小さな旅その2
島めぐり 短句(俳句・川柳)
清盛の 歌なき秋の 厳島(宮島/島めぐり1) 59歳
人力車 平成時代 復活し(同上)
シンボルの 大鳥居には ろかい舟(同上)
紅葉狩り 自適悠々 金次第(同上)
秋の島 いの一番に 紅葉谷(同上)
宮島や 八重紅梅が 懐かしく(同上)
花見酒 もみじ見酒は 無いのかと(同上)
紅葉谷 モミジの下に 鹿の群れ(同上)
鹿の目に モミジの景色 どう映る(同上)
流れなき 大元川は 淋しかり(同上)
山と川 自然豊かな 厳島(同上)
染むモミジ 御手洗川に 葉を映す(同上)
大銀杏 五重塔を 超えられず(同上)
厳島 平安末期 リゾート地(同上)
朱の塔に モミジの朱色 重なりて(同上)
冬となり 旅がらす行く 瀬戸の海(倉橋島)
木々枯れた 瀬戸には白き 船の波(同上)
冬光り 倉橋島の 音戸港(同上)
砂浜に 純粋無垢な 景観も(同上)
煙り立つ 呉の工場 瀬戸の先(同上)
無人島 弁天島に 鳥居見え(同上)
入江には 穴空く岩に 松の木が(同上)
絶壁の 千本岳は 見る山で(同上)
穏やかな 海の景色に 牡蠣筏(同上)
江田島が 目と鼻の先 横たわり(同上)
宮ノ口 鹿島の漁港 船多き(鹿島)
石垣の 段々畑 壮大で(同上)
畑では 葉物の野菜 栽培し(同上)
優美かな 鹿島大橋 トラス橋(同上)
後座船や 遣唐使船 建造も(倉橋島)
江田島の 古鷹山の 雄姿見え(同上)
日本一 多々羅大橋 斜張橋(生口島/島めぐり2) 59歳
橋の下 潜るも楽し 生口島(同上)
貨物船 第八伊豫丸 リプレース(同上)
港には 積善山の 岩城富士(同上)
今日の日を 海は知らずや 小晦日(同上)
耕三寺 七堂伽藍 絶景で(同上)
瀬戸田では レモンとアート 宣伝す(同上)
年の瀬も 瀬戸田の海は ただ青く(同上)
圓林寺 屋根に黄色い 橋架かり(同上)
人住まぬ 空家淋しき 年の暮れ(同上)
向上寺 瀬戸田水道 佳き眺め(同上)
瓦屋根 瀬戸田の街に 密集し(同上)
切妻の 町家に似合う 虫籠窓(同上)
瀬戸田港 石灯籠が 高々と(同上)
港には 離島をめぐる 桟橋が(同上)
明治期の 町家は洒落た カフェとなり(同上)
高根島 北にのどかな 三原瀬戸(高根島)
幸崎に 建造船が 三隻も(同上)
耕三寺 白亜の殿堂 中腹に(同上)
振り向けば 牡蠣山高き 生口島(因島)
金蓮寺 水軍城の 櫓見え(同上)
眼下には 金蓮寺墓地 一面に(同上)
水軍の 命は常に 風まかせ(同上)
全方位 パノラマ景色 高見山(向島)
東には 備後群島 一望す(同上)
稜線に ホテル寅福 廃墟見え(同上)
眼下には 観音崎の 全景が(同上)
因島 大橋の下 布刈瀬戸(同上)
岩子島 糸崎港が 西に見え(同上)
山頂に NHKの アンテナも(同上/島めぐり3) 60歳
立花は 所狭しと 家が建ち(同上)
尾道の 山に懐かし 模擬天守(同上)
いつ見ても 廃墟は哀れ 観光地(同上)
四十年 経ても搬器は 空に浮く(同上)
ホテル跡 ガラスは割られ 草木生え(同上)
往来の 船の多くは カーフェリー(似島)
振り向けば 宇品海岸 遠くなり(同上)
フェリー内 ほぼ貸切りの 大晦日(同上)
着岸す 似島港に そわそわし(同上)
海鳥が 一羽歓迎 空を飛ぶ(同上)
山頂で 眺める広島 街白く(同上)
海蝕で 岩肌露呈 地獄鼻(同上)
第二峰 下高山は 今日はパス(同上)
学園に 戦争遺構 トンネルも(同上)
島の沖 食欲誘う 牡蠣筏(同上)
船名は 山に因んだ こふじの名(同上)
快適な 自転車ロード 海辺沿い(同上)
宇品島 橋が架かりて 地続きに(同上)
振り返り 安芸小富士見て 一礼す(同上)
見てみたき 弁天島の 名月を(鞆の浦弁天島)
桟橋の 他の渡船も レトロなり(仙酔島)
対岸に 対潮楼と 福寿堂(同上)
船着場 凝灰岩の 洞門が(同上)
砂浜に 皇后島が 対比して(同上)
大弥山 最高峰に 初登山(同上)
残照の 銀の帯には つつじ島(同上)
岩肌に 大地激動 地震跡(同上)
仙人も 島の美観に 酔うほどと(同上)
断層に 板状節理 露呈して(同上)
遊歩道 動いた岩の 断層も(同上)
海蝕が 島全体を 芸術に(同上)
珍しき 五色の岩の 岩脈は(同上)
広島で 見るのも妙な 津軽島(同上/島めぐり4) 60歳
遊歩道 淡竹破れる 竹藪に(同上)
約二キロ 島に楽しき 遊歩道(同上)
かき小屋も 正月二日 店を閉じ(同上)
正月に 雪見ぬ景色 淋しくも(同上)
温泉が 年の初めの 源に(同上)
テラスから 鞆ノ浦見て 湯上り酒(同上)
小弥山に 見送られては 桟橋に(同上)
振り向けば 仙酔島に 二日酔い(同上)
鞆ノ浦 史跡名勝 景勝地(同上)
対岸に 船のドックや 千年港(田島)
中路には 下路のアーチが 二ヶ所立つ(同上)
橋の下 備後商船 カーフェリー(同上)
眺望は 内浦山が 一番と(同上)
正月は 出船入船 見当たらず(同上)
百島が 坊地ノ瀬戸に 横たわり(同上)
横島の 島民田島 良く見えて(横島)
唐戸から 遊覧船で 船島へ(巌流島)
火の山と 関門橋が 波の上(同上)
派手だけど 黄色い船は 珍しき(同上)
船内は 正月三日 客疎ら(同上)
海峡の 眺め一番 ゆめタワー(同上)
明治末 佐々木巌流 碑立てられ(同上)
手を合わす 同じ佐々木の 姓の我れ(同上)
門司沖を 正月も行く 貨物船(同上)
復元す 武蔵ゆかりの 伝馬船(同上)
東屋で うたた寝しつつ 船を待つ(同上/島めぐり5) 60歳
野暮ったき 舟の舳先の モニュメント(同上)
江ノ浦は 三菱マーク あちこちに(同上)
午後からは 遊覧船は 客が増え(同上)
売店が 無いのが何か 物足りず(同上)
先ず目指す 第二高峰 文殊山(周防大島)
奇岩には 胎内くぐり 見るようで(同上)
大畠 瀬戸には柳井 町並みが(同上)
石橋の 横の倒木 いと哀れ(同上)
岩屋にて 文殊菩薩の 智恵受けん(同上)
西の海 柳井市街地 笠佐島(同上)
面白き ガードレールは オレンジで(同上)
久賀の沖 名も無き小島 凛として(同上)
ヤシの木の 並木の先に 文殊山(同上)
石風呂は 昭和初期まで 使用とか(同上)
風呂上り 延命の水 旨かろう(同上)
重源は 薬師を刻み 石風呂に(同上)
土居沖に 無人島の 飛瀬島が(同上)
浮島は 戦艦陸奥の 沈没地(同上)
我島と 最高峰の 嘉納山(同上)
東和から 海岸線は 快適で(同上)
荒海も 海自飛行艇 苦ともせず(同上)
伊保田港 松山フェリー 寄港する(同上)
停泊の 漁船は小船 伊保田港(同上)
小泊の 集落入江 冬日射し(同上)
東には 伊予の山々 くっきりと(同上)
白木山 権現祀る 霊山で(同上)
和佐港は 小さな漁港 ひっそりと(同上)
白浜に 何処かのビーチ 思い出す(同上)
シーボルト 上陸の地碑 牛ヶ首(同上)
牛ヶ首 珊瑚群生 海域に(同上/島めぐり6) 60歳
廃校の 小学校は 集会所(沖家室島)
鳥居から 眺める先に 佐連漁港(同上)
対岸の 佐連山丸く なだらかに(同上)
集落は 北部と中部 限られて(同上)
地家室に 久賀と異なる 石風呂が(周防大島)
石風呂は 半洞窟の 石積で(同上)
嵩山が 安下庄湾 江に映えて(同上)
資料館 閉鎖後看板 そのままに(同上)
車停め 眺める先は 安下崎(同上)
盆栽を 眺める如く 野島見る(同上)
柳井沖 日本の歴史 海道に(同上)
灯台は 樹木に隠れ よく見えず(宇品島)
砂浜の 向うに聳ゆ 安芸小富士(同上)
サイコロを 重ねたような 節理見る(同上)
断層に 大地の動き くっきりと(同上)
岩脈の 割れ目にマグマ 石となり(同上)
花崗岩 海蝕跡が 鮮明に(同上)
広島の ベイマリーナが 島にあり(同上)
長島に オレンジ色の 貨物船(東能美島)
沖野島 人口十人 橋架かり(同上)
哀れかな 大黒神島 削られて(同上)
西能美 豪頭鼻が 北端に(西能美島)
牡蠣筏 先には石油 タンク群(同上)
瓦屋根 沖美町並み 整いて(同上)
一艘の 漁船に靡く 三角帆(同上)
西の海 宮島大きく 横たわり(同上)
サンビーチ おきみは洒落た 海の宿(同上)
阿多田島 横に連なる 猪子島(同上)
砂浜の 抑制棚に 牡蠣移植(同上)
海に建つ 温泉もあり 西能美(同上/島めぐり7) 60歳
砂浜や 歩く人なき 冬の海(同上)
中田港 古鷹山の 雄姿見る(同上)
漁船見て 浮き輪を国旗と 勘違い(同上)
シャンテリア 何とユニーク 船の舵(江田島)
ハッチから 赤灯台が 遠ざかる(同上)
牡蠣筏 夜間接触 しないかと(同上)
クマン岳 大原山と 双耳峰(同上)
大須山 眺めて登山 した気分(同上)
峠島 無人島でも 二億円(広島湾)
金輪島 造船会社 専有地(同上)
積荷待ち パナマ船籍 貨物船(同上)
似島は 東で見ると 別の顔(同上)
北側に 回りると島は 安芸小富士(同上)
宇品島 正月歩いた 道を見る(同上)
灯台の 景色損なう ホテル建ち(同上)
灯台を 全景海で 撮影す(同上)
宮島に 絵になる景色 絵の島が(同上)
紅白の 灯台ゆかし 宇品港(同上)
カーフェリー 両頭船が 定番に(大崎上島)
漁船より 竹原港は クルーザー(同上)
神域の 的場公園 緑濃く(同上)
船内は 正月過ぎて 閑古鳥(同上)
山頭火 二度も来訪 生野島(同上)
白水の 沖に船島 無人島(同上)
生野島 リゾート開発 面影が(同上)
垂水沖 佐組島なる 無人島(同上)
珍しき 模型見るなり 機帆船(同上)
様々な 船の備品は 懐かしき(同上/島めぐり8) 60歳
見事なる 亀の彫物 墨壺に(同上)
資料館 船のブリッジ 再現し(同上)
屋上は 船の甲板 模したよう(同上)
船首から 眺める先に 大三島(同上)
晴れた日は 石鎚山が 見えるとか(同上)
露天風呂 眼下に望む 大下島(同上)
中ノ鼻 弓張岩が 遠く見え(同上)
沖浦の 弓張岩は メモリアル(同上)
島めぐり 最高峰は 外せない(同上)
山頂で 我一人聴く 冬の鐘(同上)
無人島 大横島に 砂州が見え(同上)
地図になき 島々多く 戸惑いも(同上)
摩周湖を ふと思い出す 景観が(同上)
正面に 鷲ヶ頭山 大三島(同上)
来島は 外浜沖の ベレー帽(同上)
外浜の 北の海岸 白い帯(同上)
上島は 神峰山 シンボルで(同上)
吹抜けの 主屋二階は 豪壮で(同上・大望月邸)
二階部屋 天井がなく 落ち着かず(同上)
トイレには 茶室の如く 丸窓が(同上)
奥座敷 枯山水の 庭窓に(同上)
通し間が 四室続く 広大さ(同上)
薬医門 入り観る庭 山水画(同上)
庭の奥 待合備えた 茶室建ち(同上)
土蔵前 狛犬一対 意味不明(同上)
周辺の 民家貧弱 格差知る(同上)
灯籠と 赤い桟橋 絵の如し(大崎上島)
白水に 弓張岩に 似た奇岩(同上)
垂水港 漁村風景 名残惜し(同上)
清盛の 塚と思えぬ 供養塔(倉橋島/島めぐり9) 60歳
ギリシャ風 芸備銀行 廃屋化(同上)
蔦生えた ボロ家二階に 人は住み(同上)
門灯に 旧銭湯の名 桜湯と(同上)
店舗風 入母屋二階 飾り窓(同上)
岩山の 火山の眺め 絶佳かな(同上)
俯瞰する 島々形 異なりて(同上)
採石の 面影残る 山の裾(同上)
珍しや 鳥居に架かる 注連縄は(同上)
桂浜 三重石塔 砂浜に(同上)
冬晴れに 火山の奇岩 神秘的(同上)
橋眺め 倉橋島に さよならを(同上)
船尾には 金甲山の 頂きが(両備フェリー)
高島の 神社遥拝 船の上(同上)
ブリッジに 若き我れ見る 貨物船(同上)
牛窓の 景色海より 眺め見る(同上)
鉾島に 化学工場 倉庫群(同上)
犬島の 赤い灯台 素通りし(同上)
客席は 六割ほどの 混みようで(同上)
洋上の 船舶見るも 楽しくて(同上)
細き島 天橋立 見る思い(同上)
未だ見ぬ 怒塚山の 山頂は(同上)
巨大なる 送電線が 海渡り(同上)
小豆島 目前にして 葛島(同上)
港には 中世の城 皇踏山(小豆島)
ゴンドラに 内海湾の 全景が(同上・寒霞渓)
絶壁の 層雲壇が 屹立し(同上)
見上げれば 展望台の 鷹取が(同上)
木々枯れて 岩場くっきり 四望頂(同上)
鋭利なる 玉筍峰に 槍を見る(同上/島めぐり10) 60歳
岩峰に マツとモミジ 相応しき(同上)
ローソクを 眺めような 烏帽子岩(同上)
ありふれた 八角堂に かわら投げ(同上)
珍しき 石に刻んだ 鳥瞰図(同上)
岩の上 雪かと思う 苔が生え(同上)
星ヶ城 神社東峰 祠建つ(同上・星ヶ城山)
四方指 大観峰の 展望所(同上・四方指)
三等の 三角点が 厳かに(同上)
寒霞渓 石垣の下 一眼に(同上)
牛窓の 前島北に 横たわり(同上)
肥土山に お猿の国の 銚子渓(同上・銚子渓)
銚子滝 見下げる滝や 珍しき(同上)
でかでかと 壁に記すや みかん狩り(同上・馬越)
滝宮 遠く眺める 石切場(同上・滝宮)
見渡せば 大きな施設 上庄に(同上・上庄)
放哉と ダブル生き様 山頭火(同上・土庄)
鐘楼の 鐘は何処まで 響くかと(同上・西光寺)
讃岐へと 目を向けるのか 大師像(同上)
香川県 三重塔 唯一で(同上)
池田湾 余島の小島 線状に(同上・土庄)
島々を 砂洲が接続 余島かな(同上)
様々な 福祉施設が 湾沿いに(同上)
宿の裏 冒険の森 高見山(同上)
客室の ウッドデッキが 魅力的(同上)
夕食は 牛鍋含め 九品も(同上)
小豊島の 先に豊島が 負うように(同上・小瀬)
屋形崎 日本の夕陽 百選に(同上・屋形崎)
椀伏せた 小島が残石 公園に(同上・大坂城残石記念公園)
残された 大石数多 岸壁に(同上)
コロを敷き 石曳く様子 再現し(同上/島めぐり11) 60歳
異次元の 空間を観る 資料館(同上)
張りぼての 七福神が ユニークで(同上)
地場産の 岩石化石 展示して(同上)
加工棟 ノミと金づち 多種多様(同上)
石載せた 台車様々 工夫され(同上)
採掘で 小山半分 残されて(同上・大部)
福田港 姫路と結ぶ フェリー出て(同上・福田)
渡れない 堤防架かる 無人島(同上)
無人島 人が住んでた 形跡も(同上)
小豆島 五社競い合う カーフェリー(同上)
ヤブツバキ まだ花咲くや 群生地(同上・岩谷)
残されし 石に宿るは 無念さか(同上)
ノミの跡 八人石の 天端には(同上)
散策路 平坦部分 石敷きで(同上・天狗岩丁場跡)
残石は 六百余個 花崗岩(同上)
大石の 上下の矢穴 規則的(同上)
ノミ跡に 石工の苦労 偲ばれる(同上)
切り出さぬ トンネル状の 石もあり(同上)
丸に角 黒田家示す 刻印が(同上)
天狗岩 恐れ成した 切り出さず(同上)
城ヶ島 南風台の 絶景で(同上・南風台)
翁塚 芭蕉の句碑が 四望頂(同上・寒霞渓)
淋しかり 紅葉亭の 三月は(同上)
今日の日は ロープウェイは 見るだけに(同上)
岩峰に 内海湾が 景色添え(同上)
奇勝より 絶勝とすべき 寒霞渓(同上)
石門の 自然のアーチ 潜るとは(同上)
赤門に 不動明王 磨崖仏(同上)
宝形の 鐘楼ゆかし 茅葺きで(同上)
二見岩 伊勢夫婦岩 由来とか(同上)
大亀岩 竜宮城を 合わせ観る(同上)
廊下見て 立たされた事 目に浮かぶ(同上・田浦)
教室の 間取り懐かし 旧校舎(同上/島めぐり12) 60歳
角張った イスには痛き 思い出が(同上)
古民家の 石垣にまだ 椿咲き(同上)
田浦は 質素な民家 軒並べ(同上)
寒霞渓 上にとら焼き 三笠山(同上)
渡し舟 再現されて 竹生へと(同上)
鋭鋒の 飯神山が 湾上に(同上)
映画化が されて小説 日の目見る(同上)
ホールには 映画出演 スターたち(同上)
松竹座 二十四の瞳 上映し(同上)
映画村 火の見やぐらが 空高く(同上)
播磨灘 大型船が 往来し(同上)
分校を 復元したり 村内に(同上)
昭和期の 土産横町 佇まい(同上)
庵内に 自動三輪 ミゼットが(同上)
懐かしき 戦後の映画 紹介も(同上)
マルキンの 岬しょうゆ屋 食事処(同上)
名物の そーめんタライに 満々と(同上)
梅が咲く 漁師の家は 復元で(同上)
平屋でも 階段箪笥 隅に置き(同上)
村内に 季節外れの 鯉のぼり(同上)
生家には ホロホロ石の 詩碑が立つ(同上・堀越)
マネキンと 思えば女性 玄関に(同上・苗羽)
小屋組は 幾何学的な 造形で(同上)
諸味蔵 大樽二階 床を超え(同上)
倉庫先 洞雲山が 聳え立ち(同上)
坂手港 沖には小島 家が見え(同上・坂手)
真っ黄色 ミモザの花と 初対面(同上・オリーブ園)
田浦は 対岸からは 島に見え(同上)
広場には 古代アテネの モニュメント(同上)
オリーブが 日本最初に 実りしと(同上)
道の駅 ギリシャ風車が シンボルに(同上)
大正期 オリーブ原木 最古とか(同上)
オリーブが 島に新たな 灯火を(同上/島めぐり13) 60歳
フェリー客 寒霞渓見て 草壁に(同上)
ミモザにも 大木があり 目を見張る(同上)
小豆島 温泉多く 六ヶ所も(同上)
夢想館 理解しがたい 作品も(同上・室生)
目には野暮 抽象的な 彫刻は(同上)
誓願寺 ソテツは国の 記念物(同上・誓願寺)
本堂の 前に築山 庭が好く(同上)
石仏は 面白可笑し 怪石で(同上)
福部島 三都半島の 東端に(同上・蒲野)
釈迦ヶ鼻 六キロ先は たぬき市で(同上)
参道に 群生するは ウバメガシ(同上・皇子神社)
小規模な 山の密林 淘汰され(同上)
二泊目は ホテル水明 和室なり(同上・土庄)
メバル食べ 銚子二本に 調子ずく(同上)
部屋の窓 エンジェルロード 日が暮れる(同上)
朝食が 今日一日の エネルギー(同上)
貝殻や ハートの絵馬が 石仏に(同上)
中余島 柱の如く 岩が立ち(同上)
陸続き 弁天島は 名ばかりに(同上)
大余島 元小余島から 砂洲伸びて(同上)
絶え間なく エンジェルロード 客が行く(同上)
澄み切った 海辺に泳ぐ 魚見え(同上)
恋人の 聖地に立つ身 場違いで(同上)
ホテル発ち 背筋を伸ばし 車へと(同上)
シンパクは 応神天皇 手植えとも(同上・室生院)
伐採の 危機に遭遇 明治期に(同上)
境内の 二千坪には 八堂宇(同上)
鐘楼は 入母屋造り シンプルで(同上/島めぐり14) 60歳
舞台小屋 神社境内 多く見る(同上・中山)
ジョウビタキ 偶然飛来し 被写体に(同上)
湧水が 棚田潤す 水源に(同上)
美しき 棚田の畦の 曲線美(同上)
田んぼには 何故かタンポポ 似合うかな(同上)
二坪の 小さな田んぼ 角に見る(同上)
棚田には オブジェ眺める ヤグラ組み(同上)
石垣に 小さな梅木 花咲かす(同上)
竹の垣 春の棚田に 合致して(同上)
神社下 石垣酌んだ 桟敷席(同上・肥土山)
小規模な 六角堂が 地下の上(同上・多聞寺)
見渡せば 大観音と 皇踏山(同上)
鐘楼に 五色の幕が 美しく(同上・瀧湖寺)
本坊の 先に笠ヶ瀧 奥ノ院(同上)
笠ヶ瀧 石段険阻 絶景も(同上)
石段に 石灯籠が 夥し(同上)
洞窟を 銅鑼を鳴らしつ 登り行く(同上)
参道は 手すり頼りの 石段で(同上)
船尾から 遠ざかり行く 小豆島(両備フェリー)
船首には 岡山目指す 模擬の舵(同上)
甲板に 粋な計らい 足湯あり(同上)
久々の 船の軽食 異空間(同上)
三原瀬戸 再び船で 眺め見る(大三島フェリー)
三キロの 忠海沖 十五分(同上)
幸崎に 大型船の 造船所(同上)
カーフェリー 次ぎ大三島 盛へと(同上)
三階の 発電所跡 負の遺産(大久野島/島めぐり15) 60歳
ヤマザクラ ツツジと共に 島に咲く(同上)
展望所 島眺めつつ ツツジ見る(同上)
日本一 送電鉄塔 高いとか(同上)
山頂に 中部砲台 跡残る(同上)
花咲いて 平和な眺め 砲側庫(同上)
アカシアの 黄色い花が 枝垂れ咲き(同上)
兵舎跡 遠き防人 去来する(同上)
毒ガスの 貯蔵タンクの 基礎残り(同上)
ヤブツバキ 下ではウサギ 落花見る(同上)
毒ガスに オームの悪夢 重複す(同上)
好奇心 毒ガス施設 先細る(同上)
庭園の 石組荒れて 影もなし(同上)
部分的 西海岸に 海蝕美(同上)
対ロシア 島防衛は 過敏なり(同上)
暗い過去 ドウタンツツジ 白くする(同上)
幻の 鳥取岬 対岸に(同上)
コンクリの 祠の地蔵 淋しげに(同上)
医務室の 跡は写真に 残るのみ(同上)
準自然 樹木とウサギ 育つ島(同上)
大三島 行き交う船も 大型で(同上)
拝殿の 瓦のシート 哀れさが(同上)
八年後 犠牲者多発 殉職碑(同上)
月並みな ビジターセンター 展示品(同上)
幹部用 防空壕は 頑丈で(同上)
灯台の 先に優美な 二反山(同上)
奇妙かな 陶製蛇管 展示品(同上)
馬にまで 防毒マスク 付けさせて(同上)
仕事柄 変な陶管 目が点に(同上)
浴室の 外はヤシの木 佳き眺め(同上/島めぐり16) 60歳
はしごする 湯船に浮かぶ 大三島(同上)
たこうどん 定食食べる 休暇村(同上)
大三島 桜咲く中 行く船も(同上)
岸に立ち 岩に渦巻く 瀬戸を見る(同上)
休暇村 所有の船が 桟橋に(同上)
釣り客が 旧桟橋に 一人立つ(同上)
シンメトリ 両頭船が 着岸す(同上)
島の側 馬ノ島など 三島が(大芝島)
美しき 砂洲の先には 小芝島(同上)
牡蠣筏 漁業盛んな 様子見る(同上)
橋の上 見目麗しい 灘山が(同上)
三角の 九島をフェリー のんびりと(隠岐汽船フェリー)
岩礁に 当たる白波 美しき(同上)
春風に 海は笑顔の 波を立て(同上)
甲板に 上がれば女性 居眠りを(同上)
陸地消え しばらく読書 船内で(同上)
愛宕山 三角錐が 出迎えて(隠岐の島・島後)
山門は 仁王に代わり ツツジ咲く(同上・国分寺)
一年余 後醍醐帝は 隠岐脱す(同上)
国分寺 大満寺山 風下に(同上)
うやむやな 旧国分寺 遺構かな(同上)
鐘楼に 赤紫と 白ツツジ(同上)
国分寺 諸国めぐりも あと僅か(同上)
牛突きや 八百年の 音響く(同上・隠岐モーモードーム)
拝殿の 横には床几 儀礼後(同上・水若酢神社)
水若酢 神社は独自 隠岐造り(同上)
境内は 屋台が数多 賑わえる(同上)
入母屋の 古典相撲の 土俵建つ(同上)
舞台では 四人の巫女が 舞披露(同上/島めぐり17) 60歳
氏子たち 紋付き袴 盛装し(同上)
最大の 馬入れ神事 呼びものと(同上)
竹島の 石眺めては 気は重く(同上・隠岐郷土館)
隠岐の島 名所を記す ジオラマが(同上)
使いみち 分からぬ道具 二・三点(同上)
漁労具に 島独特の ワナを見る(同上)
珍しき 土間の上には 中二階(同上・都万目の民家)
欄間には ちょっと贅沢 透かし彫り(同上)
海蝕の 見事な景色 海岸に(同上・白島海岸)
白島は 国の名勝 景勝地(同上)
竹島は 鳥居の彼方 展望所(同上)
松島や 沖ノ島など 絶景も(同上)
林道を 越えたら突如 久見漁港(同上・久見)
断崖に 黒曜石が 散見し(同上)
海岸に 流紋岩の 洞門も(同上)
岩礁に 這いつくばる木 逞しき(同上)
島の名は 相応しからず 岩に見え(同上・ローソク島)
絶景は ローソク島の 以外にも(同上)
ジオパーク 低き山にも 断層が(同上・重栖)
円形の 池は希少な 生態で(同上・油井)
クレーター 思わすような 断崖も(同上)
木道が あればと思う 油井の池(同上)
那久岬 旧灯籠は 四角形(同上・那久)
灯台の 先に島前 島々が(同上)
断崖の 上には松が 群立し(同上)
春の海 岩礁だけが 波が立ち(同上)
様々な 自然造化 隠岐の島(同上)
大橋と 舟小屋群は 絵の如く(同上・屋那)
一晩で 比丘尼が松を 植えたとか(同上)
佐渡島 小木を思わす 景観も(同上)
旅の宿 一泊一会 感慨も(同上・西郷/島めぐり18) 60歳
出発の 前のキジ撃ち 欠かせない(同上)
客室の 外には平屋 軒並べ(同上)
今日もまた 西郷大橋 眺め行く(同上)
馴染なき 社名が多き 隠岐の島(同上・水祖神社)
本殿の 奥には古墳 真の神(同上)
ズワイガニ はえ縄船を 見て浮かぶ(同上・西郷港)
食事処 風待ち海道 店並ぶ(同上)
珍しき 石灯籠に 柱立ち(同上・出雲大社西郷分院)
横丁の オリエンタルの 名も廃れ(同上・西郷)
八尾川を 小さな漁船 白くして(同上)
川沿いに 寂れ佇む 釣具屋が(同上)
奥ゆかし 天神橋が 八尾川に(同上)
チョウビタキ オレンジ色の 胸空に(同上)
ツツジ咲き 心和ます 銚子ダム(同上・銚子ダム)
かぶら杉 六つ子のような 奇形樹で(同上・中村)
中村に 小さな漁港 佇んで(同上)
入江には 崎山鼻が 影映し(同上)
釜島の 景観に邪魔 防波堤(同上)
北側に 肩を並べる 鷲ヶ峰(同上・大満寺山)
手付かずの 原生林が 山覆い(同上)
見渡せば これから向う 浜も見え(同上)
乳房杉に 大きな鳥居 神宿り(同上)
乳根には 六百年の 息づかい(同上)
玄武岩 岩場の中に 風穴が(同上)
美しき オキシャクナゲの ピンク色(同上)
トカゲ岩 自然彫刻 見る如し(同上・トカゲ岩)
透き通る 海に浄土を 見る景色(同上・布施)
荒波に 海蝕されず 松岩に(同上)
立つ岩や 横臥す岩も 様々に(同上)
岩礁が 岸と沖とに 重複し(同上)
一つ島 海蝕されて Vの字に(同上)
黒島に 柱状節理 小島見る(黒島/島めぐり19) 60歳
海岸に 牛放牧の トテイ崎(同上・釜)
平入りに 戸口二ヶ所と 玄関が(同上・佐々木家住宅)
屋根見ると 杉皮葺きの 石置きで(同上)
奥座敷 庄屋時代の 豪華さで(同上)
土間の上 床敷き詰めて 物置に(同上)
隠岐国 玉若酢神 総社へと(同上・玉若酢命神社)
本殿に 寄り添う杉は 神木に(同上)
生垣に 茅葺き屋根の 宮司宅(同上)
茅葺きに 外壁障子 白く映え(同上)
駅鈴に 古代の隠岐を 空想し(同上)
堤防で 釣り人のどかな 連休を(同上・西郷港)
遠ざかる ポートプラザよ またいつか(同上)
愛宕山 島に感謝し 一礼す(同上・レンボ―ジュット)
近寄れぬ 鳥貝崎が 船上に(同上)
白崎に 断崖絶壁 小島見る(同上)
船上で 見る灯台は 格別で(同上)
洋上に 二股島が 美観見る(同上)
悠々と ヨット一艘 中ノ島(同上)
随身は 向かい合わせに 神門に(西ノ島・由良比女神社)
屋根架けた 土俵ひっそり 境内に(同上)
鳥居横 いかよせ浜に 番屋小屋(同上)
親子馬 海岸段丘 放牧地(同上・国賀海岸)
摩天崖 上は天国 下地獄(同上)
春草を 食む馬の先 絶景が(同上)
岩礁は トカゲの群れの 上陸で(同上)
安らぎは のどかな景色 馬の群れ(同上)
羨まし 遊覧船が 崖下に(同上/島めぐり20) 60歳
監視所の 跡は虚しき 残骸が(同上)
我れ以外 観光客が ちらほらと(同上)
名も知らぬ 花を見るなり 西ノ島(同上)
先細る 観音岩は 槍に見え(同上)
摩天崖 見上げる景色 壮観で(同上)
国賀浜 天上界の 一部とも(同上)
そそり立つ 段丘上には 東屋が(同上)
休憩所 廃屋となり 屋根に草(同上)
国賀浜 入江の藻屑 哀れさも(同上)
断崖は 草木も生えぬ 顔を見せ(同上)
渡るより 通天橋は 潜りたき(同上)
離れ岩 アーチ崩れた 残存で(同上)
岩礁は 溶岩果てた 玄武岩(同上)
よく見れば 牛も放牧 摩天崖(同上)
大橋を 渡りトンネル 瀬戸山に(同上・西ノ島大橋)
岩カキの 養殖筏 島沿いに(同上)
別府港 フェリーしらはま ハッチ開け(同上・別府港)
港には 祠を建てた 無人島(同上)
神社には 立派な社殿 ツツジ咲き(同上・黒木御所跡)
御所跡に 皇太子殿下 行啓も(同上)
対岸に ひと際目立つ 家督山(同上)
あごひげが 後醍醐帝の シンボルに(同上)
岩ガキの ビックサイズに 息を飲む(同上・別府)
食べきれず マダイの煮物 手も付けず(同上)
看板の マムシ注意に 枝探す(同上・焼火神社)
明治期に 祭神改め アマテラス(同上)
灯籠に 杉の神木 厳かに(同上)
境内は 見晴らしが良く 島拝む(同上)
灯籠と 社殿寂れた 境内社(同上)
入母屋の 社務所妻入り 荘厳で(同上/島めぐり21) 60歳
人造の レンボ―ビーチ 菱浦に(西ノ島・菱浦港)
旅館跡 八雲広場に 整備され(同上・八雲広場)
隠岐の島 大きな神社 土俵あり(同上・隠岐神社)
神門の 翼棟付けた 豪華さで(同上)
本殿は 妻入り屋根の 隠岐造り(同上)
宝物庫 校倉造り 古風なり(同上)
刀匠の 月山貞一 奉納碑(同上)
回廊に 神饌所まで 備えられ(同上)
天皇の 配流は五人 中世に(同上)
火葬跡 鳥居と白塀 厳かに(同上)
行在所 跡に石柵 立つのみで(同上)
源福寺 流転の鐘は レプリカで(同上・後鳥羽院資料館)
上皇の 島での和歌を かるたにし(同上)
奉納の 十六振りの 太刀展示(同上)
重厚さ 旧家に残る 薬医門(同上・村上家資料館)
高ノ間は 簾掲げた 貴賓室(同上)
屋敷奥 白壁土蔵 佇んで(同上)
庭園に 主屋景観 調和して(同上)
村上家 嫁いだ歌手を 思い出す(同上)
耕した 田んぼに集う サギの群れ(同上・海士)
群れるトビ 様子見るのは 久々で(同上)
山麓の 棚田の景色 のどかかな(同上・金光寺山)
屋根錆びた 憩の家に 花は咲き(同上)
霊泉に 見慣れた姿 不動尊(同上)
山頂に 山小屋風の トイレ建ち(同上)
中腹に 隠岐自然村 山の宿(同上)
屏風岩 ハートの形 穴が空き(同上・明屋海岸)
ハート岩 射止めんとする 岩も見え(同上/島めぐり22) 60歳
岩礁に 二股島が 重複す(同上)
赤なまこ 眺めるような 火砕岩(同上)
断層に 地質学者の 夢浮かぶ(同上)
景勝に 羨ましきや キャンプ客(同上)
無人島 灯台一基 山頂に(同上)
灯台と 思えば謎の 塔が建つ(同上)
絶景の 途切れた先が 能田鼻で(同上)
松島は 一島だけでは 物足りず(同上・松島)
天川の 水は知々井の 湧き水で(同上・天川の水)
水口に 湧水守る 地蔵尊(同上)
諏訪湾に 青いペンキの 貨物船(同上・諏訪湾)
ホテルから 眺める景色 ハワイ風(同上・菱浦港)
ハイセンス フェリーどうぜん 船体は(同上)
出港し フェリーくにがと 鉢合せ(同上)
焼火山 訪ねた山は 忘れ得ず(西ノ島・内航船)
様々な 顔を見せたり 焼火山(同上)
名も知らぬ 小島に未練 尽きぬなり(同上)
雉ヶ鼻 辿り着けない 岬見る(同上)
小島でも 名のある島は 凝視する(知夫島・仁夫)
御越鼻 先に浅島 神島と(同上)
被写体に 牛も加わる 御越鼻(同上)
御越鼻 灯台飾る クサノオウ(同上)
牧歌的 景色の中に 島々が(同上)
浅島の 奥に佇む 長尾鼻(同上)
ノダイコン 花咲く岬 御越鼻(同上)
西ノ島 全景望む 展望所(同上・アカハゲ山)
赤と黒 仁夫の集落 屋根の色(同上)
御越鼻 眼下に細く 横たわり(同上)
一面に ノダイコン咲く 風景が(同上)
放牧地 隠岐牛の群れ 奔放に(同上)
牛も行く 知夫赤壁の 遊歩道(同上・知夫赤壁)
絶壁に 恐る恐ると 目を向ける(同上)
誰もいぬ 絶景淋し 展望所(同上/島めぐり23) 60歳
赤壁や 六百万年 遠き世へ(同上)
湧水に タヌキ置物 可愛げに(同上・河井湧水)
地蔵尊 珍し青の よだれ掛け(同上)
古海坊 湧水口に 知る歴史(同上)
洋上で 文覚窟に 手を合わす(同上・フェリーどうぜん)
二日前 乗船一度 フェリーおき(同上)
別府まで 三十五分 島めぐり(同上)
カルデラの 外輪山を 島に見る(同上)
松ヶ崎 灯台目にす 中ノ島(同上)
蔵元は 主屋と蔵と 庭備え(同上・別府)
三日目も 宿泊先は ホテル隠岐(同上)
客室の 窓にはフェリー 着岸し(同上)
名はホテル 建屋木造 眺め良く(同上)
二度見でも 通天橋は 新鮮で(同上・赤尾展望所)
焼火山 森林覆い 焼けはなく(同上)
目が合えば 怖くも見える 牛の角(同上)
放牧地 草食べ尽くし 牛おらず(同上)
東屋が 目印となる 展望所(同上・鬼舞展望所)
予期もせぬ 三角点が 鬼舞に(同上)
赤灘に アカハゲ山が 瀬戸上に(同上)
島南 黒崎鼻に 灯台も(同上)
放牧地 アイガキ隔て 馬と牛(同上)
思い寄せ 訪ねた名所 俯瞰する(同上)
島独自 シャーラ船は 霊送り(同上・ふるさと館)
特大の 和同開珎 モニュメント(同上)
キンニャモニャ 躍りの像が モニュメント(中ノ島・菱浦港)
岩礁の 三郎岩は ユーモラス(同上・展望船)
海藻に 魚は見えず 時を待つ(同上/島めぐり24) 60歳
ちらほらと 魚見えたり 海藻に(同上)
忘れ得ぬ 二股島を また望む(同上)
小島でも 冠島に 威厳あり(同上)
無人島 洞門探す 楽しみも(同上)
天辺に 緑の帽子 立岩も(同上)
数えたら 洞門四ヶ所 無人島(同上)
帰港して 再び船出 あまんぼう(同上)
木路ヶ埼 灯台白く 海青き(同上・木路ヶ崎)
小島上 アカハゲ山の 振り返る(同上)
地図に無き 御波漁港に 島浮かぶ(同上・御波)
鏡浦 吊橋の下 貨物船(因島・鏡浦)
向島 観音崎が 良く見えて(同上)
対岸に 懐かしき見る 高見山(同上)
峠には これから向う 弓削島が(同上・椋浦峠)
南には 白嶽ノ鼻の 岬見え(同上)
三庄 クレーンが並ぶ 造船所(同上)
歩道には 小さな地蔵 慎ましく(同上・地蔵鼻)
丸岩の 悲恋を刻む 地蔵尊(同上)
因島 海岸線も 捨て難く(同上)
弓削島に 佐島重なる 鼻の下(同上)
家老渡に 三角錐の 奥山が(同上・家老渡)
フェリーから 眺め格別 生口橋(同上・家老渡汽船)
家老渡に 軍用艦が ドック入り(同上)
弓削島に 名も無き小島 寄生して(同上)
風流と 美の追求が 旅の糧(弓削島・下弓削島)
吊橋に めぐらす思い 深くなり(同上)
絶景は 弓削大橋の 橋からも(同上)
岩城島 積善山が 対岸に(同上)
佐島港 巨大看板 橋に立て(佐島/島めぐり25) 60歳
佐島には 訪ねる程の 名所なし(同上)
生名島 立石港が 海の顔(生名島)
土生港は 目と鼻の先 対岸に(同上)
平内島や 泳いで渡る 距離に見え(同上)
波間田は 人気屈指の キャンプ場(同上)
露天風呂 彷彿させる 池を見る(同上・立石山)
美しき 竹林を見る 登山道(同上)
優しげな 海岸線が 島々に(同上)
岩礁に 大島の名は 如何にかと(同上)
白浜に 松の小島と 岩城富士
人知れず 美観を呈す 大江かな(同上・大江)
砂浜の 湾曲の先 生名橋(同上・蛙石)
ハマナスの 花を見るとは 予期もせず(同上)
生名島 温泉あれば 満点を(同上)
弓削神社 権現造り 中規模で(弓削島・法王ヶ原)
松原に 入れて松かさ 探し見る(同上)
違和感は 石灰山と 麦畑(同上)
学生の ヨット訓練 遠く見る(同上)
懐かしき 練習船が 桟橋に(同上)
海水を 沸かした潮湯 弓削島に(同上)
半露天 風呂の景色は 燧灘(同上・フェスパ)
裸にて 石庭観るは 以外なり(同上)
内風呂は 広々として 我れ一人(同上)
入江には 小さな漁港 時重ね(同上)
宮島の 表玄関 大鳥居(宮島・厳島神社)
大鳥居 国宝社殿 借景に(同上)
宮島の 桟橋の屋根 寺社風に(同上・桟橋)
松の木に 石灯籠と 赤鳥居(同上・長浜神社)
宮島の ヘリ遊覧は 夢の上(同上・杉之浦)
浜辺には 草を啄ばむ 鹿の群れ(同上)
客疎ら 包ヶ浦の 水遊び(同上・包ヶ浦/島めぐり26) 60歳
洞爺湖を 思わす池が 公園に(同上)
清盛の 僧形姿 拝み観る(同上・フェリーターミナル)
沖を行く 屋形船には 憧れが(同上)
樹木超す 五重塔の 三層目(同上・厳島神社)
参道の 狛犬高く 人を見る(同上)
大鳥居 自然木造 日本一(同上)
国宝の 社殿尊し 厳島(同上)
潮引けて 国宝社殿 客観視(同上)
白鷺が 社殿の壁に 同化して(同上)
潮引いて 大鳥居には 人の群れ(同上)
引き潮で 鳥居に船も 近付けず(同上)
多宝塔 弥山の下に 慎ましく(同上)
絵にもなる 御手洗川に 多宝塔(同上)
大野瀬戸 挟んだ対岸 カキ筏(同上・多々良潟)
東岸に 思わぬ景色 多々良潟(同上)
人おらず 大の字になる 砂浜に(同上)
裏の顔 寂れた民家 宮島に(同上・上室浜)
神渡る 七浦めぐり 御床浦(同上・御床浦)
大江山 未練が残る 未踏峰(同上)
大鳥居 沖まで干潟 藻を残し(同上・厳島神社)
社殿群 眺める弥山 壮大で(同上)
切妻の 桧皮の屋根が 幾重にも(同上)
入母屋の 文庫入口 花頭風(同上)
宮島に 未練は尽きぬ 雪景色(同上)
宮島に 近寄るフェリー 様々に(同上・フェリーターミナル)
土生港は 容易く読めず 振り仮名が(因島)
鶴島は ほぼ密林の 無人島(長江フェリー)
生名島 粋な島だと 言う人も(同上)
岩城島 入港先は 長江港(岩城島/島めぐり27) 61歳
山からは 佐島丸見え 壮観で(同上・積善山)
西の瀬戸 多々羅大橋 しまなみに(同上)
生名島 辿りし浜辺 鮮明に(同上)
弓削島の 彼方に四国 三豊市が(同上)
巨石背に 妙見神社 懸け造り(同上・妙見神社)
鉄鳥居 三十余年 錆び付いて(同上)
カラマツの 落葉参道 一面に(同上)
生口橋 アングルの良き 眺めあり(同上)
生口島 しまなみ海道 島模様(同上)
日帰りの 温泉入浴 気休めに(同上・菰隠温泉ホテル)
ハッチ開け 進むフェリーを 窓越しに(同上・長江フェリー)
宇野港の 沖に見えない 県境(直島旅客船)
小型船 粋なアンカー 靡かせて(同上)
旅客船 貨物船とが ツーショット(同上)
無人島 寄り付けそうな 砂浜も(同上)
孤島には 釣り船一艘 風流に(同上)
懐かしき オリーブライン 航行し(同上)
船上で 見る灯台は よりリアル(同上)
直島で レンタルサイクル 先ず借りて(直島・宮ノ浦)
誰もいぬ 師走の浜辺 波もなく(同上・横防海岸)
堤防は 入江の小島 突合せ(同上)
コンクリの 打ち放しに 長いすが(同上・地中美術館)
外壁の デットスペース 石を敷き(同上)
見た目では 建物自体 美術館(同上)
階段に 見慣れぬ草の 坪庭が(同上)
小さ目の 小便器だけ 的外れ(同上)
小規模な 白砂青松 海岸も(同上・ベネッセハウス)
凡人に 理解しがたき 抽象画(同上)
ベランダに 似つかぬ備品 パイプイス(同上)
島民の 評価は如何に 文化村(同上・琴弾地/島めぐり28) 61歳
どう見ても 蛙と猫に 見えぬ像(同上)
岸壁に 今度は黄色い かぼちゃ置き(同上)
海岸の 埋没鳥居 奇妙なり(同上)
枯草に 地蔵石仏 哀れげに(同上)
つつじ荘 モンゴル式の パオ数多(同上)
拝殿は コンクリートの 陸屋根で(同上・崇徳天皇宮)
そっぽ向く 西行像が 拝殿に(同上)
町役場 三階建ては 数寄屋風(同上・町役場)
三日後は 極楽寺でも 除夜の鐘(同上・極楽寺)
江戸中期 随神像が 神門に(同上・八幡神社)
古民家の 内部改造 コンクリに(同上・アンドウミュージアム)
浴室の 仕切の上に 象が立つ(同上・銭湯)
湯船にて 見上げる象は 異空間(同上)
直島の 刺激が残る 帰路の船(直島旅客船)
横島が 台場の下の 標的に(長島・砲台跡)
台場下 岩礁と松 美しく(同上)
青デッキ 小型タンカー 海峡を(同上)
海神の 姿見るなり 岩の洞(同上・住吉神社)
タコの絵が 展望の窓 ユニークに(同上・上盛山)
山頂の 三角点は 宝物(同上)
島南 ひっそり佇む 四代港(同上・四代)
リアス式 海岸を見る 長島に(同上)
叶島 三つの小島 寄り添いて(同上)
車では 入れぬ路地が 町並みに(同上・上関)
入母屋の 古民家淋し 窓もなく(同上)
御茶屋跡 大木一つ 柵の中(同上)
下関 あれば周防に 上関(同上)
上関 漁港にずらり 船浮かび(同上)
遠ざかる 福岡湾の ベイエリア(超高速船/島めぐり29) 61歳
志賀島 海すれすれに 灯台が(同上)
柱島 島と言うより 岩に見え(同上)
烏帽子島 灯台だけが 島に建ち(同上)
郷ノ浦 港を漁船 漁に出づ(同上・壱岐島)
黒い帯 大島瀬戸の 岩肌は(同上)
港には フェリーつばさが 着岸し(同上)
浅茅湾 春の盛りは 波もなく(対馬島・今里)
防人の 哀しき和歌が また芽生え(同上・城山)
石段に 三基も立つや 石鳥居(同上・海神神社)
主祭神 トヨタマヒメが わたつみに(同上)
本殿の 横にずらりと 摂社建ち(同上)
里桜 神社で花見 予想外(同上)
山の中 海神神社 社殿見え(同上・木坂展望台)
対馬には ナンジャモンジャの 木が多く(同上)
青海地区 段々畑 海沿いに(同上・青海)
韓国の ジオラマと夜景 東屋に(同上・韓国展望所)
鰐浦の 青い桟橋 船いずこ(同上)
展望所 三角点は 付加価値で(同上)
砲塔部 三メートルの コンクリが(同上・豊砲台跡)
跡地には パトリオットが 必要か(同上)
狭くても シングルベット 夢枕(同上・ホテル空港イン)
宿の外 レンターカーが びっしりと(同上)
対馬でも 大和政権 古墳見る(同上・根曽古墳群)
ふき石が 崩れた古墳 保護されず(同上)
古墳見て 先ずは一礼 失礼と(同上/島めぐり30) 61歳
石室の 天井石は 何処にか(同上)
被葬者の 霊魂今も 在りしかと(同上)
消滅し 四号墳は 石くれに(同上)
石棺は 土砂に埋もれて 哀れなり(同上)
五号墳 円墳崩れ 展望所(同上)
厳原に 十万石の 春偲ぶ(同上・厳原)
天守なき 金石城に 櫓門(同上・金石城跡)
背後にも 清水山城 国史跡(同上)
庭石に 小さなツツジ 慎ましく(同上)
城門の 跡に石橋 石垣と(同上)
武家屋敷 石垣塀に 面影が(同上・厳原)
鐘楼に 春の花々 色を添え(同上・対馬国分寺)
客殿は 近年築の 数寄屋風(同上)
薬師仏 創建当時 拝み観る(同上)
三島と オーシャンビュー 根緒の海(同上・根緒)
養殖の 生簀が並ぶ 三島に(同上)
元寇の 二度の侵略 浮かぶ海(同上)
花の下 海に箱庭 浅茅湾(同上・上見坂公園)
双耳峰 白嶽の山 花の上(同上)
ヤマザクラ 対馬の花見 予想外(同上)
根曽よりは 保存良好 価値高し(同上・矢立山古墳)
未来への 古墳復原 義務かとも(同上)
山を背に 一号墳は 口を開け(同上)
整備して 史跡公園 すべきかと(同上)
大正期 記念碑立てて 慣例に(同上・小茂田神社)
古戦場 多勢に無勢 小茂田浜(同上・小茂田浜/島めぐり31) 61歳
時は過ぎ 小茂田漁港に 島の船(同上)
棟の先 三段石の 上長く(同上・椎根)
欄干も 石屋根橋は 屋根風で(同上)
川沿いの 石屋根倉庫 旅情的(同上)
近年は 石より瓦で 葺く倉庫(同上)
傾いた 柱状節理 久根浜に(同上・久根浜)
菜の花と 白い灯台 豆酘崎に(同上・豆酘崎)
春の花 砲台跡を 和やかに(同上)
対馬では 見たこともなし 海のゴミ(同上)
三具足 朝鮮王の 寄進とか(同上・万松院)
領民に 諫鼓を打たせ 善政を(同上)
墓所の前 粋な石橋 架けられて(同上)
注連縄が 無くて淋しき 大スギは(同上)
殆どの 宗家の墓石 宝塔で(同上)
仏像の 盗難事件 危惧をする(同上)
旅籠屋の 屋号掲げた 奥ノ院(同上)
訪ね見た 古墳の遺物 感慨し(同上・対馬歴史民俗資料館)
各曲輪 石垣残り 跡偲ぶ(同上・清水山城跡)
元寇の 恨みを晴らす 出兵に(同上)
石段の 上に神門 厳かに(同上・八幡宮神社)
拝殿は 入母屋妻入り 珍しき(同上)
日本人 一度は対馬 見るべきと(同上・厳原港)
三階の 物見櫓は 寄棟で(壱岐島・原ノ辻遺跡)
交易の 品には大陸 土器多く(同上/島めぐり32) 61歳
入口に 二本の柱 空高く(同上)
貢ぎ物 迎賓場に 並べられ(同上)
使節団 従者の宿は 別棟に(同上)
集会所 長老の家 棟並べ(同上)
長老が 尊ばれたる 家を見る(同上)
船着場 模型の展示 リアルなり(同上・原ノ辻ガイダンス)
ジオラマで 再確認す 建屋群(同上)
壱岐神楽 舞台と人形 館内に(同上)
民具品 時代は急に 近代に(同上)
収蔵庫 棚全面に 出土品(同上・一支国博物館)
展示より 展望台が 優先し(同上)
下見ると 博物館の 屋根は芝(同上)
俯瞰する 偉大な遺跡 遠き夢(同上)
大杉は 樹齢千年 壱岐一と(同上・安国寺)
寺らしく 杉に注連縄 結ばれず(同上)
庫裡の前 ソテツの花は 珍しき(同上)
偶然に 神主の舞い 拝殿で(同上・住吉神社)
宝物庫 覗いて観ると 神輿置き(同上)
拝殿は 入母屋妻入り シンプルで(同上・天手長男神社)
珍しき 横板張りの 摂社観る(同上)
一宮 社務所の規模は 三宮(同上)
重厚な 石灯籠と 石鳥居(同上・天手長比売神社跡)
参道の 先に立つのは 杉木立(同上)
猿岩は 壱岐島では シンボルと(同上・猿岩)
芝生から 猿の顔だけ 拝み観る(同上)
猿岩の 先に神なる 手長島(同上)
地下壕を 抜けて砲台 空高く(同上・黒崎砲台跡)
里浜の 絶景に咲く ノダイコン(同上・里浜)
夕食は 島オリジナル 磯料理(同上・湯ノ本温泉/島めぐり33) 61歳
両陛下 記念写真が 宿内に(同上)
島々が 湯本湾の 先に見え(同上)
墳丘は 往時の姿 存続し(同上・双六古墳)
石室は 十一メートル 奥行きで(同上)
石選び 古墳築造 始めかと(同上・笹塚古墳)
墳丘に 供花にも見える 里桜(同上・百合畑古墳)
殆どが 横穴式の 石室で(同上)
刳抜の 家形石棺 唯一と(同上・掛木古墳)
恐ろしげ 鬼の窟の 古墳の名(同上・鬼の窟古墳)
春草の 礎石に立つは 石地蔵(同上・壱岐国分寺跡)
へそ石は 壱岐の中心 標したと(同上)
港では イカ釣り船が 漁を待つ(同上・勝本港)
旅人を 貫く曽良は 壱岐で果て(同上・城山公園)
城山の 展望台は シンプルで(同上)
花絶えぬ 曽良の墓には 安堵感(同上)
石地蔵 舟形光背 統一し(同上・能満寺)
寺の下 勝本港 春景色(同上)
ああ哀し 千人塚の 忠魂碑(同上・文永の役古戦場)
供養塚 風化が進む 自然石(同上・千本供養塚)
拝殿の 花は散り行き 葉桜に(同上・壱岐神社)
境内の 眺め芦辺の 内海が(同上)
白波が 赤い灯台 奇襲する(同上・弘安の役古戦場)
打ち寄せる 波に重なる 玉砕が(同上)
瀬戸浦に 古代のままの 烽火台(同上)
壱岐島 烽火は遠く 太宰府へ(同上)
資時墓 宝篋印塔 供花はなく(同上・少弐資時墓)
水没時 地蔵のお供え 胸の穴(同上・はらぼげ地蔵)
六地蔵 沈む先には 牡蠣筏(同上)
記念館 夫婦の胸像 お出迎え(同上・松永記念館/島めぐり34) 61歳
平屋建て 小さな生家 保存され(同上)
口癖は 勲章位階 ヘド出ると(同上)
自らを 耳庵と称す 茶人でも(同上)
不揃いな アンテナ群が 山頂に(同上・岳ノ辻)
岳ノ辻 展望台が 三ヶ所も(同上)
郷ノ浦 未だ見ぬ名所 一望に(同上)
旅の締め 海鮮丼に 舌鼓(同上・郷ノ浦港)
海鳥が 仙崎港で 見送りを(青海島・仙崎港)
堤防の 灯台何故か 赤多し(同上)
四月末 遊覧船は 閑古鳥(同上)
青海湖を 波の橋立 ほぼ塞ぐ(同上・波の橋立)
花津浦 洞門の先 小島立ち(同上・花津浦)
洞門の 窓に広がる 山水画(同上)
幕岩に マグマの絵巻 眺め見る(同上・幕岩)
巨大なる カルデラ分離し 青海島(同上・高山)
名無し島 仮に名付けて 小岩島(同上・赤瀬)
名の如く 赤瀬は赤い 岩肌で(同上)
岩肌の 線刻さながら 抽象画(同上)
Vの字の 小島の間 小瀬戸見る(同上・小瀬戸)
文句なし 筍岩の ネーミング(同上・筍岩)
夫婦洞 洞窟内で 結ばれて(同上・夫婦洞)
金ヶ浜 わずかな浜辺 優しげに(同上・金ヶ浜)
不規則な 模様重なる 断層に(同上)
洞門の 数の多さに 驚きも(同上・太鼓洞)
奇妙かな 男性観音 天辺は(同上・男性観音)
断崖の 仁王の足跡 色変わり(同上・仁王の足跡)
様々な 奇勝奇岩 海岸に(同上・和田の浜)
浜辺には 板状節理 鮮明に(同上)
海蝕は 北海岸の 全域に(同上・寺山/島めぐり35) 61歳
尖塔を 思わす眺め 大門に(同上・海上アルプス)
小門は 柱状節理 形ぐずれ(同上)
静寂さ 破るは船の 波しぶき(同上・長浜群洞)
コースには 航路を記す ブイ浮かべ(同上)
文筆に 表現できぬ 海蝕も(同上)
洞門は 長屋の扉 思わせる(同上)
長浜の 洞門群に ミサゴの巣(同上)
船越で 初めて建屋 眺め見る(同上・船越)
釣り船は 一艘も無し 春の海(同上)
セムラには 奇岩点在 船は避け(同上・セムラ)
十和田湖を 思わす景観 浦に見る(同上・静ヶ浦)
岩壁は 草筆揮う キャンバスに(同上)
山景色 ホッと一息 目の保養(同上・山島山)
岩壁の 草木の模様 馬の顔(同上・釣井瀬)
名無し岩 名無しの小島 数多く(同上)
島見門 先に山島 眺められ(同上・島見山)
高崖に 自然彫刻 秀作も(同上・高崖)
半開き 洞門もあり 高崖に(同上)
崖の上 小松三本 背比べ(同上)
剣先の 岩に生えたる 一本木(同上・潮鼻)
重岩 まるで般若の お船岩(同上・重岩)
通地区 あちらこちらに 烏帽子岩(同上・烏帽子岩)
烏帽子の名 岩の名よりも 山の名に(同上)
仏岩 大きな数珠を 首に下げ(同上・仏岩)
手を合わす 仏の顔も 三度とか(同上)
松島を 長門の海で めぐるとは(同上・松島)
東海の 松島遠き 日本海(同上)
大島は 十二万坪 無人島(同上・大島)
島に入り 先ずは見物 平戸城(平戸島・平戸城)
天守下 松浦隔てる 平戸瀬戸(同上/島めぐり36) 61歳
行く船に 松浦党の 影を見る(同上)
黒子島 国の天記 無人島(同上)
濃いピンク 本場のツツジ 城で見る(同上)
平戸城 平っと続く 石畳(同上)
拝殿は 仏堂風に 抗いて(同上・亀岡神社)
塔内で 大日如来 真言を(同上・最教寺)
塔からは 安満岳の 最高地(同上)
平戸城 天守と櫓 鳥居見え(同上)
大小の オランダ井戸が 塀の中(同上・オランダ井戸)
地球儀に 大航海の 時代見る(同上・オランダ商館)
柱梁 太く大きく 強靭に(同上)
展示品 艦載砲の レプリカも(同上)
珍しき 南蛮甲冑 シンプルに(同上)
赤ポスト 萬問屋の 佐々屋前(同上・町並み)
珍しき 町家二階に 軒瓦(同上)
美しき 幸橋は 石垣も(同上・幸橋)
河口には 旭大橋 ガスタンク(カーフェリー椿)
長﨑の 経済基盤 造船所(同上)
遠ざかる オレンジ玉と 烽火山(同上)
頭上には 女神大橋 斜張橋(同上)
港から 橋を越えれば 外海へ(同上)
長﨑は 三大美港 また夜景(同上)
無人島 高鉾島は 殉教地(同上)
伊王島 周囲七キロ 灯台が(同上)
椛島に 洋上風車 一基見る(同上)
二子島 奥にも小島 三島が(同上)
福江島 笹岳見えて よろしくと(同上)
蠑螺島 今は釣り人 寄るだけと(同上)
福江島 壱岐国より 大きくて(福江島/島めぐり37) 61歳
鬼岳の 若草映える 海と空(同上・福江港)
船もなく 淋しき岸壁 こどもの日(同上)
玄関の 港に地味な ターミナル(同上)
勢子船の 模型に捕鯨 漁を見る(同上・歴史資料館)
展示品 珊瑚細工は 遠い夢(同上)
天守への 拘り感ず 図書館に(同上・図書館)
校門は かつて城門 石田城(同上・石田城跡)
石橋の 先に石垣 県史跡(同上)
水蓮の 花一輪を 池に見る(同上・五島氏庭園)
灯籠に 雪を楽しむ 殿様も(同上)
クスノキを 神木視して 灯籠を(同上)
中島は 殿様好み 亀を模し(同上)
鬼岩の 溶岩石が 多用され(同上)
石垣に 塔灯籠と 南方樹(同上)
生垣に ノムラツツジの 赤い葉が(同上)
垂れ下がる 気根に霊気 アコウの木(同上・樫の浦)
黒潮の 流れ植物 種子運び(同上)
アコウの木 沈香木の 名が別に(同上)
養殖の 生簀が浮かぶ 奥浦に(同上・奥浦)
干潮で 奇観な岩礁 砂浜に(同上)
異教徒も 教会めぐる 福江島(同上・堂崎教会)
アルメイタ 宣教碑観て 過去学ぶ(同上)
十字型 生活品に 記されて(同上・堂崎民俗資料館)
奥浦の 磯のガレ場に 浄土見るる(同上)
立小島 展望所では 横小島(同上・城岳展望所)
七ツ岳 八つに見える ピークかな(同上/島めぐり38) 61歳
灯台と 修行大師の 像白く(同上・柏崎)
辞本涯 空海大師 字句を碑に(同上)
柏崎 沖に姫島 無人島(同上)
遣唐使 涙ながらの 見送り地(同上)
四角形 長﨑鼻の 灯台は(同上・三井楽)
アセツ鼻 崖に岩礁 黒光り(同上)
貝津港 船一艘も 見当たらず(同上・貝津)
日本一 美しい浜 高浜と(同上・高浜)
大瀬崎 断崖絶壁 海岸美(同上・大瀬崎)
最大で 百メートルの 断崖も(同上)
大瀬埼 日本の灯台 五十選(同上)
大瀬崎 園地に整備 展望所(同上)
麓には 建物目立つ 玉之浦(同上)
東岸は 玉之浦湾 島分かち(同上)
西岸の 対馬海峡 北向く(同上)
三重に 島山並ぶ 北面に(同上)
大宝寺 西の高野山 尊称も(同上・大宝寺)
梵鐘は 室町期作 県文で(同上)
理想的 お湯は源泉 掛け流し(同上・荒川温泉)
今風に 足湯増設 センターに(同上)
隣人と 会話が弾む キャンプかな(同上・富江キャンプ村)
鬼岳は 火の岳が添う 二子山(同上・鬼岳)
耳澄まし 芝生に寝ては 春を嗅ぐ(同上)
黒島が 雲海じみた 海の上(同上)
海岸は 黒い溶岩 露呈させ(同上)
中腹に 天文台と 棚田見る(同上/島めぐり39) 61歳
早朝に 門を撮影 武家屋敷(同上・厳原)
島めぐり 一島一泊 理想的(中通島・福見)
福見鼻 最期の景色 五島灘(同上・福見鼻)
長﨑で 下船のフェリー 万葉と(カーフェリー万葉)
馬島が 来島大橋 主柱なり(大島・亀老山)
吉海や 新造船の 無き眺め(同上)
眼下には 絶景低山 館山が(同上)
道の駅 不便な場所に オープンし(同上)
亀老山 人気も高き 展望所(同上)
岩礁も 水没しなてと 島とされ(同上)
けったいな 海亀の像 モニュメント(同上)
武志島に 海峡大橋 脚部立ち(しまなみ自転車道・武志島)
大島の 吉海町が 一望に(同上・大島)
褐色の 岩に松の木 火内鼻(同上)
世界初 三連吊橋 四キロも(同上・来島海峡大橋)
毛無島 樹木びっしり 島覆い(同上・毛無島)
火内鼻 白い灯台 さりげなく(同上・大島)
糸山に 二つ重なる 展望所(同上・糸山公園)
新旧の 灯台共存 珍しき(大島・臥間)
念ずれば お迎え大師 笠を脱ぎ(同上)
橋脚に 重なる景色 小武志島(来島海峡急流観潮船)
馬島に 昔は馬の 放牧も(同上)
中渡島 灯台だけの 無人島(同上)
基礎の上 橋脚階段 可愛げに(同上)
橋の下 武志島見ると 真っ二つ(同上)
潮流の 波立つ様に 唾を飲む(同上)
潮流が 肌感覚で 目に染みる(同上)
中渡島 ほぼ満席の 姉妹船(同上)
小島には 榴弾砲の レプリカが(同上)
帰路の船 遊覧船に 様変わり(同上)
振り向けば ウミウが一羽 潮流に(同上/島めぐり40) 61歳
岸壁に 雁木と寺社の 建物が(同上)
波止浜に 建造中の 船の音(同上)
姉妹船 ひと足早く 波止浜に(同上)
明治期の 戦争遺跡 島に見る(同上)
潮見表 何かと便利 予備知識(同上)
喫水を 超えたタンカー 大橋に(同上)
帰路の船 潮流速く 波高く(同上)
岩の上 地蔵石仏 見張り番(同上)
馬島の ウズ鼻灯台 渦の上(同上)
真珠貝 供養塔立つ 公園に(賢島・円山公園)
クールかな 海賊船で 英虞湾を(同上・クルーズ)
アコヤ貝 養殖筏 銭に見え(同上)
ヤシの木の 浜辺に漂う 異国感(同上)
潮風を 船首に立ちて 独り占め(同上)
真珠なら 欲しいと思う 数珠の玉(同上)
大鳥居 北条鹿島 入口に(北条鹿島)
渡し船 鹿の置物 屋根に載せ(同上)
太田屋で 島名物の 鯛めしを(同上)
鐘鳴らし 寄り付く鹿も 我れになし(同上・展望台)
西の海 忽那諸島の 島々が(同上)
野生鹿 人に馴染まず 距離を置く(同上・鹿島神社)
社殿には 鹿を描いた 絵馬掲げ(同上)
要石 地震を鎮める 石とされ(同上)
石垣の 松にソテツが 寄り添いて(同上)
夫婦岩 伊予の二見は 離れ過ぎ(同上・伊予の二見)
御野立の 巌の岩が 絶壁に(同上・山頂)
ラーメンと 半カレーライス ちょうど良き(同上・鹿嶋たま屋)
堤防の 先で子供ら 魚釣り(同上・堤防灯台)
鹿塚に 寄り付く鹿の 角立派(同上・鹿塚)
興居島へ 両頭船の フェリー行く(松山高浜港)
黒崎の 海岸赤く 帯びた浜(興居島・黒崎海岸/島めぐり41) 62歳
防波堤 途切れ自転車 徒歩となる(同上・御手洗)
御手洗の 港の眺め フルモード(同上・恋人峠)
へんろみち 本格的な 道標が(同上・泊町)
鷲ヶ巣の 海岸線に 伊予小富士(同上・鷲ヶ巣)
古くても ミニ霊場の 仙遊寺(同上)
皮をむく ミカン恋しく 畑見る(同上・由良)
由良港は 瓦密集 不規則に(同上)
灯籠は 電線を引き 灯を点す(同上)
頭崎 最北端が 江の奥に(同上・門田)
対岸に 見慣れた景色 堀江湾(同上)
神崎の 前に白浜 静穏に(同上・神崎)
笠脱いだ 修行大師は 珍しき(同上・観音寺)
一つ家に 閻魔と大師 観音寺(同上)
運悪く 石鎚山は 秋雲に(同上)
寺栄え 庫裡は豪華 住宅に(同上)
観音寺 由良景観を 独占し(同上)
社殿には 那須与一の 古き絵馬(同上・船越和気比売神社)
伊予小富士 背し奉納 船踊り(同上)
城ノ鼻 木々の間に 大岩が(ごごしまフェリー)
近寄れぬ 浜辺見納め 船の上(同上)
橋の下 宇和島港と 宇和海が(九島・九島大橋)
百之浦 養殖いけす 湾の中(同上・百之浦)
小島には 龍王神社 鳥居立つ(同上・龍王島)
鼻の下 丸石二つ 海に落ち(同上・真坂鼻)
高島が 真坂鼻の 沖合に(同上)
宇和島の 泉ヶ森が 秀麗に(同上・蛤)
願成寺 空海開基 伝承が(同上・鯨大師)
海すずめ 映画のロケ地 参道に(同上/島めぐり42) 62歳
大師堂 小さきながら 欄干も(同上)
鯖大師 鯨大師を 知る四国(同上)
草茂る 邸宅跡の 薬医門(大島・椋名)
島山に 不思議な魅力 海の幸(同上)
原子力 船は失敗 ジレンマが(同上・吉海港)
造船所 刻々変る 船の出来(同上)
津島には 一日三便 渡船行く(同上)
見慣れない 三百トンの フェリー見る(同上)
岸壁に 親子釣り客 シルエット(同上・椋名)
走るより 眺めた方が 良い橋も(同上・来島海峡大橋)
砂浜に 残る足跡 自分だけ(同上・長浜海岸)
岩礁の 景色船乗り 敵に見え(同上)
大橋の 独自のカーブ 美しき(馬島・来島海峡大橋)
馬島に 橋架かりても 定期船(同上・馬島港)
洲ノ崎は 島北側の 景勝地(同上・洲ノ崎)
来島の 洲ノ埼灯台 馬島に(同上)
対岸の 小島に粋な 貨物船(同上)
石門は 琉球王の 遥拝所(沖縄本島・首里城)
冬なのに 花一面の 花壇かな(同上)
広場隅 東屋風の 供屋建ち(同上)
南殿は 切妻三重 屋根優美(同上)
北殿は 入母屋平屋 シンプルで(同上)
南殿の 書院は何故か 違い棚(同上)
南殿の 枯山水は 異観なり(同上)
奥書院 趣変る 離れかな(同上)
御差床の 玉座は豪華 朱柱も(同上)
一階と 二階に玉座 二ヶ所あり(同上)
下庫裡は 国王着座 執務室(同上)
ソテツ群 漏刻門の 下に見る(同上)
右掖門 スポットライト 何処照らす(同上)
部分的 白い城壁 意味不明(同上)
大アカギ 樹齢二百年 国天記(同上)
石垣の 両掖門も 懐かしき(同上・円覚寺跡/島めぐり43) 63歳
天女橋 優美なアーチ 円鑑池(同上・円鑑池)
円鑑池 上に正殿 屋根も見え(同上)
池の上 主要な門が 石垣に(同上)
玉陵 首里杜館で ジオラマを(同上・首里城)
玉陵 最大最古 破風墓で(同上・玉陵)
第二門 アーチ石門 石瓦(同上)
石彫りの 獅子は凛々しき 立ち姿(同上)
戦前は 墓守が住む 番所建ち(同上)
坂道に 官吏の姿 思い見る(同上・金城町)
見慣れない ホウオウボクの 街路樹が(同上・国際通り)
ダブルより ツインベットが 一人向き(同上・ビジネスホテル)
窓の外 同じ目線に モノレール(同上)
バスケット コート設置の 神社見る(同上・波上宮)
境内の 展望台は 価値高く(同上)
波の上 入船出船 那覇港に(同上)
沖縄は 一族ごとに 墓地を建て(同上・識名霊園)
我が家より 大きく立派な 屋形墓(同上)
正門は 不開門に 復元し(同上・識名園)
入口に 番屋ありて ひと呼吸(同上)
庭園は 林泉回遊 壮大で(同上)
心字池 舟揚場には 舟は無く(同上)
御裏座は 畳に床の間 日本風(同上)
雪隠も 日本式へと アレンジし(同上)
台所 生活感が 漂わず(同上)
乗物の 駕籠置く建屋 別棟に(同上)
海見えぬ 勧耕台は やや寂し(同上/島めぐり44) 63歳
石橋と 六角堂が 池に映え(同上)
池の水 樋を落下し 滝となり(同上)
遥拝所 海に浮かぶは 久高島(同上・斎場御嶽)
ガジュマルが 岩に不気味に 根を絡め(同上)
祭壇は 鍾乳石の 半岩屋(同上)
米軍の 艦砲射撃 池と化し(同上)
洞門は 半三角形 三庫裡(同上)
久高島 降臨伝説 アマミキヨ(同上)
城門の アーチ美し 石積みで(同上・中城城)
六ヶ所の 郭が南北 細長く(同上)
二ノ郭 四方石垣 保存良し(同上)
城壁の 先に廃墟の ホテル跡(同上)
海辺から 近寄る敵は 丸見えで(同上)
拝所跡 南ノ郭 多く見る(同上)
正門の 石垣見事 布積みで(同上)
正殿の 跡に欲しきは 想像図(同上)
野暮ったい ソーラーパネル 城跡に(同上)
城内の 井戸は今なお 涸れもせず(同上)
石積みの 目隠し塀が 門替わり(同上・中村家住宅)
母屋には 仏間を主とし 六部屋が(同上)
庭園は 枯山水の 池もあり(同上)
井戸の跡 石垣積んで 復原す(同上・勝連城)
海辺には 洒落た住宅 集落地(同上)
抜け穴は ガジュマルが生え 中見えず(同上/島めぐり45) 63歳
休憩所 ウルマとおばぁ お出迎え(同上)
厨子甕は 読谷村が 産地とか(同上・座喜味城)
高倉が 二棟も城に 移築され(同上)
美しき アーチ石門 二ノ郭に(同上)
高射砲 設置虚しき 日本軍(同上)
沖縄の 最大のダム 城で見る(同上)
城壁の 上は平らな 散歩道(同上)
泡盛の 古酒に目が向く 販売所(同上・琉球村)
母屋屋根 庇伸ばした 雨端で(同上)
正面の 仏間の左右 客間居間(同上)
甕の酒 何故か美味しく 見えて来る(同上)
護佐丸の 小舟に滑車 語呂合わせ(同上)
蝶々園 オオゴマダラは 何処やら(同上)
雨端の 支柱は洒落た 自然木(同上)
水牛は 希少動物 沖縄で(同上)
この時期に デイゴ咲くとは 予想せず(同上)
ヤシの木は 密生させる 木に見えず(同上)
池の上 何故かシーサー 舟に載せ(同上)
高倉は 富の象徴 茅厚く(同上)
盛時には 十六人が 一つ家に(同上)
エイサーは 見るより踊る 芸能で(同上)
一遍の 踊り念仏 エイサーに(同上)
とぐろ巻く ハブの姿が ガラス越し(同上)
沖縄の 衣装に和服 重ね見る(同上)
目隠しの 塀はヒンプン 雨端に(同上)
陶芸の 体験施設 村内に(同上)
水車小屋 予期せぬ景色 沖縄に(同上/島めぐり46) 63歳
水牛は 沖縄本島 七頭と(同上)
正門の 平郎門が 城壁に(同上・今帰仁城)
建屋跡 標示を願う 想定図(同上)
火神は 古宇利殿内に 祀られて(同上)
城跡で アンモナイトの 化石見る(同上)
石段は カンヒザクラの 花に満ち(同上)
俯瞰する 景色の桜 夢と見ん(同上)
城壁の 先の海には 伊是名島(同上)
木道の スポットライト 昼は野暮(同上)
濃いピンク カンヒザクラは 妖艶で(同上)
国宝の 千代金丸の レプリカが(同上・今帰仁村歴史文化センター)
カヤックの 原形を見る 舟展示(同上)
農漁具が 展示品の 大多数(同上)
二泊目は 静かさ求め 瀬底島(瀬底島・民宿)
閑散期 優遇される 旅の宿(同上)
地図に無き 小島を目にす 本部港(沖縄本島・本部)
八重岳は 再び眺める 山となり(同上)
沖縄で 本格的な 寺拝す(同上・金武観音寺)
庫裡の屋根 沖縄らしき 赤瓦(同上)
庭園は 築山池泉 鑑賞で(同上)
洞内に 金武権現の 祠建つ(同上・日秀洞)
沖縄の 龍神信仰 発祥地(同上)
坐禅には 鍾乳洞が 相応しき(同上)
金武湾に 与勝諸島の 島々が(同上・上ヌ毛公園)
銅像を 眺めて学ぶ 人物も(同上)
屋根付きの 駐車場とは 恐れ入る(同上・伊芸SA)
ここにまた 六角屋根の 物見台(同上)
物見台 高速道路 目の保養(同上/島めぐり47) 63歳
中乃湯で 温泉気分 安慶田かな(同上・中之湯温泉)
真玉橋 五連石橋 その一つ(同上・真玉橋)
石積みの 技巧は沖縄 格別で(同上)
国場川 那覇の市内の オアシスで(同上・国場川)
古波蔵の 噴水寂しや 冬休み(同上・漫湖公園)
公園に カンヒザクラが 千本も(同上)
ヤシの木に カンヒザクラが ラブコール(同上)
翼には 先ほど立った 漫湖見る(同上・那覇上空)
那覇名所 おさらいをする 上空で(同上)
空からは 米軍施設 不明確(同上・沖縄本島上空)
水納島 独自の景観 サンゴ礁(同上)
瀬底島 泊まりし宿が 空の下(同上)
伊江島や 眺める地図と ほぼ同じ(同上)
興居島や 春は格別 伊予小富士(中島汽船旅客フェリー・興居島)
赤クレーン 三津浜港の シンボルで(同上・三津浜港)
四十島 岸からしじゅう 眺められ(同上・四十島)
韓国の コンテナ船が 目の前を(同上)
高浜に 鈍行船は 寄港する(同上・高浜港)
太山寺 遥拝するや 経ヶ森(同上・展望)
龍神を 白石ノ鼻に 祭祀して(同上)
灯台の 眺めては沖の 安らぎで(同上・興居島)
手付かずの 入江見るなり 興居島に(同上)
興居島で 読めない地名 頭崎(同上)
定期船 航路すみわけ 共存す(同上)
西側の 北条鹿島 初めてで(同上・鹿島)
興居島の 琴引鼻 景勝地(同上・興居島)
歴史ある 野忽那島も 過疎の波(同上・野忽那島)
定期船 一日五便 睦月島(同上・睦月島)
中世の 城跡残る 睦月島(同上/島めぐり48) 63歳
港には 人家密集 船わずか(同上)
上陸を せずとも伝わる 島の風(同上)
芋子瀬戸 野忽那島へ 折り返す(同上・野忽那島)
手を合わす 阿弥陀仏鼻と 聞き及び(同上)
引き潮で 顔出す岩場 船の敵(同上)
浜辺には 異色の石が 混じり合い(同上)
静けさが 春の港に 対立し(同上)
芋子瀬戸 景観独占 伊予小富士(同上)
目的地 フェリーは向う 中島へ(同上・中島)
一艘の 小舟は粋な スパンカー(同上)
熱ノ鼻 海蝕ゆるき 突端で(同上・睦月島)
睦月島 道なき浜辺 船もなき(同上)
釣島が 海峡先に 浮き上がる(同上・釣島)
無人島 忽那諸島に 二十島(同上・殿島)
雑魚寝する 客は少なし 船室に(同上・船内)
島民の 暮らしの指針 寺社の規模(中島・真福寺)
鐘楼の 横には板碑 文化財(同上)
客殿の 遍照閣は 超豪華(同上)
不動様 十三仏の 筆頭で(同上)
姫ヶ浜 南国ムード 白い浜(同上・姫ヶ浜)
赤崎へ 海岸線が 明瞭に(同上)
カモメ飛ぶ 港に漁船 春らしき(同上・神浦港)
春の海 島に弧舟の シルエット(同上・二神島)
参道に 支柱に高き 五色旗(同上・正賢寺)
客殿の 玄関優美 唐派風で(同上)
興居島と 釣島仲良く 海の上(同上・大里山)
怒和島を 俯瞰するのは 格別で(同上)
予期もせぬ ミカン畑の 花見かな(同上)
水軍の 遠き住処や クダコ島(同上・クダカ島/島めぐり49) 63歳
港には 一トン未満の 船ばかり(同上・西中港)
童謡が ミカンの丘に 聞こえ来る(同上・古木)
義経の 鎧掛の松 二代目と(同上・長師)
松までも 義経様に ひれ伏して(同上)
ささやかな 商店街が 大浦に(同上・大浦)
大浦に 大きなクレーン 造船所(同上)
岩礁に 緑の灯標 木の如く(中島汽船旅客フェリー・展望)
道標に 鉄塔ダブル 風景も(同上)
名残惜し 野忽那島の 海岸は(同上)
五百トン 呉へと向う 貨物船(同上)
興居島が 身近な離島 代表に(同上)
四十島 島と言うより 岩礁で(同上)
往来の 船は殆ど 旅客船(同上)
三津浜で 十二時間の 旅終える(同上)
伊予小富士 西の眺めは 海近く(高速船・展望)
釣島の 灯台最古 明治初期(同上)
姉妹船 フェリーじんわと 追い越して(同上)
無人島 中島・横島 航路上(同上)
五日ぶり 眺める海は 暖かく(同上・神浦港)
絵にもなる 赤い桟橋 神浦(同上)
クダコ島 市の史跡でも 立ち入れず(同上・クダコ島)
怒和島は 諸島で広さ 三番目(同上・怒和島)
巨大なる 浮き桟橋が 上怒和に(同上)
中腹の ミカン畑は 段々に(同上)
上怒和を 船は離れて 元怒和に(同上)
愛媛では 最北西地 津和地島(同上・津和地島)
赤ゲート 元怒和港の 桟橋に(同上・元怒和港)
怒和島に 参拝せざる 寺社の名が(同上)
津和地島 初入港は 刺激的(津和地島・津和地港)
南には 周防大島 諸島も(同上/島めぐり50) 63歳
唯一の だんじり祭り 津和地島(同上)
怒和島と 間の流れ 津和地瀬戸(同上)
二子島 夫婦となれぬ 距離間で(高速船・展望)
二キロ先 山口県の 情島(同上)
浜辺なく 近寄り難き 二子島(同上)
窓枠の 島の景色は 絵の如し(同上)
船尾には 白波三つ 沖はるか(同上)
島四国 洋上からの 遥拝を(同上)
江ノ島や 観光客は 日本一(江ノ島・弁天橋)
縁結び 二木のイチョウ 境内に(同上・江島神社)
江ノ島の シーキャンドルは 下に見え(同上・亀ヶ岡)
富士山が 見晴台の 主役なり(同上)
坂道に 宅地密集 島の西(同上)
新興の 江の島大師 旅館跡(同上・最福寺別院)
恋人の 丘で寂しく 鐘鳴らす(同上・恋人の丘)
奥津宮 ベンチに座る 客はなし(同上・奥津宮)
稚児ヶ渕 電柱邪魔な 景勝地(同上・稚児ヶ渕)
富士山の 初雪今日は 見えざりし(同上)
秋の空 ヤシの木二本 入口に(同上・サムエルコッキング苑)
眼下には 不揃いな屋根 木々の中(同上)
長大な 湘南海岸 円弧見る(同上)
慰霊する 海への祈り 像古く(城ヶ島・灯台広場)
何か妙 点灯記念の モニュメント(同上・灯台)
灯台の 側に商店 町並みが(同上)
哀れかな 長津呂崎の 廃屋は(同上・長津呂崎)
正と逆 断層重なる 岩も見え(同上)
西崎の 磯は広々 草も生え(同上)
沖はるか 伊豆大島の シルエット(同上)
四畳半 ヒナダンなどの 名称も(同上/島めぐり51) 63歳
城ヶ島 落雁消えて 海鵜なり(同上)
洞門の 天蓋薄く 危うげに(同上・馬の背洞門)
岩礁で 目を凝らすかな 水溜まり(同上)
洞門の 上歩く馬鹿 さすが見ず(同上)
赤羽根の 沖に釣り船 スパンカー(同上・赤羽根海岸)
灯台に 不協和音の 青い家(同上)
岩礁の 先に半島 屏風絵が(同上・安房崎)
剱崎 海岸景色 目の彼方(同上・第一展望台)
造船所 金属音も 活力に(同上)
釣り人が 海鵜の棲家 占拠して(同上・ウミウ展望台)
展望所 名の付く場所は 見逃さず(同上)
大橋は 赤より白が 調和する(同上・第二展望台)
白秋の 城ヶ島の雨 消えもせず(同上・城ヶ島大橋)
島娘 ウミウの像が 橋の上(同上)
桟橋に 横須賀の街 雪の富士(猿島・桟橋)
島周囲 一・六キロ 整備され(同上・切通)
隧道の 外も隧道 美を競う(同上・隧道)
円形の 砲座の跡が 鮮明に(同上・砲台跡)
昔より 東京湾に 漁船増え(同上・展望)
風流は 洞窟暮らし 友は四季(同上・日蓮洞穴)
海蝕の 小さき洞門 岸に見え(同上・展望)
岩礁に ウミウは姿 同化させ(同上)
船かなと 思えば道標 湾内に(同上)
目に浮かぶ 東京湾の 蜃気楼(同上)
ヨネノ根に 潮流寄せて 白波が(同上)
富士山の 五合目上は 純白に(同上)
西の海 観音崎で 陸途切れ(同上)
発電所 小さな小屋と 煙突が(同上・発電所/島めぐり52) 63歳
砲台の 跡に半地下 弾薬庫(同上・砲台跡)
施設内 屋根裏木組み 手が込んで(同上・管理センター)
雪の富士 終日頭 猿島に(同上・砂鉄の浜)
展望所 亀岩下で 誰を待つ(仁右衛門島・展望所)
対岸に 湯煙も立つ 太海浜(同上・太海浜)
三間取りは 襖外せば 大広間(同上・平野家住宅)
縁側の 踏石質素 箱石で(同上)
庭園に 立入禁止 トラロープ(同上・庭園)
多すぎて ソテツの添え木 痛々し(同上)
鴨川の 家並みが海に 白く映え(同上・展望)
隠れ穴 真しやかな 雰囲気で(同上・頼朝隠れ穴)
磯釣りの 客また多き 離島でも(同上・荒磯)
芭蕉句や 句歌碑が八基 島の中(同上・広場)
ひと家族 八百余年 島に居を(同上・船着場)
懐かしき 渡しは優雅 ろかい舟(同上)
珍しき 回転式の タワー建つ(八景島・タワー)
三角の 水族館が 展望下(同上)
何よりも 遊覧船が 魅力的(同上・クルーズ船)
久里浜の 潮騒の音 子守唄(東海汽船大漁・久里浜港)
すれ違う 船を見るのも 楽しみで(同上・展望)
城ヶ島 左に富士の 嶺白く(同上)
上陸し 龍王神社 初詣(伊豆大島・岡田港)
元日の 港は静か 人を見ず(同上)
門松の 飾りもしない 禅寺も(同上・福聚寺)
灯台が 風早崎の 山頂に(同上・大島灯台)
草分けて 辿る灯台 久しぶり(同上)
灯台は 海の山小屋 安らぐ場(同上)
空港の 寿司弁当は 悪くなし(同上・空港/島めぐり53) 64歳
埠頭では 元旦早々 魚釣り(同上・元町港)
新しき 溶岩島の 姿変え(同上・長根浜公園)
抜け穴は 巨人為朝 配慮せず(同上・為朝の館跡)
ちから石 指を添えたる 穴が見え(同上)
物見台 石段の上 名ばかりに(同上)
鬼夜叉の 墓に神木 怪しげに(同上)
六地蔵 新年なのに 供花もなく(同上・潮音寺)
七福神 毘沙門天は 物静か(同上)
名を残す 間瀬定八の 墓哀れ(同上・金光寺)
初詣 吉谷神社に ぼちぼちと(同上・吉谷神社)
波低く 無数の足跡 砂浜に(同上・弘法浜)
発電所 煙突三本 島支ゆ(同上・大島発電所)
歴史より 博物館は 避難所に(同上・火山博物館)
なだらかな 山は見せない 怒り顔(同上・三原山)
溶岩の 流れは今も 山裾に(同上)
野増地区 小規模ながら 松並木(同上・野増)
初詣 客は神社に 姿なく(同上・大宮神社)
二基も立つ 明神型の 石鳥居(同上)
椎の木の 社叢は都の 記念物(同上)
シイノキの 他にスダジイ タブノキも(同上)
天城山 百名山が 大島に(同上・野増)
大島の 南に利島 式根島(同上)
玉の浜 波に削られ 石丸く(同上)
慈眼寺や 無住の寺も 新年に(同上)
寺の側 廃屋見るも 忍びなく(同上)
伝説の カッパの水は 手付かずに(同上)
信玄の 血筋は残り 大島に(同上/島めぐり54) 64歳
湯の浜の 崖は小刻み 層を成し(同上)
野増地区 大島節の 発祥地(同上)
珍しき 橋中央部 下路トラス(同上・大宮橋)
岩礁に 天城連山 ピーク見る(同上)
七島の 利島・新島 鮮明に(同上)
露天風呂 水着着用 風情なく(同上・元町浜の湯)
元日の 夕陽は沈む 露天風呂(同上)
二日目も 晴天の中 自転車で(同上・元町)
逆さ富士 今日は見えずや 相模湾(同上・三原山)
石鳥居 富士を眺める 位置に立ち(同上)
奇跡的 溶岩社殿 避け落ちて(同上)
山頂は 溶岩原に 枯れススキ(同上)
黒ずんだ 火口の周り 青い海(同上)
火口には 未だ白煙 棚引いて(同上)
三原山 お鉢めぐりが 定番で(同上)
山麓の テキサスコース 異空間(同上)
裏砂漠 昼も暗黒 別世界(同上)
天狗岳 内輪山に 重ね見る(同上)
下山後は 大島温泉 湯に浸かり(同上)
メガネ橋 役割を終え 保存され(同上・中之橋)
特天記 三本だけが 指定され(同上・桜株)
筆島や 島と呼ぶより 立岩で(同上・筆島)
椿の木 垣根低木 高木と(同上・波浮港)
踊り子の 里には洒落た 家々が(同上)
印象が 幸田露伴と 重複す(同上)
五句刻む 井泉水の 若き日を(同上)
時移り 小さな漁港 波浮港(同上)
廊下には 電話ボックス ガラス戸に(同上・旧港屋旅館)
奥座敷 火鉢に御膳 懐かしき(同上)
外窓の すき間の紙が リアル過ぎ(同上)
天然の バームクーヘン 見る地層(同上・地層切断面/島めぐり55) 64歳
道路沿い わき見運転 強いられ(同上)
二日目も 夕陽を眺め 癒されし(同上・長根浜公園)
夕食の 料理九品 ご満悦(同上・旅館大島館)
今日もまた 大室山の 枯野見る(同上・和泉浜)
野田浜の バディーズ・ベル 年の明け(同上)
荒磯の イメージ黒い 溶岩で(同上)
為朝の 強弓浮かぶ 古戦場(同上・乳ヶ崎)
乳ヶ崎 灯台やっと 先に見え(同上)
正月は 金持ちハワイ 我れ都内(同上)
晴れてれば 海に白富士 飛ぶ鳥も(同上・港が見える丘)
苗の平 椿の名所 古木あり(同上)
秋の浜 冬でも浜は 素晴らしく(同上・秋の浜)
心地良い 潮騒の音 秋の浜(同上)
泉津では 椿トンネル 道覆い(同上・泉津)
石垣の 割れ目に椿 泣き別れ(同上)
トンネルの 椿は樹齢 二百年(同上)
遊歩道 海岸線に 六キロが(同上)
群落は 生存競争 結果論(同上)
椿園 都立大島 公園に(同上・椿園)
白枠の 洒落た温室 非公開(同上)
開花時期 椿は長き 冬の友(同上)
しばらくは 花は落ちても 木の側に(同上)
五千本 殆ど自生 ヤブツバキ(同上)
国内で 椿資料館 唯一で(同上)
美を競う 品種の展示 資料館(同上)
早咲きの オオシマザクラ 見送りに(同上・岡田港)
岡田港 出港の空 富士浮かび(同上)
生コン車 両頭船で バックせず(気仙沼大島・フェリー亀山/島めぐり56) 64歳
浮見堂 赤い欄干 鮮やかに(同上)
被害なき 小島は緑 深々と(同上)
山の幸 海へと続き 牡蠣筏(同上)
震災で 亀山リフト 消えたまま(同上・浦の浜)
東北で 人口最多 大島は(同上)
鳴き砂も 津波に泣いて 嘆いたか(同上・十八鳴浜)
亀山の 展望台の 春新た(同上・亀山)
浦の浜 港の眺め 血が通う(同上)
龍の鼻 小島が二つ 目に見え(同上)
リアス式 海岸線が 大島に(同上)
春うらら 大島瀬戸と その入江(同上)
灯台が ポツンと一基 唐島に(同上)
震災の 写真の展示 痛々し(同上)
社殿まで 津波至らず 今も建つ(同上・大島神社)
宮司宅 社務所は被災 改修か(同上)
震災の 被害は微少 諸堂宇は(同上・光明寺)
鐘楼の 長押の彫刻 珍しき(同上)
庭木だけ 春の気配を 肌で知る(同上)
参道で うぐいすだけが お見送り
ヤンマーの 警戒船を 初見する(同上・浦の浜)
飛び回る ウミネコの声 亀山に(同上)
牡蠣筏 気仙沼湾 風物詩(同上・フェリー亀山)
船を追う ウミネコにやる 餌は無し(同上)
橋架かり 大島新たな 時代へと(同上)

