寺院・神社その1 短句(俳句・川柳)庭園の 紅葉盛る 成田山(新勝寺/寺院・神社1) 39歳晩秋の 成田不動に 人絶えず(同上)鐘撞けば 師走の空に 念仏が(西念寺)冬なれど 古木目を引く 八重の藤(笠間稲荷神社)総門の 茅葺き屋根に こけ...
詩歌・短歌

写句集26

山と高原の風景 長句(短歌・狂歌)見上げれば 束(たば)稲山(しねやま)は 花盛り 西行法師の 歌の如くに(束稲山/山と高原の風景1) 50歳温泉地 ロープウェイが 数多あり 湯の山温泉 御在所岳に(御在所岳)南面 鈴鹿山脈 鎌ヶ岳 三角錐...
詩歌・短歌

写句集25

山と高原の風景 短句(俳句・川柳)ゴンドラの 窓には湯煙り 細々と(御在所岳/山と高原の風景1) 51歳真っ青な 鈴鹿の山と 朝の月(同上)赤富士や 朝明けの空 冬景色(富士山)山頂は 月を思わす 残雪が(伊吹山)琵琶湖には 欠かせぬ眺め ...
詩歌・短歌

写句集24

霊山登拝その8 長句(短歌・狂歌)広大な 御殿平の 本丸は 桃山時代 廃城となり(同上/霊山登拝151) 62歳見渡せば 濃い緑色 杉の木で 花粉被害は 自然の流れ(同上)奥鬼怒の 鬼怒沼山は 大秘境 旅館の建屋 登山口なり(鬼怒沼山)日光...