旅の色々その3
海岸と湖沼 短句(俳句・川柳)
海女テラス パールロードに 展望所(鳥羽展望台/海岸と湖沼1) 52歳
菅島が ぽんやり北に 横たわり(同上)
鳥羽の島 伊良湖岬と 架け橋に(朝熊山頂展望台)
今津浜 冬は格別 松並木(琵琶湖今津浜)
津風呂湖で ボートで花見 する客も(津風呂湖)
ひっそりと 余呉湖佇む 琵琶湖北(余呉湖)
余呉湖では 国民宿舎で 安らぎを(同上)
絶景は 賤ヶ岳から 観る琵琶湖(北琵琶湖)
見附島 頭の上に 夏帽子(能登見附島)
くびれても 崩れぬ岩の 意地らしさ(恋路海岸)
引き潮を 弁天島の 神は待つ(同上)
窓岩の 穴の先には 飯田湾(同上)
打ち寄る 波と岩とが ハーモニー(東尋坊)
柱状に 上の建物 調和せず(同上)
土産屋が 東尋坊で 市を成し(同上)
外海に 岩礁二重に 跳ね出して(同上)
雄島にも 小さな節理 姿見せ(同上)
木々伸びて 屏風の壁は 後ずさり(同上)
絶妙な 角度で松は 岩の上(同上)
夏の崖 観光客が 目白押し(同上)
礫岩の 海蝕アーチ 呼鳥門(呼鳥門/海岸と湖沼2) 54歳
呼鳥門 注目されぬ 謎の句碑(同上)
窓岩も 海蝕アーチ ミニ版で(同上)
絶壁は 鳥糞岩と 称されて(同上)
秋の空 柴山潟に 湯の煙り(柴山潟)
巌門に 春の夕陽が 鮮やかに(能登金剛)
槍の刃か 鷹の巣岩の 三角は(同上)
基盤島 名前あるだけ 無視されず(同上)
雨晴 線路に女岩 春の海(雨晴海岸)
有磯海 最近見られぬ 浜千鳥(同上)
女岩でも 男岩でもない 島も見え(同上)
幻の マス釣り舟が 木崎湖に(木崎湖)
中綱湖 仁科三湖で 最小で(中綱湖)
野尻湖に ナウマンゾウを 重ね見る(野尻湖)
唯一の 浜名湖の島 礫島が(浜名湖)
湖は ヨット遊びが 理想的(同上)
絵空事 夏の浜名湖 舟遊び(同上)
宿出れば 祭り囃子 舘山寺(同上)
西の湖の 稲は懐かし 天日干し(琵琶湖水郷めぐり)
落雁や 落ち行く先は 琵琶湖かな(同上)
秋雲に 余呉湖の柳 たわやかに(余呉湖)
手を合わす 琵琶湖に浮かぶ 竹生島(琵琶湖木之本)
岩礁に 船で上陸 釣り人が(深浦海岸)
太平湖 遊覧船が 頼み綱(太平湖)
ゴンドラに 大尻沼の ひょうたんが(大尻沼/海岸と湖沼3) 56歳
登山後は 丸沼散策 温泉も(丸沼)
八甲田 火事と見まごう 草紅葉(蔦沼)
チゴキ崎 灯台までは 距離を置き(八森岩館)
岩礁に 耕作放棄 畑跡(同上)
紅葉の 部分切り抜き 湖に(太平湖)
南東に 森吉山が 出演し(同上)
谷や峡 入り込む姿 様々に(同上)
常緑樹 秋の深山 違和感が(同上)
幽玄な 風景続く 谷の奥(同上)
時を経て 湖岸に低き 断崖が(同上)
姉妹船 森吉丸が 賑やかに(同上)
珍しき 太平湖の名 企業名(同上)
真澄見ぬ 森吉ダムの 紅葉美(同上)
紛らわし 種市・種差 県境に(種市海浜公園)
ウニを獲る 小船数艘 岩礁に(同上)
白浜は 白砂青松 百選に(種差海岸)
砂浜で シジミの命 頂戴す(同上)
大須賀は 日本の渚 百選に(同上)
穏やかな 磯に漁師の 微笑が(同上)
青松は 淀の松原 該当し(同上)
葦毛崎 戦跡哀し 展望所(同上)
横たわる 馬放島は 無人島(松島多聞山)
意地を張る 松の緑に 紅葉添う(同上)
塩釜の 眺めに多少 違和感も(同上)
発電所 野暮な煙突 何処へやら(同上)
松原に 真っ赤に浮かぶ 紅葉かな(松島双観山/海岸と湖沼4) 56歳
軽はずむ 風雅の旅は 松島に(同上)
松島や 松の梢に 秋の風(同上)
紅葉に 茶屋まで染まり 息を飲む(同上)
松島の 美観凝縮 四大観(松島扇谷)
島々の 秋を分け行く 白い船(同上)
湾北の 松島一望 富山で(松島富山)
松島は 二百六十 名がありと(同上)
カラス二羽 野蒜海岸 貝あさり(野蒜海岸)
外海に 広がる島々 逞しき(嵯峨渓)
白岩に 数羽の海鵜 小休止(同上)
岩削る 波は静かに 嵯峨渓に(同上)
離縁状 女島の上の 松に見る(同上)
絶景は 凌雲崖の 岩壁で(同上)
崖の上 松と紅葉 混在し(同上)
象の鼻 水飲む姿 そうかなと(同上)
最強の ハンター名乗る みさご島(同上)
日本地図 オオクニヌシが 陸奥にまで(同上)
嵯峨渓の 奇岩怪石 神業か(同上)
風紋が 凝灰岩の 白肌に(同上)
本当に アシカに酷似 アシカ岩(同上)
天狗岩 天狗の相撲 見逃して(同上)
鳩洞に ハトは見られず カモメ飛ぶ(同上)
洞門の 先には未知の 世界観(同上)
萱野崎 沖に波島 灯台が(同上)
荒波や 岩に砕けて 白く飛ぶ(同士)
めがね島 洞門一つ 虫めがね(同上/海岸と湖沼5) 56歳
木の有無が 島と岩との 分岐点(同士)
岩の木や チビ太の頭 見るようで(同士)
島の名は 花魁道中 想起さす(同士)
森の尾根 紅葉の帯 道遥か(松島大高森)
箱庭の 松島湾が 壮観に(同士)
弓形の 野蒜海岸 島分かち(同士)
名月や 日本第一 松島よ(同上)
暮れて行く 大高森に 秋の月(同士)
宿もなく 秋は哀しき 宮戸島(同上)
野蒜から 感謝を言葉 嵯峨渓に(野蒜海岸)
金華山 秋の夕暮れ 波もなく(金華山)
隆起した 山頂美し 円錐で(同上)
仁王崎 沖を泳ぐか 金華サバ(同上)
高台の ホテルで夕日 見送らん(牡鹿半島)
名月に 波音白し 金華山(同上)
網地島は 知る人あれど まだ未踏(同上)
寂しさは 見送りカモメ 見ぬ港(同上)
荒海や 一写一眼 今日の果て(同上)
今もなお 崖の一部は 黄金色(金華山)
対岸に 昨夜のホテル ニューさか井(同上)
数百羽 帰りはカモメ お見送り(同上)
金華山 千人沢は イルカショー(同上)
海の青 足摺岬 春らしき(足摺岬/海岸と湖沼6) 57歳
フェリーから 松島見ても ピーンと来ず(仙台湾)
神島を フェリーは通過 名古屋へと(伊勢湾)
諏訪湖には 相思相愛 霧ヶ峰(諏訪湖)
奈良田ダム 百名山の 寄り道に(奈良田湖)
弥富港 行儀正しき 桟橋が(弥富港)
鳥羽湾で 菅島大山 群を抜き(鳥羽湾)
注目は 水族館が 第一で 鳥羽城跡で 眺め見るかな(鳥羽湾)
二見浦 様子気になる 大晦日(二見浦)
女岩 年々小さく 波の上(同上)
漁火が 恋しく思う 二見浦(同上)
比良山地 琵琶湖で拝む 雪景色(琵琶湖)
桜島 手前に本物 沖小島(錦江湾)
船上に 長﨑鼻と 薩摩富士(屋久島航路)
屋久島に 鏡のような 春の海(同上)
デイゴ咲く 奄美を越えて 屋久島に(屋久島安房)
明日登る 宮之浦岳 顔見せず(同上)
佐多岬 最南端を 洋上で(屋久島航路)
根占には 最南端の 道の駅(同上)
桜島 三日過ぎたら 別の顔(同上)
里桜 茅の氷室に 色を添え(玉泉湖)
水芭蕉 思わぬ時期と 場所で見る(同上)
富山湾 生地は黒部 扇状地(富山湾)
トビの飛ぶ 港珍し 初夏の空(同上)
義経も 君戻し岩 目を向けて(笹川流れ)
笑みもれる 笹川流れ ニタリ岩(同上/海岸と湖沼7) 57歳
雄獅子岩 タテガミの松 一本に(同上)
眼鏡岩 絶景スポット 海蝕が(同上)
日本海 潮吹岩は 初めてで(同上)
屏風岩 ちょっと短く また低く(同上)
粟島と 絵になる景色 飛ぶカモメ(同上)
橋架かる 小島は雄島 以外にも(越前松島)
赤い橋 雄島の神と 架け橋に(同上)
雄島西 柱状節理 海中へ(同上)
松やグミ 鉾島崖に 根付くかな(越前海岸)
荒波は 不動明王 手の内に(同上)
有峰湖 有料林道 四ヶ所も(有峰湖)
象潟は 我がふるさとの 母の海(象潟海岸)
雄物川 河口の風車 景色変え(雄物川河口)
秋の空 臨海工場 白煙り(土崎向浜)
阿字ヶ浦 小さな漁港 秋の絵に(磯崎漁港)
大洗 知名度よりも 波高く(大洗サンビーチ)
俺の眼と 写真は違う 秋の海(九十九里浜)
四十年 九十九里浜 経て南下(同上)
空を飛ぶ 人羨まし 秋の風(同上)
波乗りに 相応しき海 一宮(同上)
窓ぶちに 津軽富士見湖 草紅葉(津軽富士見湖)
湯ノ島は 浅虫温泉 シンボルで(浅虫海岸)
鴎島 今は白鳥 島に来て(同上)
最果ての 地蔵見守る 寒立馬(尻屋崎)
尻屋崎 寒立馬には 辛い雪(同上/海岸と湖沼8) 58歳
薄らと 北海道の 恵山見え(同上)
四月でも 湖上は雪の 宝仙湖(玉川ダム)
客はゼロ 芦野公園 貸ボート(芦野湖)
湖上には 千五百本 桜咲き(同上)
中世の 湊の遺構 国史跡(十三湖)
鎧岩 カモメ気に入り 飛び立たず(千畳敷海岸)
岩質は 中新世の グリーンタフ(同上)
釣り人と 思えばウミウ 岩の上(同上)
秋扇湖 水没林は 見当たらず(鎧畑ダム)
藍色の 湖面珍し 宝仙湖(玉川ダム)
フェリーから 観瀾山を 逆に見る(陸奥湾)
芦野湖は 浮橋の上 吊橋も(芦野湖)
支笏湖の スワンボートは 梅雨休み(支笏湖)
晴れてれば 湖面の上に 恵庭岳(同上)
ペシ岬 夕暮れ眺め 一会なり(利尻島)
中島は 大小四島 総称で(洞爺湖)
大島の 三角錐は 洞爺富士(同上)
湖上には 三重塔 赤色に(同上)
波も無く 饅頭島に 岩見えず(同上)
中島の 昭和新山 別景色(同上)
大島に 博物館の 建物が(同上)
振り向けば 大島だけに 光明が(同上)
有珠山は 温泉街の 守る神(同上)
気に入りし 景色はいつも 宝物(千畳敷海岸)
かぶと岩 カモメの糞が 暑苦し(同上)
新しき 道路が夏の 景色変え(深浦北金沢)
五能線 潮風を浴び 涼しげに(同上)
デッキから 眺めイマイチ チャラツナイ(地球岬/海岸と湖沼9) 60歳
駒ヶ岳 大沼よりも 噴火湾(同上)
ダム湖には 乗船したい 巡視船(東大雪湖)
鳥瞰図 眺めてダムを 見た気分(同上)
八月の 浜辺寂しく ひと家族(出来島海岸)
つがる市は 七里長浜 手に余す(七里長浜)
段丘に 哀れなほどに ゴミ流れ(同上)
氷河期の 埋没林が 砂浜に(同上)
見渡せば 白神山地 海の上(同上)
砂浜に ハマボウフウの 咲くを見る(同上)
可愛げな モウセンゴケの 白い花(同上)
昔なら ニッコウキスゲ 咲き乱れ(同上)
浜辺から 小泊岬 良く見えて(同上)
釣り人と テトラポットに 違和感が(同上)
松苗木 ハマカンゾウが 慎ましく(同上)
小泊の 風力発電 野暮に見え(同上)
防波堤 釣り人たちの 憩いの場(同上)
海の家 存続願う 時代へと(同上)
座礁した 船のスクリュー モニュメント(同上)
無造作に テトラポットが 砂浜に(同上)
摩周湖の カムイシュ島 姥の神(摩周湖)
透明度 日本一維持 摩周湖は(同上)
近頃は 霧の摩周湖 希少価値(同上)
展望が 変わり崩れた 岩肌が(同上)
神秘さは 立入りできぬ 景観に(同上)
渡るより 浮島橋は 観ていたき(大沼)
小沼なら 日暮山で 観るが佳し(小沼)
思うたび 恋しさつのる 尾瀬の夏(尾瀬沼)
赤とんぼ 仲睦ましく 沼の上(同上/海岸と湖沼10) 60歳
木道は テープの声で こんにちは(同上)
干満差 有明海が 日本一(有明海)
殆どの 船は陸地で 潮を待つ(同上)
島々は 三段腹に 干上がりし(同上)
登山後の 雲仙岳は 船の上(島原湾)
湾南 天草諸島 未知の海(同上)
エビせんに 飛び来るカモメ 慣れたもの(同上)
貨物船 昔を乗せて 並走す(瀬戸内海)
淡路島 大阪マーチス 塔聳え(同上)
久々に 寒風山の 雪を見る(秋田沖)
秋田港 明日は敦賀を 九州に(同上)
セリオンを デッキで眺め また西へ(同上)
飛島の 平らな盆に 盆栽も(酒田沖)
佐渡島 沈む夕陽は 日本一(佐渡沖)
誤解する 羽合温泉 平仮名は(東郷池)
池の名は 周囲十二キロ 広過ぎよ(同上)
雨の日の 登山は奇なり 駒ヶ岳(芦ノ湖)
湖畔には 箱根神社の 赤鳥居(同上)
元箱根 港に傘の 人の帯(同上)
次回には 海賊船の 客たらん(同上)
若き日の 旅の原点 関所跡(同上)
三春ダム 優美な橋に 咲く桜(さくら湖)
小浜湾 蘇洞門めぐりの 春の船(小浜湾蘇洞門)
松ヶ崎 松は寂しく 岩の上(同上)
地獄門 番人おらず 素通りを(同上)
鎌の腰 鎌の柄に似た 奇岩なり(同上)
春の海 釣り人二人 岩の上(同上)
名前無き 岩には節理 俵石(同上)
名を聞けば 夫婦亀岩 それらしく(同上/海岸と湖沼11) 60歳
蘇洞門うち 階段見えて 尻すぼみ(同上)
蘇洞門では 船は停泊 上陸す(同上)
洞門の 蘇洞門奇妙な 造形で(同上)
春なのに 吹雪の滝の 名は寒し(同上)
乗客の 二十五人が 被写体に(同上)
一人船 漁師の姿 マスペース(同上)
岩の上 一本松が 逞しく(同上)
帰路の船 大飯原発 怪しげに(同上)
小浜湾 日本の渚 百選に(同上)
五十分 国の名勝 船上で(同上)
真珠浜 眼下に望む 景勝地(小浜湾展望所)
青井崎 ミニ駐車場 良き場所に(同上)
有意義な 蘇洞門めぐりの コース追う(同上)
小浜湾 行き交う漁船 波を立て(同上)
青葉山 富士山よりも 鋭角に(同上)
見送りは ウミウが一羽 堤防に(小浜湾青戸)
無印の 五階建てビル 海岸に(同上)
大橋に 負けじと聳ゆ 若狭富士(同上)
湾内に 半島小島 数多見る(同上)
汽水湖と 見紛う景色 小浜湾(同上)
松ヶ崎 蘇洞門方面 船行かず(同上)
湾内は 赤礁崎が 景勝で(同上)
海上の 大飯原発 無防備で(同上)
原発が 大島半島 町おこし(同上)
ログハウス 合掌集落 見る如し(同上)
蒼島は 弁天祀る 聖域で(同上)
おいでよと 空高らかに 啼く雲雀(同上)
道の駅 うみんぴあ大飯 賑やかに(同上)
蒼島に 小さな洞門 見えもして(同上)
午前午後 遊覧船を ハシゴして(同上)
のどかかな 湖岸の丘の 別荘地(東条湖)
湖岸には 洞窟二つ 謎を秘め(同上/海岸と湖沼12) 60歳
杉津沖 鉢伏山を まじまじと(杉津沖)
逆に見る 越前岬 展望所(越前岬沖)
灯台が 見えて嬉しき 海の沖(越前海岸沖)
佐渡島 夕日に消えて 新潟へ(新潟沖)
九頭竜湖 四十六年 水を貯め(九頭竜湖)
展示室 管理事務所に 一階に(同上)
湖面には 屋形の筏 風流に(同上)
ダム下で 堤体見ると 壮大で(同上)
注水の 点検通路 ガラス張り(同上)
桟橋に ジェットクルーズ 四艘も(三方五湖)
浦見川 アオサギ一羽 岸に立ち(同上)
乗客が 意外と多し 夏雨の中(同上)
サルスベリ 雨に濡れたら 猿は去る(同上)
枡形は 運河開削 功労碑(同上)
三方五湖 寄り添う湖 比類なき(同上)
乗り終えた スーパーコメット また船出(同上)
浦見川 橋で眺める 景色良く(同上)
遠く見る 常神岬 五湖の果て(常神半島)
常神の 漁港は粋な 宿多く(同上)
破風崎の ひとやすみの像 暑そうに(同上)
明神の 御神島は 無人島(同上)
世久見湾 半島手前に 鳥辺島が(同上)
俯瞰する 神子漁港に 船数多(同上)
水月湖 七万年の 縞残す(水月湖)
二階建て 船の眺めは 気分良く(同上)
東屋の 横に水門 ひっそりと(同上)
温泉は 日本の秘湯 守る宿(同上)
菅湖へと レイククルーズ コース変え(菅湖)
野鳥保護 樹林の中に とまり木が(同上/海岸と湖沼13) 60歳
最後まで 一階の席 客を見ず(水月湖)
断崖の 先の雄島も 節理あり(東尋坊)
引き潮の 東尋坊に 肩すかし(同上)
砂浜が 加佐ノ岬へ 弓形に(加賀海岸)
県境は テトラポットに 景色変え(同上)
予期もせぬ ハマベマギクが 砂浜に(同上)
自転車で 加賀海岸の 遊歩道(同上)
浜名湖の 名月訪ね 三ヶ日に(浜名湖)
富士山は 機嫌が悪く 裾隠す(本栖湖)
本栖湖を 手鏡とする 竜ヶ岳(同上)
精進湖 石碑の前が 正面か(精進湖)
西湖での クニマス発見 奇跡的(西湖)
千五百 超える山々 続々と(同上)
河口湖 観光開発 最初とか(河口湖)
小島には 六角堂の メモリアル(同上)
富士五湖の 名山縦走 秋の夢(同上)
橋の上 天上山に 童話見る(同上)
河口湖 余分と思う 大橋は(同上)
如何かと 明神山で 観る富士は(山中湖)
湖が 山中湖村 支えたり(同上)
山中湖 日本の渚 百選で(同上)
有名な 高級ホテル 高台に(同上)
貸しボート 十七軒も 店構え(同上)
秋の風 湖畔の宿に 森陰に(同上/海岸と湖沼14) 60歳
湖畔では ガストの店舗 胸を張り(同上)
山中湖 定住とする 白鳥も(同上)
鯉の群れ 仲間外れか 錦鯉(同上)
芦ノ湖は 海賊船が 魅力的(芦ノ湖)
吊橋の 主塔が高く 三保ダムに(丹沢湖)
上流の ユーシン渓谷 またいつか(同上)
宗箇山 広島湾に 風流を(広島湾)
大晦日 広島港を 安芸富士に(同上)
宇品島 プリンスホテル 島の主(同上)
三原瀬戸 大久野島と 阿波島が(エデンの海)
美保関 ニアンス変えた 男女岩(美保関)
地蔵崎 今日は見えない 隠岐諸島(同上)
西ノ島 大橋架かり 島密に(鬼舞展望所)
カズラ島 散骨島の 名で知られ(中ノ島)
池の側 大師の知らぬ 小島見る(満濃池)
自転車で 満濃池の 九キロを(同上)
粟島は いつも見るだけ 知らぬまま(笹川流れ)
船で見た 奇岩景観 形変え(同上)
鉄兜 蓬莱山に 似つかわし(同上)
クロマツや 二・五キロ 五万本(慶野松原)
珍しき 根上がりの松 生え残り(同上)
松原は 万葉集の 歌枕(同上)
砂浜は 海水浴場 百選に(同上)
瓦置き 変らぬ愛を 誓う場も(同上)
渦の道 日本の道の 百選に(鳴門海峡)
橋の下 鳴門海峡 ガラス張り(同上)
岩盤に 古き橋脚 渦の道(同上/海岸と湖沼15) 61歳
初めての 渦潮足下 違和感が(同上)
渦潮は 世界最大 規模と言う(同上)
秋雲に 大鳴門橋 届くほど(同上)
別子ダム 岸の紅葉 鮮やかに(別子ダム)
宿毛湾 一泊一会 大島に(宿毛湾)
逆打ちの 途中に美観 竜串に(竜串海岸)
あら不思議 竜の波かえし 文様は(見残し海岸)
直線に 大竹小竹 伏せる岩(同上)
ユニークな 鯨のひるね 海の瀬に(同上)
夫婦岩 蜂の巣状の 岩肌で(同上)
軍艦の 名のある小島 岩礁に(同上)
山青く 下蒲刈島 西の海(であいの岬)
山禿げて 上蒲刈島 東へと(同上)
一キロに 三千本の クロマツ(津田の松原)
血ノ池に 落ちてポチャンと 冥土行き(室戸岬)
岩礁は 斑レイ岩の 奇岩なり(同上)
菊ヶ浜 眺め美し 指月山(菊ヶ浜)
高台に タイドプールの 潮だまり(出雲日御碕)
断崖に オープンデッキ 展望所(同上)
漁港には テトラポットが 惜しみなく(同上)
鳥居見て 八戸蕪島 重複す(同上)
手付かずの 自然景観 大都市に(遠見ヶ鼻)
海底が 地表に隆起 オレンジに(同上)
遥か先 灯台見落とし 肩落とす(同上)
春の海 オレンジ色の 貨物船(玄海灘)
加部島の 放牧場に 古墳見る(同上/海岸と湖沼16) 61歳
五月でも 南紀白浜 遠い道(白浜海岸)
円月に 沖の灯台 入り込む(同上)
名勝に テトラポットは センスなし(同上)
砂浜に 奇岩怪石 背を合わせ(同上)
寝てみたい 千畳敷の 夏の岩(同上)
予期もせぬ エレベーターで 洞窟に(同上)
富田には 洗濯板の 岩が見え(同上)
白浜も 富田辺りは 黒味おび(同上)
日置まで 白浜町の 海岸美(椿海岸)
椿沖 名も無き小島 数多見る(同上)
すさみ町 海水浴場 ささやかに(里野海岸)
磯遊び 串本地区は 双島と(串本)
立つ奇岩 橋杭岩の 以外にも(同上)
九龍島 小さな灯台 可愛げに(同上)
池の上 松山道の 橋架かり(小松大谷池)
ゴムボート エンジン音を 響かせて(同上)
サンマリン ブリッジ主塔 傾いて(浜名湖)
夏の雲 新幹線と 浜名湖に(同上)
浜名湖の 干潟に妙な 景観が(同上)
英虞湾の 夕陽美し 合歓の里(御座白浜海岸)
春去りて また夏来る 海辺かな(同上)
様々な 恋思い出す 夏の海(象潟海岸)
象潟や 楽しき野営 鶴の舞(同上)
松林 キャンプの灯り ほのぼのと(同上)
女鹿番所 庄内藩は 明らかに(三崎公園)
遊歩道 旧道逸れた 海岸に(同上)
待望の 九十九島の 雪景色(象潟海岸)
ねむの丘 展望室は マイルーム(同上)
冬の時期 鳥海山は ほぼ休み(同上/海岸と湖沼17) 62歳
海も空 冬の象潟 鉛色(同上)
金浦の 寒鱈まつり 先細り(金浦港)
冬の海 元気一杯 飛ぶ鷗(同上)
小島でも 上野島の 名は広し(中禅寺湖)
春の空 中禅寺湖の 赤鳥居(同上)
山三座 登り嬉しき 日光で(同上)
取り囲む 中禅寺湖の 山美観(同上)
大沼の沼 俯瞰一番 黒檜山(赤城山大沼)
赤城山 縦走登山 理想的(同上)
大沼の沼 周囲四キロ カルデラ湖(同上)
絶景は 覚満淵と 駒ヶ岳(赤城山覚満淵)
木道の 紆余曲折が 面白く(同上)
年二日 津嶋神社 開帳と(三野津湾)
亀笠島 大師ゆかりの 無人島(同上)
御神体 白龍石は 三ツ石で(白石ノ鼻)
亀石は 奇異に重なる 花崗岩(同上)
松山に 名所旧跡 無印も(同上)
手首岩 奇岩は未だ 湾内に(宇和島湾)
廃屋の 食堂哀しき 景勝地(同上)
干潮の 河口は哀れ 船陸に(志島ヶ原)
菅公の 衣干岩 今治に(同上)
人ひとり 砂浜歩く 秋の海(同上)
女子鼻 鼻が十七 佐田岬(佐田岬半島)
波止浜に 文人墨客 足跡を(波止浜)
海峡の 大角鼻に 秋の風(大角鼻)
柿之浦 養殖のブイ 湾を埋め(宇和島柿之浦)
半島が 市と町とで 真っ二つ(由良半島/海岸と湖沼18) 62歳
人の住む 小島暮らし 如何かと(来島海峡)
横たわる 津島は海峡 一の島(同上)
火内鼻 城跡は今 灯台に(同上)
道の駅 たもみずの前 桜島(錦江湾)
最近の 桜島には 煙り見ず(同上)
湖面には 流木数多 岸埋め(大隅湖)
臼碆の 黒潮の渦 岩砕く(松尾海岸)
遍路道 松尾海岸 外せない(同上)
興居島の 小富士の美観 三津浜に(三津浜)
小春日に ひっきりなしの 定期船(同上)
梅津寺 駅の目の前 砂浜が(梅津寺海岸)
神峯 眼下の安田 銀の海(土佐湾)
寅さんが 北条鹿島 マジの旅(北条鹿島)
伊予二見 玉理と寒戸 夫婦岩(伊予二見)
松林 三千本の クロマツと(津田の松原)
日本の 白砂青松 百選に(同上)
奇形樹や 根上がりの松 探し見る(同上)
老松の 多くは添え木 松葉づえ(同上)
冬期間 売店休み 寂しさも(同上)
願い橋 擬宝珠を撫でて 叶え橋(同上)
伊予双海 海岸線は 快走路(双海海岸)
春遍路 五色ノ浜に 御来光(五色ノ浜)
露岩には 放散虫の チャート見え(同上)
春の海 七千万年 前のまま(同上)
才角が サニーロードの スタート地(足摺サニーロード)
三度目の 四国巡礼 叶崎(同上)
今年また 求道の旅が 四国路に(同上)
砂岩層 見事な自然 造形美(見残し海岸)
竜串の 最高作は 屏風岩(同上)
臼碆は 釣りバカ日誌 ロケ地とか(松尾海岸) 63歳
出羽二見 夫婦の岩が 吹浦にも(吹浦海岸)
飛島の 距離間吹浦 遠くなり(同上)
三崎山 芭蕉の姿 遠くなり(同上)
砂浜の 車輪の跡が 痛々し(同上)
金浦で 海岸沿いを 仁賀保へと(由利海岸)
国史跡 波除石垣 江戸期築(同上)
桟橋の 杭のみ池に 残されて(志賀高原丸池)
シラカバが 池畔の苔が 魅力的(同上)
木道の 先にひょうたん 池が見え(志賀高原ひょうたん池)
池の木々 自ら映し うっとりと(同上)
池の上 ターザンロープ 飛ぶ女性(大座法師池)
白鳥が 定番となる 貸ボート(同上)
池の名は だいだらぼっち 大男(同上)
象潟に 建物だけの 海の家(象潟海岸)
道の駅 象潟だけが 客が寄る(同上)
ススキの穂 漂着ごみと 相和せず(同上)
アパートは 野比海岸の 一部でも(野比海岸)
根府川は 磯釣り客が 岸を埋め(片野海岸)
真鶴で 眺める初島 幅広し(三ツ石海岸)
真鶴は 白砂青松 百選に(同上)
三ツ石は 見る場所により 夫婦岩(同上)
岩戸山 熱海富士とは 称されず(同上)
断崖に レトロなホテル ニューアカオ(錦ヶ浦自然郷)
湖畔には 景観壊す マンションが(一碧湖)
珍しき スワンボートは ピンク色(同上)
伊豆下田 テングサ産地 白浜は(白浜大浜)
外海へ 手漕ぎボート 無謀では(胴網海岸)
油壷 ヨットがずらり 港埋め(油壷ヨットハーバー)
剱崎 浦賀水道 南端に(三浦海岸)
煙突が 火力発電 シンボルに(観音崎)
シルト岩 波状を帯びた 岩礁に(同上/海岸と湖沼20) 64歳
洞窟の オトタチバナヒメ 観音に(同上)
横須賀に 第三海堡 砲跡が(同上)
荒磯に 浮かぶ姿は えびす様(同上)
西ヶ崎 浦賀水道 東岸に(安房勝山)
平砂浦 伊豆大島が 近く見え(平砂浦)
伊戸漁港 食堂だいぼ 格安で(同上)
道の駅 四キロ毎に 三ヶ所も(野島埼)
平磯は 百畳敷と 称すべき(千倉海岸)
三崎層 千万年の 時空超え(浜諸磯)
岩肌の 互層の模様 自然の画(同上)
人の手の 及ばぬ美観 海岸に(同上)
入江では ヨット一艘 帆を上げる(同上)
潮だまり カニや小魚 目の保養(同上)
相模湾 隔てた空に 雪の富士(同上)
荒崎の 岩の上にも 富士が見え(荒崎海岸)
一人でも 幸せ感ず 海岸美(同上)
評価する 文人墨客 見当たらず(同上)
武山と 砲台山が 荒崎に(同上)
入江らは ミニ峡谷の 景観も(同上)
海の波 風と地震に 左右され(同上)
珍しや 左右に続く 洞門は(同上)
松と岩 弁天島に 傑作を(同上)
平坦な 景色が三崎 城ヶ島(同上)
打寄せる 波も孤独な 旅人で(同上)
珍しき ヨットの横に ヘリコプター(同上)
巨大なる 野比海岸の おんべ焼き(野比海岸)
正月に 空のタンカー 中東へ(東京湾)
鹿野山 トラ騒動で 名を馳せて(同上)
富津沖 海堡横にに 雪の富士(富津岬)
長い砂嘴 富津岬は 滑走路(同上)
中の島 展望台も 良き眺め(同上/海岸と湖沼21) 65歳
銀の道 東京湾と大池に(同上)
市原に 高滝湖なる 新名所(高滝湖)
かげろうは 水上彫刻 モニュメント(同上)
鴨川に 白砂青松 百選が(鴨川海岸)
海岸に 冬のサーファー 黒ずくめ(同上)
洞窟に 縄文人の 夢を見る(守谷海岸)
白鳥居 鵜原海岸 理想郷(鵜原海岸)
那智に無き 展望台が 勝浦に(同上)
洞門が 気にもされずに 岸壁に(同上)
イワシ漁 生簀の跡が 海岸に(同上)
生簀跡 さながら思う 野天風呂(同上)
断崖に 時代を刻む 縞模様(同上)
岩礁の 先に勝浦 港湾が(同上)
海中の 窓面白き 小判型(勝浦海中展望塔)
よりリアル 展望塔の 海散歩(同上)
貸しボート 三宝寺池 無縁なり(三宝寺池)
池畔には 鄙びた茶店 冬の日に(同上)
住宅地 奇岩怪石 取り囲み(海外海岸)
道路際 スランプ構造 目の当り(同上)
スランプは 背斜向斜 褶曲に(同上)
冬の海 さすがに波の 銀世界(稲毛海岸)
幕張の 海岸線も 波高く(同上)
加茂の海 水族館は 岩礁に(加茂海岸)
五十キロ 雪の鳥海 加茂に来る(同上)
荒海や 松の梢に 波しぶき(西目海岸)
これほとに 荒れる西目は 珍しき(同上)
逞しき 松数本が 断崖に(久慈海岸/海岸と湖沼22) 65歳
近寄れぬ 侍浜は 五キロほど(同上)
白波の 岩の合い間に 草紅葉(同上)
玉ノ脇 小さな漁港 久慈湾に(同上)
岩と松 つりがね洞は 盆栽で(小袖海岸)
牛島が 久慈湾北で 寝そべりて(同上)
小袖とは 海女に相応し 名に聞こえ(同上)
鵜ノ巣だけ 海岸線に 白い波(鵜ノ巣断崖)
熊ノ鼻 断崖の北 小本港(熊ノ鼻)
松島が 茂師海岸の 展望に(茂師海岸)
モシ竜の 化石が日本 一号で(同上)
野島見る 船越湾の 吉里吉里に(船越湾)
半島の 最南端に 御崎岬(唐桑半島)
津波跡 立ち枯れ木に 偲ばれる(同上)
児置島 岩礁浮かぶ 三ヶ所が(同上)
御崎岬 八隻曳の 岩盤が(同上)
陽沼では イザナギノミコ 国を産み(同上)
陰沼では イザナミノミコ 黄泉造り(同上)
くぐい崎 御崎漁港の 奥に見え(同上)
半造は 漁業繁盛 海の幸(同上)
トド岩は 今はウミウが 棲家とし(同上)
室根山 存在感は 唐桑へ(同上)
半島の 遊覧船は 夢と消え(同上)
半造と 巨釜・折石 三名所(同上)
枯れちて行く 物は哀しき 風景で(同上)
水取場 湧水ありし 海中に(同上)
折石は 津波で折れて 名を今に(同上)
巨釜は 知名度低き 絶景で(同上)
荒谷前 海岸美観 帰路の道(同上/海岸と湖沼23) 65歳
広田湾 漁港はすべて 新しく(同上)
象潟の 夕日を二分 春の雲(象潟海岸)
日本一 見慣れて夕日 象潟で(同上)
松島の 馬ノ背奇観 五大観(松島)
馬ノ背の そばの子馬も また奇観(同上)
内裡島 貝塚ありき 無人島(同上)
人知れず 萱野ヶ崎は 美観なり(同上)
松島や 孤舟が浮かぶ 春の宴(同上)
池の上 鳥海山は 未だ雪(栗山池)
鴨数羽 池に波紋の 絵を描く(同上)
道路際 一本松が 岩の上(寒川海岸)
岩礁に コンクリ護岸 センスなし(笹川流れ)
勇ましき 八重垣姫は 架空とか(諏訪湖)
湖畔でも 温泉街は 情緒うす(同上)
人造の 弁天島が ささやかに(松原湖)
湖畔には 野ざらしの鐘 音絶えず(同上)
また小島 白山宮の 小社建つ(同上)
スイセンが 湖畔に変化 もたらして(同上)
美笹湖に 漂う景観 廃墟感(美笹湖)
白砂に 黄茶の岩礁 調和して(笹川流れ)
鮮やかな 深紅のツツジ 鹿の池(富士見高原鹿の池)
バブル期の 池の賑わい 知らぬ空(同上)
白樺湖 百名山が 二座お供(白樺湖)
高原の お嬢さんたち 遠い春(同上)
女神湖の キャンプ諦め 湯の宿に(女神湖)
十五夜や 諏訪の湖面に 見る夢路(諏訪湖)
貸しボート 一・四キロ 池めぐり(白駒の池)
美しさ 白駒の池 比類なき(同上/海岸と湖沼24) 65歳
美鈴湖に 釣り客用の 桟橋が(美鈴湖)
辛うじて 赤いツツジを 池に見る(駒出池)
二千張 池の周りは キャンプ場(同上)
鏡池 戸隠山の 手鏡か(鏡池)
ため池に 四季折々の メリハリが(同上)
松原湖 長湖は沼を 見る如し(長湖)
ヘラブナの 釣り客個々の 桟橋に(八千穂レイク)
あらふね湖 シンボル的な 物見山(あらふね湖)
海岸美 知名度よりも 真景に(笹川流れ)
粟島が 笹川流れ 景観に(同上)
今川の 海水浴場 キャンパーが(同上)
天を突く 蓬莱山に 夏の雲(同上)
岩礁に 浮かぶ漁船に 浮き輪見る(同上)
鼠ヶ関 義経伝説 去来する(鼠ヶ関弁天島)
珍しき ウミウ一羽が 岩の上(象潟海岸)
行く夏や テント暮らしに 明け暮れて(同上)
ダム渡る しあわせ橋は 吊り橋で(八塩ダム)
遠泳や 意識は朧 波の音(西目海水浴場)
江戸期築 波除石に 風車立ち(由利海岸)
鴨一羽 鏡ヶ池で 湯浴みして(岳温泉鏡ヶ池)
水門の 尖がり屋根が ユニークに(岳温泉緑ヶ池)
砂浜に 流木積もる 秋の海(象潟海岸)
暮れる秋 海紅の 艶やかさ(同上)
ジュウジュウと 夕陽が沈む 飛島に(同上)
強き風 雲もかかりて 沼は荒れ(雄国沼)
沼の岸 寸断もなき 草紅葉(同上)
紅葉は 沼周辺の 山々に(同上)
日本一 ニッコウキスゲ いつの日か(同上)
檜原湖に 泊まりし昔 遠い夢(檜原湖/海岸と湖沼25) 65歳
櫛ヶ峰 山体崩壊 ド迫力(同上)
檜原湖に 盆栽浮かぶ 桜島(同上)
五色沼 御釜の別名 火口湖で(蔵王御釜)
湯川沼 動く浮島 神秘的(湯川沼)
登山路で ふと口にする 山ブドウ(同上)
晴れた日は 逆さ鳥海 鮮やかに(大谷地池)
干上がりの 岸辺寂しき 大谷地池(同上)
男島 女島とか 海岸に(碁石海岸)
碁石浜 黒い玉砂利 名の謂れ(同上)
海に聞く 旅行く鳥の 四季の歌(同上)
松島の 福浦島は 見逃せぬ(松島)
松よりも 観瀾亭の 紅葉で(同上)
馬ノ背の 龍の背中が 相応しき(同上)
来る秋や 松島の月 はぐれ雲(同上)
松島の 遊覧船は 日本一(同上)
松島の 月より恋し 牡蠣の味(同上)
嵯峨渓を 見ずに語れぬ 松島は(奥松島)
袖浜に 何やらゆかし モアイ岩(志津川湾)
定置網 無数のブイが 湾内に(同上)
加瀬沼は 江戸の名残りか 梅林も(加瀬沼)
黒潟や 冬は野鳥の 遊園地 (黒潟ため池)
赤い橋 仁賀保大橋 池の上(同上)
国史跡 石垣崩れ そのままに(由利海岸)
池の上 鳥海山と 花の雲(栗山池)
土手周囲 七百本の 桜咲き(同上)
噴水が 桜と共演 池の上(同上/海岸と湖沼26) 66歳
木造の 弓形橋が 粋に見え(松川浦)
浦の北 鵜ノ尾岬に 灯台が(同上)
久之浜 弁天島に 赤い橋(波立海岸)
岩礁の 赤い鳥居が 神秘的(同上)
潮だまり 何故か気になる 生物が(同上)
小名浜の スーパーイオン 海の前(小名浜湾)
断層が 照島海岸 面白き(同上)
五浦とは 五つの入江 名の由来(五浦海岸)
震災の 被害見るなり 灯籠に(同上)
二ツ島 洞門一つ 奇岩なり(磯原海岸)
崖崩れ 立入り禁止 場所多く(広野海岸)
サーファーが 五月の海に 賑わいを(同上)
発電所 広野は安全 火力とか(同上)
松林 湖畔とマッチ キャンプ場(猪苗代湖)
哀れかな 松くい虫が アカマツに(同上)
白鳥の 連帯飛行 春霞(同上)
会津には 宝の山と 湖が(同上)
組立の ボートの遊び 遠い日々(大屋沼)
釣り仲間 甥子は離れ 竿を折る(同上)
釣りたいな タモが頼りの 大物を(木陰沼)
嬉しきは 鳥海山を 見る浜辺(赤石海岸)
急激に 風車が秋田 海岸に(本荘マリーナ)
盆過ぎて 海水浴客 姿見ず(同上)
紺碧の 海の装い 夏らしく(同上)
観光地 ババヘラアイス 風物詩(鵜ノ崎海岸/海岸と湖沼27) 66歳
第三紀 海成層の 大露頭(金崎)
満潮で 灯台寄れず 離れ見る(潮瀬崎)
磯の香に 鼻を広げん 男鹿の海(同上)
洞門の 大桟橋も 船頼み(加茂青砂)
米俵 鬼転がした 跡と言う(入道崎)
ゴジラ岩 一羽のカラス 羽根休め(潮瀬崎)
潮引いて 灯台見物 潮瀬崎(同上)
ウトナイ湖 周囲九キロ 別世界(ウトナイ湖)
荒海や 雷電海岸 怒り声(雷電海岸)
弁慶の 刀掛岩 トカゲ風(同上)
岩塊の カスペノ岬 ド迫力(同上)
珍しき 弁天島に 白い橋(盃海岸)
荒波が 竜神岬 白く染め(神恵内)
窓岩の 穴の先にも 荒波が(同上)
恐ろしや 西の河原 日本海(同上)
荒波の 積丹岬 最北地(積丹岬)
岬には 薄ら浮かぶ 神威岩(同上)
道路際 無関心かな 名無岩(同上)
トンネルは ニシン漁場で 開削と(島武意海岸)
段丘は 黄鉄鉱の 色を帯び(同上)
秋の暮れ 積丹ブルーは ただ白く(同上)
豊浜の セタカムイ岩は 天を指し(余市豊浜)
神秘的 シリパ岬の 断崖は(余市湾)
砂に雪 浜中モレイ 海岸に(同上)
寿都湾 歌棄海岸 優しげに(歌棄海岸)
海風が 直撃するや 風車群(同上)
歌棄の 風泙大神 恵比寿様(同上)
石碑には 江差追分 民謡を(同上)
洞爺湖の 月見と雪見 浮見堂(洞爺湖)
中島を バックに白鳥 浮き泳ぎ(同上/海岸と湖沼28) 67歳
新冠 義経伝説 岬にも(判官館岬)
馬の背を 思わす丘は 草紅葉(静内海岸)
雪混じる 砂浜の上 ただ蒼く(三石海浜公園)
三石の 展望台は 陽に燃えて(同上)
親子岩 様似海岸 シンボルに(様似海岸)
ローソクに 似つかぬ岩を 海岸に(同上)
誰もいぬ 百人浜の 年の暮(えりも岬)
牧草地 遠い果てまで 柵続き(同上)
岩礁に 思いを咲かす 波の花(同上)
草紅葉 黄金岬 名の如し(同上)
強い風 えりも岬の 名物か(同上)
門静で 厚岸湾と 再会を(厚岸海岸)
放牧地 半野生馬 四頭が(同上)
テーブルの 段丘海岸 草紅葉(厚岸浜中海岸)
枯草に 雪柔らかに 海の丘(同上)
滑り台 思わす斜面 段丘に(同上)
Vの字の 入江美し 波もなく(同上)
恐竜の 足跡連想 窪地見る(同上)
立石が 涙岬の 慰めに(同上)
琵琶瀬湾 小島に奇岩 沖合に(琵琶瀬湾)
霧多布 岬平たく 湾遥か(浜中湾)
風連湖 根室湾とは 砂嘴区切り(風連湖)
湖岸には ミニ流氷の 景観が(同上)
歯がゆいな 歯舞群島 目の前に(納沙布岬)
数千羽 白鳥の声 騒音に(別海白鳥台)
白波と 野付半島 水平に(同上)
尾岱沼 湿原未だ 草紅葉(尾岱沼)
野付湾 北海シマエビ 夏が旬(同上)
トドワラの 立ち枯れの木々 死の世界(野付半島)
見渡せば 竜神湾は 雪原に(同上/海岸と湖沼29) 67歳
先見えぬ 直線道路 野付湾(同上)
摩周湖の 氷結遠い 風景に(摩周湖)
阿寒湖に 中途半端な 氷張り(阿寒湖)
阿幌岳 湖畔に沈む 山の名に(同上)
湿原に 湖二つ 沼一つ(シラルトロ沼)
写真でも 撮ろうと向う 塘路湖に(塘路湖)
アメマスや ワカサギ釣りの 小船見る(同上)
春採湖 死の水質が 昭和まで(春採湖)
傾いた 桟橋哀れ ボート消え(同上)
最北の 岬に立つや 間宮像(宗谷岬)
歌謡曲 宗谷岬の 歌碑も立つ(同上)
土産店 ひと際目立つ 青い家(同上)
記念碑が 宗谷岬は 多すぎる(同上)
宗谷湾 ノシャップ岬 端に見え(同上)
最北の 雪を溶かして コーヒーを(同上)
大沼の 雪の上にも 雪の駒(大沼)
太鼓橋 白さ重なる 駒ヶ岳(同上)
島々に スノーモービル 跡残し(同上)
大沼は 小島八十 湾三十(同上)
氷上に ワカサギ釣りの 小屋かかり(同上)
大沼の 美観完結 雪景色(同上)
春を待つ 夫婦カモメが 堤防に(朝里海岸)
忍路湾 風光良くも 春浅く(小樽海岸)
兜岩 蘭島先に ひょっこりと(同上)
摩周岳 シリパ岬と 重複す(余市湾)
春の海 背後にニセコ 白く映え(同上)
遺跡見て 海にも絶句 忍路湾(小樽海岸)
立岩を 前触れもなく 岸に見る(同上)
蘭島の 断崖一部 地層見え(同上)
堂々と 尖がり帽子 兜岩(同上)
支笏湖の 外輪山は 個性的(支笏湖/海岸と湖沼30) 67歳
最北の 鰊番屋は 道の駅(小平海岸)
断崖の 雄冬岬は 鬼門でも(石狩湾)
岩礁や 海岸段丘 浜益に(同上)
春来たり 再び雷電 海岸に(雷電海岸)
蒼い海 ニセコ連山 ただ白く(同上)
玉石は 岩礁異にした 景観で(同上)
珍しき 石段状の 節理見る(同上)
岩棚は 一見すれば 二百畳(同上)
岩礁に 名も無き奇岩 目白押し(同上)
原発の ドームの屋根に 違和感が(岩内海岸)
余市岳 純白のまま 洋上に(同上)
神恵内 ダイナミックな 窓岩が(神恵内海岸)
横に臥す 岩礁の先 立岩も(同上)
和人には 西の河原は 浄土的(同上)
神威岩 神威岬の シンボルで(神威岬)
カムイの名 積丹・古潭 旭岳(同上)
タコ岩が 西の河原の 風景に(同上)
岩塊は 砂岩礫岩 余市層(同上)
春告げる エゾエンゴサク 青い花(同上)
眼下には 積丹ブルー 鮮やかに(同上)
余別岳 白衣優しく 積丹に(同上)
灯台に 重なる美観 余別岳(同上)
手を合わす ローソク状の 神威岩(同上)
方位盤 神威岬が 真ん中に(同上)
驚異的 頭上の崖は 砂岩層(同上)
頭だけ 赤い礫岩 不思議なり(同上)
部分的 断崖崩壊 今もなお(同上)
崖下は 眺めるだけで 近付けず(積丹岬)
剣先を 思わす岩の 群立も(同上/海岸と湖沼31) 67歳
ニリンソウ 一人見るには 忍びなく(同上)
崖下は 立岩群が 岩盤に(同上)
蝦夷地にて カタクリの花 初見する(同上)
遊歩道 ピリカ岬に 誘いて(同上)
赤白の 灯台丘に 慎ましく(同上)
積丹は 小さな漁港 点在し(同上)
漁船見て 条件反射 ウニ浮かぶ(同上)
島武意の ニシンの浜は 夢と消え(同上)
春は良き タケノコ岩の 眺めなり(同上)
タケノコが 四つも生える 島武意に(同上)
崩れるは 時間の問題 奇岩立ち(同上)
積丹の ローソク岩は トーチ風(同上)
神恵内 岩棚景色 美しく(神恵内海岸)
桟橋の 下の岩棚 二千畳(同上)
岩棚に ニセコ連山 白く浮き(同上)
桟橋が 岩礁高く 走り行く(同上)
三日月の 全景見えぬ 寂しさも(半月湖)
湖畔には 建物はなく 手付かずで(同上)
静内の 海岸今は 汽車もなく(静内海岸)
あさり浜 コンブも採れて 豊かなり(同上)
俱多楽湖 屈託のない 真円で(俱多楽湖)
唯一の 展望台が 一基建つ(同上)
観光化 されぬ湖 目の前に(同上)
洞爺湖と 有珠山の仲 九万年(洞爺湖)
我が家より 広き小島 羨まし(同上)
中島は エゾシカだけの 天国か(同上)
見る方位 変り中島 三つ山が(同上)
北岸に 田畑もある 洞爺湖は(同上)
えぼし岩 届かぬ思い 春の空(洞爺湖)
烏帽子より 怪獣を見る 雰囲気で(同上)
洞爺湖に 新参者の 山も見え(同上)
洞爺湖に 中島ないと 絵にならず(同上)
湖畔には 小島中島 春景色(同上/海岸と湖沼32) 67歳
中島に 羊蹄山が 真白く(同上)
ウミネコの マスイチ浜は 棲家とか(絵鞆半島)
鳥の糞 断崖の岩 白くして(同上)
念力で 渡れぬものか 海の谷
V字谷 ローソク岩が 洋上に(同上)
銀屏風 枯草未だ 黄金色(同上)
室蘭は 小さな坂の モ・ルランで(同上)
名の如く ハルカルモイに 入江見る(同上)
ハヤブサの 飛び立つ姿 勇ましく(同上)
松の木が 意外と少ない 半島で(同上)
岩礁で 二羽のカモメが デートかな(同上)
恵比寿島 大黒島が 真向いに(同上)
灯台が 大黒島に 可愛げに(同上)
ムカルソは マサカリ岩の 名の意味が(同上)
チャラツナイ 蓬莱門も 絶景で(同上)
電波塔 展望台に 建てなくても(同上)
岬から 丸い水平線は 丸く見え(同上)
絶壁が 室蘭八景 金屏風(同上)
銀を見て 金を見るのが 無難なり(同上)
トッカリショ 一部砂浜 浴場に(同上)
断崖の 上にクマザサ 岩覆い(同上)
邪魔な柵 イタンキ浜の 果てまでも(同上)
南端 ロマンチックな トトロ岩(同上)
雪溶けた 桁倉沼に 水没樹(桁倉沼)
沼寂れ 見かける客は 釣り人で(同上)
木地山の 観光開発 廃墟生み(田螺沼)
田螺沼は ヘラブナ釣りの 穴場とか(同上)
貝沼は コバルトブルーに 秋田杉(貝沼)
檜原湖の 美観称える 秋の雲(檜原湖/海岸と湖沼33) 67歳
漁をする 小舟珍し 檜原湖に(同上)
小野川湖 名水百選 グランデコ(小野川湖)
久之浜 波が高まり 冬近し(久之浜海岸)
荒れた海 好むはカモメ 群れを成す(豊間海岸)
名前無き 立岩三崎 永崎に(小名浜三崎)
潮見台 絶景スポット 小名浜に(同上)
目を凝らし 泳ぐ魚を 探し見る(同上)
気になる木 猪苗代湖の 展望所(猪苗代湖)
玉乗せた 舟のオブジェは 謎の作(両石湾)
震災の 爪痕も消え 湾静か(同上)
嫌な顔 浮かぶ大槌 我が鬼門(同上)
鯨山 船越湾の 富士に見え(船越湾)
松島が 船越湾の 岬にも(同上)
砂浜で 日向ぼっこの カモの群れ(同上)
白肌の 岩に映えるは 松の木で(大槌湾)
唐丹湾 津波に耐えた 松島が(唐丹湾)
沖合の 小島美し 唐丹湾(同上)
桧島 唐丹漁港に シンボルで(同上)
薄らと 入江の谷は 雪景色(同上)
死骨崎 不気味な名前 道はなし(同上)
松磯は 盆栽二つ 見る如し(同上)
松磯の 海青ければ 完璧で(同上)
岩礁に 寄せる白波 豪快に(吉浜湾)
美しき 大磯島の 松を見る(同上)
釜石の 大観音よ 長しえに(釜石湾)
流木に 健気に残る 梅の花(同上)
春告げる 越喜来湾に 北の山(越喜来湾)
綾里湾 砂浜美し ゴミを見ず(綾里湾)
小島でも 名前を付けて 賞したき(同上/海岸と湖沼34) 68歳
岩礁が 八艘飛びの 船に見え(大船渡湾)
汐かけに スワンボートを 見る季節(浄土ヶ浜)
岩盤に 無数のカモメ 寛いで(同上)
エボシ岩 ありきたりでも 名の如し(同上)
雪降れば 浄土ヶ浜は 別世界(同上)
鷹岩に 鷹よ来たれと 願い見る(同上)
大正期 宮沢賢治 歌を詠み(同上)
月山の 登山は遠く 宮古湾(同上)
海戦は 日本で初の 洋式と(宮古湾)
湾右岸 陸の孤島の 閉伊崎が(同上)
ヤマザクラ 釜石湾の 丘陵に(釜石湾)
眺め良き 平田漁港の 釜石に(同上)
岩礁に 小島連なる 漁港沖(同上)
定置網 小島の岸に ブイが浮く(同上)
知らぬ間に 釣り公園の 開設も(田瀬湖)
向かい合 スワンの胸部 モニュメント(同上)
堰き止めた 猿ヶ石川 田瀬ダムに(同上)
四月末 田瀬湖の水は 渇き気味(同上)
立ち枯れの 木々は津波の 置き土産(神割崎)
黒ずんだ 岩礁点在 岸辺には(同上)
横たわる 岩は鯨に 今も見え(同上)
年二回 岩間に太陽 昇るとか(同上)
絶え間なく 神割崎に 波寄せる(同上)
絶景に テトラポットの マッチせず(同上)
船浮かべ 外洋からも 見てみたき(同上)
出臍島 島と言うより 丸い岩(志津川湾/海岸と湖沼35) 68歳
砂浜は 衰退したり 小泉も(小泉海岸)
象潟や 秋は手つかず 海のゴミ(象潟海岸)
飛島は 近くて遠い 島に見え(同上)
ゲルが建ち 象潟海岸 脱廃墟(同上)
須川湖に 錦を飾る 秣岳(須川湖)
雪を見ぬ 牛沼淋しき 十二月(横手公園牛沼)
海岸と湖沼 長句(短歌・狂歌)
的矢湾 渡鹿野島は 有名な 売春島を 眺め見るかな(渡鹿野島/海岸と湖沼1) 52歳
箱田山 園地は歩道 整備され 東屋が建ち 展望台も(鳥羽展望台)
鮒ずしや 酸っぱいしょっぱい 初体験 高い割には 味に馴染めず(琵琶湖長浜沖)
開発で 湖畔は失せて 淋しかり 自然に戻す 術もなければ(同上)
全景を 眺めて見たい 竹生島 思わず絶句 伊吹山にも(同上)
朝熊山 山上広苑 ユニークな 屋根三棟が 展望台に(朝熊山頂展望台)
なめらかな 湖水に白き 冬の風 志賀の都に 吹きし風かも(琵琶湖今津浜)
琵琶湖から 三万年前 分離して 古き余呉湖は 伊香小江と(余呉湖)
リフトにて 賤ヶ岳へと 登山して 眺める余呉湖 歴史景観(同上)
天下取り 天王山と 賤ヶ岳 秀吉勝利 織田家掌握(北琵琶湖)
砂浜を 車で駆ける 北陸路 前も後も 信号はなし(千里浜)
幸せの 鐘の奥には 見附島 恋路海岸 能登のシンボル(能登見附島)
見附島 軍艦島と 称されて 長﨑とでは 趣異にす(同上)
空海が 佐渡島から 奥能登に 上陸途中 島を見付けて(同上)
砂浜に 凝灰石の 奇岩見る 名前無いのが 淋しいけれど(恋路海岸)
福井なら 東尋坊と 永平寺 あわら温泉 観光ルート(東尋坊)
一キロの 柱状節理 断崖は 国記念物 地質百選(同上)
岩質は 中新生の 火山性 希少な輝石 安山岩で(同上)
陸上で 東尋坊を 眺めたら 遊覧船で 海の上から(同上)
怪僧の 東尋坊が 断崖に 突き落とされて 地名に残る(同上)
雄島へと 遊覧船は 舵向けて 東尋坊に 引き返すかな(同上)
無人島 雄島は周囲 二キロほど 灯台・神社 橋が建てられ(同上)
賑やかさ 雄島対岸 集落に 飲食店や 民宿が建ち(同上)
集落を 過ぎて海岸 様々な 断層見せて 東尋坊へ(同上)
土産屋の 奥ではタワー 手招きし 下船をしたら 行かんと思う(同上)
観光地 百万人が 目安かな 年間客数 一流ならば(同上)
断崖美 東尋坊が 日本一 タワーもありて 旅人絶えず(同上)
約二キロ 三十分の 遊覧で 東尋坊の 船着場へと(同上)
呼鳥門 越前海岸 洞門で 平成期まで 車も通り(呼鳥門/海岸と湖沼2) 54歳
窓岩の 陸側高く ゴリラ顔 奇岩を眺め 膨らむ思い(同上)
生れ来て 生きる糧すら 見い出せず 死にゆく身にも 春風は吹く(能登金剛)
洋上の 能登金剛を めぐり行く 巌門などは 広重の画に(同上)
砂浜を 自家用車で 走行す 奇異なる砂は 能登の名所で(千里浜)
大町の 仁科三湖の 青木湖は 最も広く アルプスも見え(青木湖)
浜名湖に 沈む夕陽を 眺めては 宿に安らぐ 甥子と二人(浜名湖)
湖に 遊覧船は 欠かせない 浜名湖広く 先ずは北から(同上)
浜名湖は 室町時代の 汽水湖で 面積日本 十番目とか(同上)
浜名湖と 聞けば鰻が 目に浮かぶ 天然は無理 せめて鰻パイ(同上)
金欲に 湖畔は失せて ビルが建つ 自然に復す 夢は途絶えて(同上)
一時間 長命寺川 中の湖と ヨシの繁みの 水郷めぐり(琵琶湖水郷めぐり)
琵琶湖でも 近江八幡 景勝地 重伝建の 商家も残り(同上)
軽はずむ 祭り気分を 残しつつ 峠に広がる 霧の湖(十和田湖)
十和田湖に 連なる山は 八甲田 流れ出る川 奥入瀬川で(同上)
十和田湖を 初めて眺めた 感動を 思い起こさす 発荷峠かな(同上)
夢の中 飛び込んでゆく 心地する 十和田湖畔に 帰り来るたび(同上)
振り向けば 振り向く旅に 熱くなる 御前ヶ浜の 夏の思い出(同上)
十和田湖の 思い出ずっと 引きずって 自愛を示す 乙女の裸像(同上)
何となく 後ろめたさを 感じつつ 乙女の像に ハイタッチする(同上)
十和田湖の 水を一気に 飲みほさん そんな夢見る 二日酔いの朝(同上)
もう一度 十和田の春に 戻りたき 生き生き生きる 姿ばかりで(同上)
新緑の ブナやコナラに 包まれて 水面ゆらめく 森の湖(十二湖)
丸沼は 日本観光地 百選の 湖沼の部の 第一位にも(丸沼/海岸と湖沼3) 56歳
毎回が 危険伴う 登山でも 喜び多く リスク恐れず(同上)
蔦沼は 蔦七沼の 最大で 水面に映る 錦絶景(蔦沼)
蔦沼や 蔦温泉に 前泊し 朝いちばんの 紅葉胸に(同上)
県境の 八森岩舘 展望所 岩礁海岸 北へと続く(八森岩館)
大間越 南部嫌いの 津軽藩 参勤交代 殿様通り(同上)
太平湖 遊覧船の 十九トン 昭和後期に 就航したと(太平湖)
屏風岩 ツキノワグマの 冬眠の 穴が二個見え 不気味に眺む(同上)
湖底には 砂子沢なる 集落が 菅江真澄が 訪ねた村で(同上)
立ち枯れて 水没しても 幹残す 船行く先の 所々に(同上)
小又峡 遊覧船の 船着場 三階滝まで 歩道が設置(同上)
崖の上 森林軌道 鉄橋の レール橋脚 そのままにされ(同上)
太平湖 森吉ダムの 別名で 戦後間もなく 築造されて(同上)
種市の 海浜公園 大規模な 海水浴場 キャンプ場でも(種市海浜公園)
難解な 小舟渡漁港 階上に 誰も読めない 地名が続く(小舟渡漁港)
種差の 天然芝を 歩くたび 太平洋の 優しさも知る(種差海岸)
八戸の 種差海岸 十二キロ 海岸段丘 国の名勝(種差海岸)
三連の 赤い車輛が 海岸を 八戸線は 久慈とを結ぶ(同上)
種差の 北は蕪島 ウミネコの 繁殖の島 神社と共に(同上)
葦毛崎 展望台は 要塞で 種差海岸 一望するか(同上)
松島の 四大観なり 多聞山 七ヶ浜町 南の偉観(松島多聞山)
見渡せば 松の緑は 細やかに カモメ飛び交い 小船行き交う(同上)
蕉翁に 風雅の誠 伝授され 四百里ゆく 松島の月(松島双観山/海岸と湖沼4) 56歳
四大観 双観山に 及ばざる 松の額縁 小島の眺め(同上)
松島で 小船に揺られ 月見して そのまま夜泊 ああ夢の中(同上)
みちのくの さくら弘前 紅葉は 鳴子峡なり 海は松島(同上)
四大観 東山中 扇谷 小高き眺め 幽観とされ(松島扇谷)
四大観 最高峰の 富山は 観音霊場 麗観望む(松島富山)
松島は 形成されて 五千年 二百六十 島々ありと(同上)
松島を 伊達政宗も 惚れこんで 寺を再建 別邸とする(同上)
幸せは 思い出にあり 旅の宿 忘れられない 松島の城(同上)
若き日の 乗馬体験 思い出す 野蒜海岸 眺めていると(野蒜海岸)
東海の 貝の白洲に 寝そべって 波音を聞く 天高き秋(同上)
宮戸島 遊覧船で 嵯峨渓へ 期待膨らむ 奥の松島(嵯峨渓)
純粋な 海蝕景観 約二キロ 嵯峨渓なぜか 海の絶景(同上)
メガネ崎 象の鼻とも 称されて 正面からは 見分けが付かず(同上)
日本地図 断崖の名が 面白き 北海道は どの辺かなと(同上)
嵯峨渓は 断崖多く 浜辺なく 遊覧船が 頼みの綱に(同上)
垂直な 壁に盆栽 見る如く 中間付近 松は自生し(同上)
ハイマツの 根の長さには 驚嘆す さながらロープ 絡むが如く(同上)
海岸の 青の洞窟 神秘的 龍神が棲む 池にも見えて(同上)
嵯峨渓は シーカヤックの 遊覧が 小回りが利き 理想的かも(同上)
宮戸島 縄文遺跡に 四大観 松島湾の 最大の島(同上)
かえる島 島と呼ぶより 大岩で ウミウの棲家 鵜の岩とでも(同上)
洞門は 天の桟 めがね島 ウミウが数羽 岩に居座り(同士/海岸と湖沼5) 56歳
最終は 花魁島を 見物し 三十六枚 フィルム切れに(同士)
嵯峨渓は 四十分の 遊覧で 消化不良は 次回に期待(同士)
四大観 大高森は 宮戸島 展望台と 東屋が建ち(松島大高森)
眼下には 遊覧船で 見た島が 大高森の 景色と共に(同士)
四大観 それぞれ違う 眺望で 大高森は 全方位なり(同士)
ギャルたちも 知っているのか 四大観 展望台は 一人に非ず(同士)
宮戸島 あちらこちらに 半島が クモの手伸ばす 様子に見えて(同士)
黄金山 神社の島は 金華山 牡鹿半島 東岸にあり(金華山)
鮎川の ホテルに泊まり 金華山 夕日と朝日 眺めてみたり(牡鹿半島)
名の如く 牡鹿半島 シカ多く 車接触 ミラー壊され(同上)
金華山 定期船は ドリームで 鮎川港を 三十分で(同上)
ドリームは 十九トンの 客船で 七十二人 定員と言う(同上)
半島の 南端にある 黒崎は 波にもまれて 断崖呈す(同上)
金華山 網地島経由 船あれば 途中下船の 観光客も(同上)
金華山 二十六キロ 周囲あり 山頂遠く 先ずは遥拝(同上)
定期船 女川港と 結ばれて 四十分と 以外と近し(同上)
空と海 紅葉と松 褐色の 断崖包み サンドイッチに(金華山)
黄金山 神社創建 奈良時代 カナヤマヒコの 夫婦を祀り(同上)
恐山 出羽三山と 金華山 東奥三大 霊場とされ(同上)
半島に 仙台藩の 御番所が 公園となり 展望台が(同上)
金華山 三年続け 詣でれば 一生金に 困らいとも(同上)
一斉に 羽根休めする カモメたち 数えてみたら 百二十羽も(同上)
冷え冷えと 水面に映る 月と影 寂しさばかり 雪の十和田湖(十和田湖発荷峠)
みぞれ降り 紅葉は果てた 静けさに 水面を揺らす 十和田の寝息(同上)
十和田湖の 四季の移ろい 緩やかに 急ぎめぐるは 旅人の群れ(同上/海岸と湖沼6) 57歳
かにかくに 十和田の夏は 恋しかり 夢満ち満ちて 若さ溢れて(同上)
自転車で 足摺岬 立ち寄れば 釣りバカ日誌 ロケ地の磯が(足摺岬)
神島は 伊勢と三河の 湾口に 周囲四キロ 四百人が(神島)
盆休み サービスエリア 渋滞し 諏訪湖を下り 行くのは楽で(諏訪湖)
二見浦 日本の渚 百選に 白砂青松 相応しくても(二見浦)
夫婦岩 羨ましくも 哀しくも 永久の誓いは 注連縄だけで(同上)
二見浦 西行歌碑と 芭蕉句碑 他は無視して 先急ぐなり(同上)
ふざけては 友と比叡で 戯れた 若き日の旅 昨日に見えし(琵琶湖)
野生馬の 繁殖を見る 都井岬 尻屋崎とを 比較するなり(都井岬)
安房の 岩礁海岸 射す夕日 屋久島入りし 初の感動(屋久島安房)
民宿の ベランダ越しに 海眺め 明日の登山の 緊張解す(同上)
辻岳は 三角錐の 根占富士 洋上遥か 一目で分かる(屋久島航路)
大隅の 高隈山が 目の前に いずれチャレンジ 三百名山(同上)
玉泉湖 湯涌温泉 人造湖 伝統的な 氷室小屋建ち(玉泉湖)
湯の川に あずまや橋の 歩道橋 小さな滝が 橋の景観(同上)
名勝の 昇仙峡の 守り神 上流にある 荒川のダム(荒川ダム)
乙女湖は 琴川ダムの 別称で 標高高き 山梨市外(乙女湖)
金峰山 登り終えての 訪問で 優しき乙女 ダムに見るかな(同上)
カミソリが 背中を走り 行くような トラックが越す 親不知かな(親不知ピアパーク)
北陸道 トンネル嫌で 下道を 走れば海に イカ釣りの船(同上)
砂浜と 岩礁地形が 交互する その景観が 笹川流れ(笹川流れ/海岸と湖沼7) 57歳
国天記 笹川流れ 見物は 四十分を 遊覧船で(同上)
花崗岩 岩石海岸 続くかな 笹川流れ 十一キロも(同上)
恐竜の 名が不明な 岩もあり 名付け難し 奇岩の名前(同上)
佐渡除き 新潟一の 海岸美 日本百景 笹川流れ(同上)
海岸の 道路に見える トンネルが 四方穴岩 新たな穴に(同上)
港では 定番となる 光景が 遊覧船の カモメの餌付け(同上)
眼鏡岩 海岸沿いが 絶景で 船は徐行し 再び目にす(同上)
笹川の 遊覧船の ゆうなぎは 十八トンの 九十人乗り(同上)
吉崎の 南に延びる 北潟湖 芭蕉の渡し 歴史の陰に(北潟湖)
越前で ご当地松島 眺め見る 水族館の 海岸付近(越前松島)
大湊 神社が雄島 建つだけで 流紋岩が 周囲二キロに(同上)
雄島まで 遊覧船は 航行し 東尋坊へ 再び戻る(同上)
鉾島は 越前海岸 シンボルで 柱状節理 海に屹立(越前海岸)
有峰湖 北アルプスの 富山側 和田川峡に 築かれたダム(有峰湖)
子供らと 遊び過ごした キャンプ場 月を友とし 今年は一人(象潟海岸)
向浜 流木コンクリ 砂浜に 海の汚れは 心の汚れ(土崎向浜)
鹿島灘 常陸那珂港 最近は 茨城港に 名前を変えて(茨城港)
大洗 白砂青松 渚との 日本百選 サンビーチかな(大洗サンビーチ)
房総の 九十九里浜 日本一 その砂浜は 歩き尽きせず(九十九里浜)
九十九里 有料道路 一宮 カマボコ屋根の 休憩所建つ(同上)
江戸前期 津軽富士見湖 築造で 堰堤長は 日本一とか(津軽富士見湖)
尻屋埼 日本灯台 五十選 戦後復原 土木遺産に(尻屋崎)
わが胸を 海の岸辺に 例えれば 打ち砕けゆく 岩礁の波(同上/海岸と湖沼8) 58歳
尻屋崎 人の営み 岬港 船乗り時代 一度寄港し(同上)
宝仙湖 玉川温泉 控えても 立ち寄る客の 減少続く(玉川ダム)
芦野湖は 日本のさくら 百選の 芦野公園 古きため池(芦野湖)
十三湊 北前船の 寄港地に 人寄せつける しじみラーメン(十三湖)
十三湖 津軽平野の 汽水湖で 岩木川など 複数流れ(同上)
深浦の 千畳敷 海岸は 十ヶ所ほどの 奇岩点在(千畳敷海岸)
安らぎは 眠気を誘う 春の海 絶えず浮かぶは 冬の荒海(同上)
かぶと岩 よくも崩れず 有るもので 地震の被害 無きよう願う(同上)
宝仙湖 男神・女神の 山二座が 寄り添うような ピラミダルなり(玉川ダム)
蟹田港 観瀾山の 眺望は 平舘海峡 下北半島(陸奥湾)
六月は 芦野公園 閑散期 芦野湖辺り 人を見かけず(芦野湖)
支笏湖の ビジターセンター 客もなく 見物するも 気が引けるかな(支笏湖)
湖畔橋 赤いトラスの 鉄橋で 王子製紙の 軽便移設(同上)
利尻島 一泊二日 強行し 鴛泊港 夕方散歩(利尻島)
洞爺湖の 遊覧船の 羊蹄は 三百トン級 五百人乗り(洞爺湖)
南岸に 昭和新山 顔を出す 七十年の 溶岩ドーム(同上)
有珠山は ロープウェイが 設置され 二度の搭乗 思い出される(同上)
賑やかな 温泉街と 異なりて 浮かぶ中島 太古のままに(同上)
羊蹄の 船の上には 本物の 羊蹄山が 頭を見せて(同上)
見渡せば 北海道の 湖は 周囲を囲む 山が財産(同上)
大島に 遊覧船の 花形の トムトーヤの 冒険号が(同上)
洞爺湖の ウィンザースの リゾートは 投資金額 最大規模と(同上)
遊覧の 四十分は 瞬く間 温泉街に 戻る寂しさ(同上)
岩ガキの 大きさ異常 深浦の 千畳敷の 売店に見る(千畳敷海岸)
十和田湖の 変化に富みし 美しさ 展望台で その四季を見る(十和田湖)
鐘の音 地球岬の 展望が 最も好きな 室蘭名所(地球岬/海岸と湖沼9) 60歳
トムラウシ 向う途中の 十勝川 四つのダムが 温泉地まで(東大雪湖)
日本一 夕日美し 浜辺とか 七里長浜 出来島海岸(出来島海岸)
砂浜に 中途半端な 橋架かる 釣り客専用 橋にも見えて(同上)
日本の 白砂青松 百選も 管理されずに 成り行きのまま(七里長浜)
近くには 高山稲荷 神社あり 参拝客は 浜までは来ず(同上)
十三湖 二十八キロ 南へと 白砂青松 段丘続く(同上)
マリモ似の 花を見かけて 調べても 正体不明 後味悪し(同上)
砂浜の 女王の名は シロギスに ハマナス負けて 涙ぐむかな(同上)
青森で ライフセーバー 唯一と マグアビーチは 七里長浜(同上)
屏風山 往古之木嶺 最高地 八十メートル 及ばぬ高さ(同上)
長﨑の 野母崎と共に 日本の 二大名崎は 小泊岬(同上)
車力基地 車力漁港も 地図になく 実地検分 旅行の真(同上)
知名度が 七里長浜 イマイチで 観光資源 枯渇心配(同上)
夏休み マグアビーチに 歓声が 過疎の車力に 明るい話題(同上)
浜辺には サンセットドーム キャンプ場 規模が小さく 中途半端に(同上)
釣り人が 小さな磯に 十人も オシンコシンの 滝の前には(オシンコシン崎)
摩周湖の 展望台は 休みなし 次から次に 客が訪れ(摩周湖)
最北の 湖畔の野湯に 浴しつつ 眺める島の 神秘や宝(屈斜路湖)
旅すれば 思わぬ美観 めぐり逢う 旅は心の 栄養源で(摩周湖)
摩周湖の 外輪山を 一周す 計画倒れ 夢は叶わず(同上)
船もよし 歩いてもよし 大沼の 小島をめぐる 秋の一日(大沼)
初めての 北海道で 感動す 大沼小沼 蝦夷駒ヶ岳(同上)
大沼と 小沼の風景 見るけれど 意外と知らぬ 蓴菜沼は(同上)
純粋な 山の番人 何処にか 素朴なままの 尾瀬なつかしく(尾瀬沼)
尾瀬沼や 夏来なくても 思い出す 燧ヶ岳と 長蔵小屋を(同上)
ささやかな イベント一つ 成し遂げる 百名山を 四年でゴール(同上/海岸と湖沼10)
尾瀬沼は 自然景観 重視して 貸ボートなど 営業はせず(同上)
尾瀬沼は 福島栃木 二分して 燧ヶ岳は 福島入りし(同上)
唾を吐き 世を捨てたる 若者を見る 懐かしく見る 尾瀬の峠で(同上)
しみじみと 有明海を 眺めれば 潮の満ち引き 極めて広く(有明海)
干満差 六メートルが 最大と 見慣れぬ景色 驚くばかり(同上)
島原を 三十分で 熊本に 陸路を行けば 四時間要す(島原湾)
カーフェリー オーシャンアロー 高速の 双胴船で 千七百トン(同上)
夜が明けて さんふらわあは 淡路島 瀬戸内海を 神戸六甲へ(瀬戸内海)
目の前に 明石海峡 大橋が トラス吊橋 世界最長(同上)
主塔高 横浜ランド マークタワー 同じと聞いて 驚くばかり(同上)
ケーブルは 一メートル余 直径と 楯のワイヤー ハープの弦か(同上)
秋田から 敦賀へ向かう カーフェリー 日本最大 トン数誇る(秋田沖)
月山と 鳥海山に 見送られ あざれあ号は 汽笛を鳴らす(酒田沖)
粟島と 笹川流れ 眺めつつ 次は佐渡かと 期待を胸に(村上沖)
秀吉と 元春対峙 池の山 戦わずして 器量を認め(東郷池)
アンテナが 鉢伏山に 群立す 東郷池の 景色の一つ(同上)
壮大な 建築群が 池側に 燕趙園の 中国庭園(同上)
芦ノ湖は 遊覧船で 箱根園 出港しては 関所で下船(芦ノ湖)
浜名湖の 龍宮殿は 移築され 芦ノ湖畔の 添景となる(同上)
はこね丸 二百七十 トン級の 七百人乗り 双胴船で(同上)
久々に 越後・越中 越前と 七百キロを 走る一日(小浜湾蘇洞門)
のちせ号 遊覧船は クルーザー 十九トンの 五十人乗り(同上)
黒雲母 白亜紀末の 花崗岩 蘇洞門断崖 六キロ続く(同上)
唐船は 西洋人の 船とされ 舟繋ぎの跡 小島の名にし(同上)
若狭湾 内外海半島 突端の 白糸の滝 水絶えぬとか(同上/海岸と湖沼11) 60歳
大門と 小門を見ると 横向きの 柱状節理 岩の特色(同上)
傾いた 長方形の 蘇洞門なり 類例見ない 海蝕洞で(同上)
半島に 蘇洞門に続く 歩道あり 遊覧船に 頼らなくても(同上)
海岸の 千畳敷は 聞くけれど 百畳敷は 初めて聞きし(同上)
半島に 久須夜ヶ岳が 聳え立つ エンゼルライン 展望台が(小浜湾)
大島の 漁港の裏に 原発が 平和と地獄 表裏の顔を(同上)
うみんぴあ 大飯出港 島めぐり 今度は青戸 クルージングに(小浜湾青戸)
クルーザー 五十人乗り 閑古鳥 蘇洞門めぐりと 大きな違い(同上)
原発の 青戸大橋 ご利益で 陸の孤島に 火は灯されて(同上)
冠者島 大島半島 無人島 釣りの筏と 堤防築き(同上)
橋架かる 赤礁崎の 灯台は 赤と白との ツートンカラー(同上)
船が行く 赤礁崎の 背後には 飯盛山の 丼伏せて(同上)
多田ヶ岳 飯盛山は 小浜では 海から見ると 二座は際立ち(同上)
原発の ドーム四棟 肩寄せて 人間様に 物申すかな(同上)
最終地 大島半島 北端の 鋸崎に 灯台が建ち(同上)
蒼島は 二ヘクタールの 小島でも 植物群落 国の天記で(同上)
五十五科 百二十二種 植物が 木々は保護され 群落を成す(同上)
中心部 沖一キロの 蒼島の 存在感は 湾第一で(同上)
小浜市は 名所が多き 観光地 船旅の他 古寺巡礼も(同上)
小浜湾 赤礁崎と 松ヶ崎 特徴的な 最後の眺め(同上)
東条湖 戦後間もない 人造湖 釣り桟橋に ボートびっしり(東条湖)
敦賀から 新日本海 フェリーにて 海岸眺め 秋田に向う(敦賀港/海岸と湖沼12) 60歳
呼鳥門 鳥糞岩の 断崖が 越前岬 北へと続く(越前岬沖)
フェリーから 集落見えて ズームひく 逆に眺める 人は見えずも(越前海岸沖)
能登沖で 日暮れを迎え 客室へ 風呂でも入り 夜空を見るか(能登沖)
九頭竜湖 福井と岐阜の 県境 九頭竜川の 水源のダム(九頭竜湖)
貯水量 ロックフィルダム 第三位 三億五千 三百トンと(同上)
自然石 ロックフィルダム 堤高は 百二十八 メートルもあり(同上)
久々子湖を ジェットクルーズ 出港し 浦見川から 水月湖へと(三方五湖)
親子連れ 雨の遊覧 寂しそう 母は下向き スマホをいじり(同上)
三方五湖 面積最大 水月湖 水深だけは 日向湖に次ぐ(同上)
旅すれば 思わぬことに めぐり合う 未知なる世界 旅の良さかな(同上)
古民家を 虹岳島荘は 移築した 水月湖畔 温泉施設(同上)
船長の 後ろに座り チェックする 元船乗りの 思いを胸に(同上)
五湖のうち 三湖をめぐり 久々子湖に 四十分の 時は心に(同上)
船降りて 眺める先に 未知の海 遊覧船は 外海知らず(同上)
三方五湖 半島奥を 訪ねれば 御神島と 常神岬(常神半島)
沖見れば 岩礁三つ 横並ぶ 三方石とも 名付けてみたり(同上)
三方富士 梅杖岳の 通称で 三方五湖では シンボルの山(同上)
水月湖 レイククルーズ 乗船す 雨は上がりて 良きタイミング(水月湖)
若狭町 美浜町とが 競い合う 遊覧船と 五湖の観光(同上)
水月湖 湖岸複雑 入り組んで 五湖の中央 独占をする(同上)
湖底には 七万年の 地球史が ボーリングをし 調査は続く(同上)
日向湖と 水月湖との 水門は 嵯峨隧道で 汽水入り込む(同上)
入母屋の 古民家五棟 岸に立つ 虹岳島温泉 憧れの宿(同上)
浦見川 久々子湖結ぶ 運河なり 江戸前期頃 開削されて(同上)
五湖の中 一番狭い 面積で 湖畔の自然 菅湖に残る(菅湖/海岸と湖沼13) 60歳
ラムサール 条件湿地 登録に 菅湖周辺 野鳥の宝庫(同上)
三方湖は ちらっと見せて 引き返す レーククルーズ 不満が残る(三方湖)
三方五湖 四十分の クルーズは 若狭町営 料金安く(水月湖)
三方五湖 国名勝に 指定され 日向湖だは 船でめぐれず(同上)
下船後は 車で移動 水月湖 茅の舟小屋 感動的で(同上)
海岸美 東尋坊の 観光は 遊覧船と タワーが魅力(東尋坊)
海上の 東尋坊は 偉観なり 三十分の 遊覧楽し(同上)
最大は 二十五メートル 髙さとか 安山岩の 柱状節理(同上)
三国港 望洋楼が 入口に 宿泊したき 老舗の旅館(三国港)
出来るだけ 海岸線は 自転車で 走ろうとして 加賀へと入る(加賀海岸)
大聖寺 加賀海岸の 三キロは 白砂青松 日本百選(同上)
富士五湖を 今日は一日 めぐらんと 先ずは本栖湖 車を停める(本栖湖)
イエローの サブマリン風 十トンの 遊覧船は もぐらんの名が(同上)
五湖の中 面積狭くも 富士山と 関わり深き 精進湖かな(精進湖)
真ん中に あっても西湖 面白き 石碑に花壇 サルビアの花(西湖)
洒落た船 アンソレイユ号 定員は 百二十人 十九トンに(河口湖)
ロープウェイ 天上山に 設置され 河口湖では 人気が高く(同上)
富士五湖は 溶岩流の 堰止湖 五千年前 前後とされて(同上)
河口湖 大橋かつて 有料で 富士山望む 景色好まれ(同上)
鎌倉期 日蓮宗の 寺ありき 六角堂は 寺屋敷跡(同上)
船尾には 幸福の鐘 設置され 一人鳴らすに 恥じらい感ず(同上)
煙突に 西洋的な 雰囲気が アンソレイユは フランス語とも(同上)
河口湖 昔思うと 涙出る ボート遊びの 友は自殺し(同上)
二十分 遊覧船は 物足りず 富士山見えず 気分は晴れず(同上)
山中湖 遊覧船は 二隻あり 乗るは白鳥 湖号に(山中湖)
二階建て 八十九トン 定員は 百八十人 湖号は(同上)
山中湖 ポツンと離れた 富士裾野 面積だけは 一番誇り(同上)
大出山 大平山の ハイキング 山の魅力は 山中湖にも(同上)
山中湖 小富士正面 奥に富士 ダイヤモンドの 眺めはいつか(同上)
湖上には 水陸両用 バスが行く カバの姿が ペイントされて(同上/海岸と湖沼14)
白鳥は 優雅に水面 泳ぐとも 絶えず動かす 水かきがある(同上)
芦ノ湖は 地獄谷越え 麗しき 桃源台で 湖水を見せる(芦ノ湖)
箱根から ロープウェイを 乗り継いで 遊覧船で 巡る芦ノ湖(同上)
丹沢湖 中川温泉 行く途中 偶然眺め 景色楽しむ(丹沢湖)
宮島の 遺産航路は 眺め良し 鬼ヶ城山 広島湾に(広島湾)
高尾山 退屈しない 山並みが 広島湾の 航路に続く(同上)
忠海 エデンの海が 海岸に 東屋が建つ 展望所あり(エデンの海)
橋のない 芸予諸島の 大島は 大崎上島 一島だけに(同上)
美保関 半島東端 地蔵崎 白い岩礁 佇むばかり(美保関)
西ノ島 国賀海岸 断崖は 国の名勝 十キロ続く(国賀海岸)
摩天崖 二百五十余 メートルは 日本最大 海の断崖(同上)
鬼舞は 島前カルデラ 展望所 放牧風景 海岸線に(鬼舞展望所)
三つ岩は 三郎岩と 称されて 展望船の コースの中に(中ノ島)
最大の 満濃池は ため池で 空海大師 改修せしと(満濃池)
ため池は 日本の渚 百選で 国の名勝 指定もされて(同上)
放水路 六月半ば ゆる抜きは 音風景の 百選行事(同上)
海岸で 笹川流れ 眺めれば 弁天岩に 赤鳥居立ち(笹川流れ)
ニタリ岩 義経笑わす ユニークさ 砂浜からは 理解は難し(同上)
カーブ過ぎ 道に聳える 驚きは 蓬莱山の 八十メートル(同上)
松原に 思いを寄せて 五十年 ここに尽きたり 慶野松原(慶野松原)
松原は 国の名勝 百選は 白砂青松 日本の渚(同上)
日本の 三大・五大 選ばれず 慶野松原 評価が低し(同上)
海橋で 陸地続きの 淡路島 気安く歩く 慶野松原(同上)
今回は 国民宿舎 宿泊し 温泉浸かり 潮騒を聞く(同上)
クロマツの 林に入りて クロマツの 林に戻る 慶野松原(同上)
灯台が 鳴門海峡 飛島に 小島ながらも イブキ群落(鳴門海峡)
渦潮を 一度は見たいと 船に乗る 展望台で 二度も見るとは(同上/海岸と湖沼15) 61歳
渦の道 大鳴門橋 車道下 四百五十 メートルの距離(同上)
ああ東 赤石山の 紅葉に 登山終えても 感動したり(別子ダム)
景勝地 竜串海岸 飛ばされて 観光客は 足摺岬へ(竜串海岸)
日本初 海中公園 竜串に 展望塔を 懐かしく見る(同上)
第三紀 奇岩奇勝 展示場 見残し海岸 泥岩地層(見残し海岸)
見残しは 空海さんに 由来する 足摺岬 先を訪ねず(同上)
岩盤は 洗濯板を 思わせる 自分勝手に 岩を連想(同上)
石段に 海蝕痕の 穴無数 千のこしかけ 通称されて(同上)
獅子岩は 象の鼻とも 称されて 時代と共に 印象変る(同上)
蒲刈に であいの岬 架かる橋 上路はアーチ 下路はトラスで(であいの岬)
上関 大橋架かり 長島と 室津港とが やっと一つに(室津港)
さぬき市の 津田の松原 百選に 白砂青松 日本の渚(津田の松原)
珍しく 室戸岬 灯台は 最御崎寺の 門前に立つ(室戸岬)
園地には 木造三階 展望所 南海トラフ 来たら終りか(同上)
黒潮に 岬はもまれ 移り行く 空海大師 ここに籠れり(同上)
霊場の 室戸岬は 海岸は 国の名勝 渚百選(同上)
遊歩道 三キロほどが 整備され 室戸岬は 開放的で(同上)
萩城下 粋な砂浜 菊ヶ浜 北の入江に 笠山遥か(菊ヶ浜)
日御碕 灯台高さ 日本一 世界百選 日本五十選(出雲日御碕)
経島は 流紋岩の 柱状が 経巻に見え 命名したと(同上)
ウミネコの 大繁殖地 経島は 春には千羽 国記念物(同上)
北九の かんぽの宿に 宿泊し 遠見ヶ鼻や 岩屋訪ねる(遠見ヶ鼻)
大陸と 日本列島 分離した 歴史を示す 芦屋層群(同上)
若松の 北海岸は 砂浜で 工業地帯 変る雰囲気(若松北海岸)
風変り 和風門塀 展望の レストランは 洋風二階(同上)
加部島は 周囲八キロ 人口は 五百人ほど 呼子に橋が(玄界灘)
小川島 牧場の上 横たわる 加部島沖に 島が複数(同上)
名護屋沖 有人島が 五島あり 朝鮮出兵 関わり薄れ(同上/海岸と湖沼16) 61歳
白浜の 円月島は シンボルで 国の名勝 真ん中に穴(白浜海岸)
礫岩の 円月島は 双子風 白い岩には 緑の帽子(同上)
白浜は 新生代の 第三紀 礫岩砂岩 白い芸術(同上)
岸近く 海中展望 塔見える 世界初でも 二代目となり(同上)
全国の 展望塔は 数減らし 白浜含め 七ヶ所ほどに(同上)
海岸に 千畳敷は 数多あり 白浜だけは 国の名勝(同上)
富山には 二千畳敷 講堂が 千畳敷は 影が薄れる(同上)
白浜の 観光客は 年間で 三百万人 今日も一部が(同上)
白浜の 三段壁も 奇観なり その洞窟に 浪打ち寄せる(同上)
海蝕の 三段壁も 名勝で 断崖絶壁 二キロも続く(同上)
白浜を 過ぎても海辺 果てしなく 紀伊半島の 広さ実感(里野海岸)
以前来た 潮岬は パスをして 那智勝浦に 道急ぐなり(串本)
本州の 最南端の 串本は 橋杭岩と 潮岬が(同上)
巡礼の コース誤り 目にしたり 香園寺奥 大谷池を(小松大谷池)
宗教は 心の薬 香園寺 聖堂内で 南無アーメンと(同上)
浜名湖に 人工島の 中ノ島 建物二棟 車窓の景色(浜名湖)
英虞湾の 御座白浜は 秘境なり 志摩半島の 最西端に(御座白浜海岸)
キャンプ場 御座白浜は 快適で 煌めく星座 潮騒の音(同上)
久々に 秋田に帰り キャンプする 象潟海岸 松の林に(象潟海岸)
牛沼の 蓬莱橋の 赤い色 雪の景色に 異論を唱え(横手公園牛沼)
大師崎 観音崎と 不動崎 三崎公園 由来と言われ(三崎公園)
三崎山 旧街道は 名勝に 松尾芭蕉が 価値を高めて(同上)
わが家に 帰りて思う 旅ひとつ 風雅と呼べる 奥の細道(同上)
俯瞰する 九十九島の 水田に 薄ら積る 雪美しく(象潟海岸)
象潟で 芭蕉の語り部 なる夢も 破れて無念 また象潟に(同上/海岸と湖沼17) 62歳
沖の島 方角石が 山頂に 北前船の 面影残す(金浦港)
春なのに 光徳沼は 水貯めず 小波を立てて 流れ行くなり(光徳沼)
日光は 見所多く 十度目で 中禅寺湖の 遊覧船に(中禅寺湖)
歌ヶ浜 三大浜の 一つとか 千手ヶ浜と 菖蒲ヶ浜が(同上)
念願の 百名山を 完登し 好きな山々 再び登る(同上)
湖面越し 男体山の 展望は 半月山が 特に優れて(同上)
赤城山 大沼の当て字は 非常識 未来の漢字 シンプル願う(赤城山大沼)
湖沼名 妥当と思う 名称は 大沼は赤城湖 小沼は地蔵湖(同上)
湖の 小鳥ヶ島の 一帯は 赤城神社の 境内であり(同上)
ミニ尾瀬と 覚満淵は 称されて 赤城山では 隠れた名所(赤城山覚満淵)
屏風浦 空海大師 生誕地 母堂の屋敷 海岸寺なり(三野津湾)
松山に 白石ノ鼻 巨石群 ストーンヘンジ 呼び名も高く(白石ノ鼻)
昭和期の 古き赤松 遊園地 廃園跡が 宇和島湾に(宇和島湾)
繁昌と 繁栄とには 大差あり 繁昌一時 繁栄百年(同上)
今治の 志島ヶ原の 松原は 二千五百本 国の名勝(志島ヶ原)
今治の 白砂青松 百選は 志島ヶ原で 渚は桜井(同上)
松原に 綱敷天満 神社建つ 菅公没し 四十年後(同上)
佐田岬 半島に見る 風車 二見くるりん 風の丘パーク(佐田岬半島)
旅すれば 心ときめく 海の風 波のしぶきに 思う航海(来島海峡)
波止浜は 国の名勝 来島に 海峡望む 入江の景色(波止浜)
砂浜に 美徳の山を 築かばや 打寄せる波 悪魔の如し(大角鼻)
三角の 消波ブロック 珍しき テトラポットが 独占の中(波方宮崎)
海賊の 城跡を見る 波方の 宮崎漁港 小さな丘に(同上)
大西の 九王鴨池 海岸は 秋はひっそり 鳥さえ寄らず(九王鴨池)
菊間地区 沖に島々 斎灘 神霊宿る 斎島見え(斎灘)
行く船は 球状船首 ブリッジの 井本ライン コンテナ船で(同上)
しまなみの 来島海峡 大橋で 景色見るなら 自転車有利(来島海峡/海岸と湖沼18)
垂水の フェリーは便利 鹿児島へ 三十五分 錦江湾を(錦江湾)
大隅湖 高隈山を 添景に 肝属川の 上流ダム湖(大隅湖)
土佐南 足摺岬 東には 松尾海岸 断崖続く(足摺岬)
足摺と 室戸岬の 宿の差は 足摺岬 温泉街で(同上)
珍しき 三段丘の 岬には 鈴の音絶えぬ 霊場もあり(同上)
釣島の 手前に見える カモヤ島 三津浜港の 眺め細やか(三津浜)
四十島 ターナー島の 別名も 絶景浮かぶ 三津浜沖に(同上)
道の駅 津田の松原 琴林 公園内に 開設されて(津田の松原)
砂浜は 日本の渚 百選で 香川屈指の 海水浴場(同上)
老松は 六百年の 樹齢とか 津田の松原 一キロ続く(同上)
石清水 八幡神社 松原に 平安前期 分霊されて(同上)
風止んで 松の囁き 消えつつも 波音だけは 静かに聞こゆ(同上)
津田湾に 名古の小島と 鵜部の鼻 播磨灘へと 開ける手前(同上)
土佐湾の 五色ノ浜の 断層の 横浪メランジュ 国記念物(五色ノ浜)
朝焼けの 伊坂ノ鼻は 黄金色 群立の岩 仏の如し(同上)
メランジュは 異なる岩石 重合で 大陸プレート 一部四国に(同上)
巡礼の 合間に拝む 大自然 四国の海は 曼荼羅世界(足摺サニーロード)
碧悟桐 絶賛したり 叶崎 土佐の桂月 歌にも詠まず(同上)
竜串の 見残し海岸 比類なき 奇岩怪石 岩礁群で(同上)
巨大なる 竹が伏すとも 大竹は 見残し海岸 奇岩の一つ(見残し海岸)
海中の 展望塔が 対岸に 昭和中期の レトロが今に(同上)
地質では 日本の奇岩 百景に 大竹小竹 プラス選定(同上)
臼碆は 地図に沖臼 表記され 足摺岬 紛らわしきや(松尾海岸/海岸と湖沼19) 63歳
久々に 吹浦海岸 来てみれば イカ釣り船が 漁港に戻り(吹浦海岸)
雪のない 志賀高原の 丸池を 初めて目にし 思い新たに(丸池)
志賀山の ひょうたん池に 木道が 誰もいなくて 横に臥せたり(ひょうたん池)
池見れば 探したくなる 淡水魚 ひょうたん池に 駒見当たらず(同上)
飯縄の 大座法師池 高原に 周囲一キロ 自然ため池(大座法師池)
手を合わす 飯縄山が 池の上 少し前まで 逆の立場に(同上)
象潟の キャンプ場の 片隅で 一人で唄う あの数え歌(象潟海岸)
波の音 遥か昔の 鼓動する 必ず帰る 象潟の海(同上)
今日と云う 景色が消える 日本海 まじまじと見る 象潟の海(同上)
ヤシの木が 野比海岸で 対比する 火力発電 煙突群と(野比海岸)
見飽きない 浦賀水道 行く船は ヨットに巨船 漁船に空母(同上)
半島の 尖端ケープ 真鶴に 観光施設 園地化されて(三ツ石海岸)
三ツ石の 正式名は 笠島で どこが笠かは 見ては分からず(同上)
熱海にも 錦ヶ浦の 断崖が 魚見崎から 一キロ続く(錦ヶ浦自然郷)
一碧湖 周囲四キロ 淡水湖 伊豆の瞳と 親しまれたり(一碧湖)
昭和初期 日本百景 一碧湖 十万年も 前の火口湖(同上)
下田にも 白浜があり 大浜の 海水浴場 伊豆最大と(白浜大浜)
油壷 胴網海岸 ひっそりと 三浦半島 穴場のビーチ(胴網海岸)
海底の 堆積層が 隆起とか 海蝕洞や 地層が露呈(同上)
富士の山 雪に重なる ヨットの帆 潮風香る 油壷かな(油壷ヨットハーバー)
横須賀の 観音崎の 展望所 三浦半島 最東端に(観音崎)
貨物船 ファンネルマーク 眺めては 船会社知る 楽しみ湾に(同上)
砂浜と 断崖海岸 入り混じる 三浦半島 優しく厳し(観音崎/海岸と湖沼20) 64歳
洞窟の 大蛇退治は 行基とか 観音崎に 残る伝説(同上)
思い出す 東京湾を 眺めては 沖縄へ行く 船の長旅(同上)
浮島は 安房勝山の 無人島 海蝕洞の 丸窓を見る(安房勝山)
竜島は 源頼朝 上陸地 案内板と 記念碑が立つ(同上)
平砂浦 白砂青松 百選で 外海側に 六キロ続く(平砂浦)
野島崎 房総南端 懐かしき 知らぬ間に 道の駅建つ(野島崎)
南房に 意外と多い 温泉地 千倉温泉 空室を問う(千倉海岸)
印旛沼 電車は遠い 場所にあり 車でやっと 訪ねてみたり(印旛沼)
江戸中期 極悪怪獣 出現し 十三人も 餌食にしたと(同上)
三崎北 浜諸磯で 互層見る 白のシルトと 黒のスコリア(浜諸磯)
諸磯の 隆起海岸 層群は 極めて貴重 国の記念物(同上)
海岸で 岩石ハンマー 手にしては 化石を探す ロマン再び(同上)
カモメ飛ぶ 岩場の上で 釣り客は 釣った魚を くれているのか(同上)
水平な 浜諸磯の 積層は 断崖の中 三十余り(同上)
荒崎は ごつごつとした 荒磯で 足元注意で 沖へと進む(荒崎海岸)
竜串の 大竹思わす 景観が 三浦半島 荒崎磯に(同上)
類似した 富士の景観 観るけれど 荒磯越しの 富士は気高く(同上)
細やかな 斜めの節理 洞門に 注目されぬ 現状哀し(同上)
松生えて 弁天島を 引き立てる 島の命は 寄り添う木々に(同上)
ソレイユの 丘にはオート キャンプ場 乗用車にて 泊まる野暮か(同上)
洲崎と 灯台対峙 剱崎 東京湾の 浦賀水道(東京湾)
海岸は 白砂青松 百選に 富津岬は 富士も美し(富津岬)
行く年は 頭を垂れて 凶送り 来る年は吉 胸張り迎え(同上/海岸と湖沼21) 65歳
明治期の 砲台跡や 監的所 戦争遺構 岬に残る(同上)
中の島 囲む大池 濠に見え 架かる石橋 アーチ美し(同上)
高滝湖 芸術的な 人造湖 橋にはアーチ 美術館建ち(高滝湖)
揚水機 実物大に 復元し 階段付けた 展望塔に(同上)
鴨川の 前原横渚 海岸は 日本の渚 百選とされ(前原横渚海岸)
房総の 温泉街に 聳え建つ 鴨川グランド タワーマンション(同上)
澄んだ海 守谷海岸 千葉一で 海水浴場 渚百選(守谷海岸)
名前無き 小島が浮かぶ 鵜原沖 自然崇拝 地域が差あり(鵜原海岸)
断崖に 砂岩礫岩 縞模様 織り込まれたる 海に衣裳が(同上)
生簀には 二種類あり 海岸に 小はエビなり 大はイワシと(同上)
海中の 展望塔は 北日本 北海道と 千葉県だけに(勝浦海中展望塔)
餌付けして 近寄る魚 殆どで クロダイ・メジナ 客喜ばす(同上)
小型船 陸揚げされた 勝場港 漁師の暮らし 横並びかな(鵜原海岸)
石神井に 沼沢植物 群落が 三宝寺池 国の記念物(三宝寺池)
手付かずの 三宝寺池 風情あり 東京区内 意外な自然(同上)
三宝寺 善福寺池 井の頭 武蔵野三大 湧水池とか(同上)
三浦市の 海岸沿いの 海外町 スランプ構造 特殊な地層(海外海岸)
第三紀 凝灰岩と シルト岩 海底隆起 三崎の互層(同上)
広すぎて 車で一周 精一杯 次回は乗ろう 遊覧船に(霞ヶ浦)
西浦が 霞ヶ浦で 最大で 北浦のほか 外波逆浦(同上)
土浦が 霞ヶ浦の 東岸に 十四万の 人口抱え(同上)
千葉港の 工業地帯 煙突が 稲毛の浜の 借景となり(稲毛海岸)
弓形の 検見川浜の 突堤は 釣り客のため 築かれしかと(同上)
人工の 稲毛海岸 珍しく 白砂青松 日本百選(同上)
岩礁に 鳥海山と 温泉地 庄内だけに 浮かぶ雰囲気(加茂海岸)
標識が 侍浜の 頼りなり 久慈海岸は 三陸秘境(久慈海岸)
横沼の フラットデッキ 展望所 侍浜の 断崖の上(同上/海岸と湖沼22) 65歳
花崗岩 海蝕された 洞門は 小袖海岸 つりがね洞で(小袖海岸)
奇岩より つりがね洞は 奇勝かな 三角錐の 岩に松の木(同上)
かぶと岩 つりがね洞の 奥にあり 大小二つ 夫婦の如し(同上)
北限の 海女の素潜り 記念碑は じぇじぇじぇと刻む 発祥の地に(同上)
岸壁に 柱状節理 夫婦岩 明神祀り 注連縄結ぶ(同上)
田野畑の 鵜ノ巣断崖 展望所 五連の鼻が 特徴的で(鵜ノ巣断崖)
リアス式 入江と湾の イメージに ノコギリの歯の 断崖を見る(同上)
熊ノ鼻 展望台は 岩泉 六キロほどの 海岸線に(熊ノ鼻)
恐竜の 化石発見 日本初 昭和後期に 茂師海岸で(茂師海岸)
波鼓ヶ舞 海蝕棚の 景観で 洗濯板が 茂師海岸に(同上)
山田湾 大島小島 無人島 大島夏は 海水浴場(山田湾)
行政区 船越湾は 二分され 弁天島は 山田町側(船越湾)
黒色の 粘板岩は 三畳紀 唐桑半島 地質構成(唐桑半島)
満潮時 海藻採りの 母親と 子供が離れ 児置島の名(同上)
潮だまり 陽沼陰沼と 称されて イザナギイザナミ 鎮座するとも(同上)
海の神 オオワタツミの 父母は イザナギイザナミ 道理は通ず(同上)
半造は 巨石岩塊 波際に 打寄せる波 滝の如くに(同上)
数えれば 十三羽もの ウミウいて トド岩の名は 返上すべき(同上)
半島と 面積競う 大島が 気仙沼湾 横たわるかな(同上)
殆どの 唐桑半島 絶景は 太平洋の 東海岸(同上)
倒木や 立ち枯れ木が 数多見る 大震災の 津波の被害(同上)
入江には 湧水があり 漁師たち 水を汲みとり 喉潤したと(同上)
唐桑に 打ち寄せる波 逆まきて 海食洞も 奇観を呈す(同上)
巨釜は 八幡岩が 蓋に見え 大きな釜を 想像したと(同上)
巨釜の 風景の先 無人島 ゆっくり船で 訪ねたいもの(同上)
沈み行く 夕陽をずっと 眺めるや 一人キャンプの 象潟の海(象潟/海岸と湖沼23)
松島は 朝日に染まり 象潟は 飛島交え 夕日に染まる(同上)
旅立つや 弾む心に 軽き足 思いめぐらす 松島の月(松島)
月もなく 朧に浮かぶ 松島の 馬ノ背の岸 潮は満ちたり(同上)
絶景は 表松島 数多見る 瑞鳳ヶ丘 馬の背子馬(同上)
象潟の 栗山池の 池周囲 一・二キロ 景観が良し(栗山池)
村上の 寒川海岸 景観は 笹川流れ 延長線に(寒川海岸)
最近は 七号線を 走らずに 笹川流れ 海沿いを行く(笹川流れ)
悔やまれる 笹川流れ 芭蕉さん 北中やめて 歩いていれば(同上)
海のない 長野の宝 諏訪湖なり 百名山が 三十ありても(諏訪湖)
灯籠に 八重垣姫像 初島が 諏訪湖の湖岸 一直線に(同上)
松原湖 周囲二キロの 堰止湖 八ヶ岳でも 北東側に(松原湖)
松原湖 猪名湖・長湖 大月湖 三湖の呼び名 猪名湖最大(同上)
童謡の 北風小僧 寒太郎 湖出身 作詞家の作(同上)
美笹湖は 蓼科スカイ ライン上 昭和後期に 開発されて(美笹湖)
バブル期の 面影消えた 湖上には 時折り跳ねる 鯉の姿が(同上)
いつ見ても 脱帽しては お辞儀する 蓬莱山の 尖がり帽子(笹川流れ)
電車から 笹川流れ 眺めれば 三つのルート クリアをしたり(同上)
貸しボート 桟橋壊れ 立ち入れず 寂れた池の 富士見高原(鹿の池)
甲斐駒が 富士山凌ぐ 存在に 富士見高原 鹿の池では(同上)
若き日の 旅の思い出 白樺湖 一泊二日 初の信州(白樺湖)
旅に出て 初めて知りし 世の広さ 理想の女性 あちらこちらに(同上)
湖畔には 半世紀経つ 女神像 昭和中期の ため池共に(女神湖)
女神湖は 白樺高原 最奥部 学校寮 多く建てられ(同上)
珍しや 高速道に 温泉が 諏訪湖サービス エリアの中に(諏訪湖)
日本一 白駒の池 高い場所 北八ヶ岳の 中腹にあり(白駒の池)
山小屋の 白駒荘は 校舎風 木造二階 湖畔の宿で(同上/海岸と湖沼24) 65歳
美鈴湖は 美ヶ原 山麓に 桃山時代 池築かれて(美鈴湖)
湖は 周囲二キロが 下限かと 水深の目途 五メートル以上(同上)
駒出池 白樺林 一画に 八千穂高原 小さなため池(駒出池)
遥拝の 戸隠山は 霊山で 登拝は不向き 危険が多し(鏡池)
振り向けば 戸隠山の 険しさが 池に伝わる 蟻の戸渡り(同上)
里山の 雰囲気長湖 感じさす 岸の集落 和やかにあり(長湖)
高原の 八千穂レイクは ため池で 昭和後期に 築造されて(八千穂レイク)
レイクの名 消費者金融 連想し 湖沼の名には いかがなものか(同上)
ため池は 内山牧場 あらふね湖 牧場消えて 池だけ残り(あらふね湖)
牧場は キャンプ場へと 移行して あらふね湖には 歩道が整備(同上)
桑川の 弁天岩に 赤鳥居 笹川流れ 南に至り(笹川流れ)
三景に 続く二景 選ぶなら 浄土ヶ浜と 笹川流れ(同上)
松島と 男鹿の美麗に 笹川も 頼三樹三郎 同じく評価(同上)
鼠ヶ関 弁天島を 眺めると 赤い鳥居に 灯台白亜(鼠ヶ関弁天島)
潮風が 急に恋しく 思う夏 ハンドル握り 向う象潟(象潟海岸)
象潟を こよなく愛す 憧れが 日々に消えゆく 海水浴場(同上)
久々に 煌く星座 仰ぎ見て 初心に帰る 浜辺のキャンプ(同上)
スイカ割る 姿も見えぬ 象潟に 五十年ぶり 浜に旅寝す(同上)
八塩ダム 石沢川の 上流に 昭和中期に 築造されて(八塩ダム)
細長き ダムは奥まで 道続き 源流訪ね 八塩山へと(同上)
象潟の 海水浴場 秋が来て 訪ねるものは 流木ばかり(象潟海岸)
雄国沼 猫魔火山の 堰止湖 国の記念物 憧れ続け(雄国沼)
雄国沼 三・五キロ 周囲とか 約一キロの 木道架かる(同上)
休憩舎 三角屋根の ログハウス さすが国立 公園らしく(同上)
磐梯に 裏も表も 無いだろう 北磐梯と 我れは呼ぶなり(桧原湖/海岸と湖沼25) 65歳
檜原湖は 明治中期の 堰止湖 湖底に沈む 桧原の宿場(同上)
湖畔から 磐梯山を 眺めれば 左側には 櫛ヶ峰見え(同上)
久々に 蔵王の御釜 エメラルド グリーンの姿 まじまじと見る(蔵王御釜)
湯川沼 未来の森の 山頂に 沼を浮島 移動するとも(湯川沼)
手付かずの 自然の沼は 比類なき 岩手と秋田 県境にあり(同上)
秋田県 由利高原の 大谷地池 ため池の中 県最大と(大谷地池)
池回り 木々色付き イマイチで 今年の秋は 損した気分(同上)
鳥海の 花立堤 牧場は 北欧風の 雰囲気か良く(花立堤)
展望所 案内板に 綾里崎 湾の対岸 指すと思わず(碁石海岸)
木造の 展望台は 懸け造り 気仙大工の 技は海にも(同上)
三つ穴の 穴通磯 比類なき 碁石海岸 奇勝第一(同上)
震災の 爪痕残る 海岸に 滅びもせずに 松は芽をふく(同上)
風流を 言葉にすれば 俳聖の 三千里ゆく 松島の月(松島)
松島の 月を眺めた 天守閣 一夜の旅寝 風雲の中(同上)
孤島なら 朽ち果てにける 五大堂 昔も今も 松島の顔(同上)
松島に 心奪われ 住み付いた 古人の夢が 雄島に宿る(同上)
釣り人が ぽつんぽつんと 糸を垂れ 波音だけの 奥の松島(奥松島)
松島や 日本屈指の 島の数 九十九島を 遥かに凌ぎ(同上)
潮風の 匂える町ぞ 懐かしき 海に暮らした 束の間の夢(志津川湾)
加瀬沼は 仙台北の ため池で 餌付けがなされ 白鳥飛来(加瀬沼)
立つ鳥も 日本で生まれ シベリアへ 何度往来 旅することや(同上)
にかほ市に 七十四ヶ所 ため池が 黒潟ため池 憩いの里に(黒潟ため池)
茅葺きの 曲り家移築 食堂に 寂しく思う 冬は閉店(同上)
江戸後期 本荘藩が 築造と 由利海岸の 波除石垣(由利海岸)
秋田県 海水浴場 南端は 鳥海山の 小砂川の浜(小砂川海岸)
象潟は 小砂川からは 遥か先 溜め息聞こゆ 芭蕉と曽良の(同上)
まだ白き 鳥海山に 添う桜 栗山池に 絶景を見る(栗山池)
不揃いな 噴水二基が 噴き上がる 眺める客は 我れ一人でも(同上/海岸と湖沼26)
干上がりの 松川浦は 小島まで 磯を眺めて 渡る楽しみ(松川浦)
干潟には 養殖筏 一面に ノリやアサリの 産地で知られ(同上)
広大な 松川浦は 潟湖なり 白砂青松 百選もあり(同上)
貧しきは テトラポットの 磯部かな それでも渚 日本百選(大洲海岸)
北泉 海水浴場 原町に 二十段もの 浜の石段(北泉海岸)
福島の 海岸めぐり 四倉の 波立海岸 今日の始り(波立海岸)
小島には 穴三ヶ所に 祠置き 祀るは宗像 三女神かな(同上)
部分的 凝灰岩の 岩壁も 海蝕進み 洞窟穿つ(同上)
薄礒と 豊間海岸 砂浜を 遮る鼻は 塩屋埼かな(薄礒海岸)
塩屋埼 三度も訪ね 今日はパス 豊間海岸 眺めて過ぎる(豊間海岸)
小名浜の オーシャンホテル 温泉と ゴルフ場付き 四半世紀に(小名浜湾)
百選は 白砂青松 渚でも 五浦海岸 北茨城の(五浦海岸)
小五浦を 岩石断崖 岩礁が 端磯までの 一・二キロ(同上)
関東の 松島とも 称されて 岡倉天心 終の棲家に(同上)
二ツ島 磯原海岸 シンボルで 干潮時には 願い叶うと(磯原海岸)
海岸の テトラポットは 野暮だけど 凝灰岩の 断層美し(広野海岸)
日本の 白砂青松 百選に 猪苗代湖の 天神浜は(猪苗代湖)
小平潟 天満宮が 建つために 天神浜と 呼称されたり(同上)
湖畔には 野口英世の 生家あり 天神浜は 馴染の場所で(同上)
大屋沼 小学校の 遠足で 来た思い出が 永久に離れず(大屋沼)
江戸期築 史跡にならぬ 大屋沼 土木の評価 偏見多き(同上)
木陰沼 気にもされない ため池も 我が家の近く 親しみ深く(木陰沼)
山や海 事故死は絶えず 哀れにも 溺れて水死 滑って横死(赤石海岸)
馴染なき 赤石海岸 キャンプして 一夜明かすと 親しみが増す(同上)
始めての 本荘マリーナ 戸惑いも テトラポットが あまりに多く(本荘マリーナ)
釣り客の 車が疎ら 駐車して ヨットの客は 皆無に近き(同上)
マリーナも 鳥海山が 良く見えて 笙ヶ岳など 南に続き(同上)
久々に 男鹿半島の 散策を 先ずは鵜ノ崎 時計回りに(鵜ノ崎海岸)
標柱に 日本の渚 百選と 男鹿半島の 鵜ノ崎海岸(同上)
岩の上 好む海鵜が 殆どで 砂浜附近 鵜は現れず(同上/海岸と湖沼27) 66歳
潮瀬崎 凝灰岩の 波蝕台 奇岩が多く 見逃さぬよう(潮瀬崎)
灯台へ 電気供給 電柱が 景観無視し 立ち並ぶかな(同上)
日本一 日本の奇岩 百選の 十四ヶ所が 男鹿半島に(同上)
崖下の 白糸の滝 見るのには 遊覧船が 手早いようで(加茂青砂)
奇妙なり 鬼の俵 ころがしの 茶色の道は 玄武岩とか(入道崎)
江戸時代 菅江真澄も 惚れこんで 丸太船にて 西海岸を(潮瀬崎)
ゴジラ岩 全国各地 有るけれど 男鹿半島が 最も類似(同上)
苫小牧 フェリー下船し ウトナイ湖 未だ見ぬ名所 先ずは見物(ウトナイ湖)
立岩が 二つ並べば 夫婦岩 注連縄張らず 表記もされず(雷電海岸)
袋澗で 熊の夫婦が ニシン食べ 仲良くなりて キス熊岩と(神恵内)
荒海や 借金漬けの 十年余 実家を捨てて 旅に明け暮れ(同上)
荒れた海 西の河原は 地獄絵図 難破船など 残骸が見え(同上)
振り向けば 寂しき村よ 神恵内 西の河原に ジュウボウ岬(同上)
トンネルの 先に断崖 展望所 島武意海岸 渚百選(島武意海岸)
聳え立つ タケノコ岩の 岩峰は 安山岩の 柱状節理(同上)
明治期の ニシン漁場の 面影は 丘のトンネル 岸の石垣(同上)
竜ヶ崎 小樽の領域 忍路湾 隣りの余市 湾は重複(竜ヶ崎)
港から 小樽の街を 眺めれば 小樽峠が 最高峰で(小樽港)
天狗山 雪の情況 眺めると ケレンデオープン まじかと思う(同上)
見渡せば 湾対岸に 街並みが 寿都町の 中心部かと(歌棄海岸)
歌棄は 考えられぬ 地名かな 命の光り 詩歌なりけり(同上)
洞爺湖は 付き合い長き 湖で 修学旅行 以来五回目(洞爺湖)
冷え冷えと 水面に遊ぶ 白鳥も 淋しきばかり 雪の洞爺湖(同上)
春立の 海岸丘の 草紅葉 太平洋の 蒼さに抗し(静内海岸/海岸と湖沼28) 67歳
三石の 海浜公園 バンガロー ひっそり並ぶ 冬の景観(三石海岸公園)
単調な 日高支庁の 海岸は 北海道の 九十九里浜(様似海岸)
何もない えりも岬と 聞くけれど 白砂青松 渚百選(えりも岬)
流行歌 知って覚えた えりも町 やっと訪ねし 四十年後に(同上)
鋭角の えりも岬の 突端は 太平洋に 歌でラブコール(同上)
浜辺より 百人浜は 段丘に 魅力を感じ 暫し動けず(同上)
北海の 冬の嵐を 乗り越える 波に叩かれ 風に押されて(同上)
幽玄な 段丘海岸 昆布森 思わぬ景色 釧路の海に(昆布森)
門静の 望洋台の 眺望は 厚岸町の 観光十景(厚岸海岸)
芝の黄に 海は紺碧 青い空 雪は林に 高台五色(同上)
大橋は 厚岸湾と 厚岸湖 区別する橋 呆気にとらる(同上)
白亜紀の 涙岬に 洞門が 砂岩礫岩 頁岩と言う(浜中海岸)
岩塊の 涙岬の 名の謂れ 悲恋の別れ 乙女の涙(同上)
立岩と 涙岬は 浜中で 地図にも載らぬ 名所が続く(同上)
汽水湖の 火散布沼 浜中に 周囲十五キロ アサリの産地(火散布沼)
アイヌ語の 漢字の当て字 無理があり ヒチリップ沼 他の表記も(同上)
四角形 消波ブロック 整然と テトラポットを 見るよりはまし(琵琶瀬湾)
道の駅 根室十景 風連湖 スワン44 国道沿いに(風連湖)
風連湖 周囲百キロ 広大で 汽水湖として 道内一と(同上)
本土では 納沙布岬 東端で 愛車を停めて 記念撮影(納沙布岬)
別海の 白鳥台は 十景で 冬は太陽 四角に見える(別海白鳥台)
日本一 野付半島 砂嘴の距離 二十六キロ 直線長く(野付半島)
秘境とは 見たこともない 光景で 野付半島 秘境の一つ(同上)
砂嘴と言う 弓形をした 地形には 荒涼とした 奇観が続く(同上/海岸と湖沼29) 67歳
四度目も 霧の摩周湖 袖にされ それでも歌う その歌謡曲(摩周湖)
晴れ渡り 霧の湖 また遠く 展望台で 初雪を見る(同上)
阿寒湖に 強い陽射しの 照り返し 厚き氷を 揺らす波音(阿寒湖)
標茶過ぎ 釧路湿原 立ち入れば シラルトロ沼 先ずは佇む(シラルトロ沼)
塘路湖は 釧路湿原 最大で 十八キロの くびれた周囲(塘路湖)
川の駅 山小屋風の 建物で 八人乗りの カヌーを並べ(同上)
達古武湖 周囲五キロの 海跡湖 釧路湿原 細岡駅に(達古武湖)
春採湖 釧路郊外 海跡湖 くびれた周囲 四・七キロ(春採湖)
湖の ヒブナは国の 記念物 チャシ跡群は 国の史跡に(同上)
最北の 宗谷岬の 土産屋で 買い求めたり 到達証明(宗谷岬)
日本の 最北端の モニュメント 三角錐の 石の洞門(同上)
江戸後期 間宮林蔵 樺太へ 宗谷の地から 二度の渡航を(同上)
真冬でも 凍結しない 一画が 大沼小沼の 白鳥台は(大沼)
大沼の 白鳥台の セバットは アイヌ語曰く 狭まった場所(同上)
大沼が 雪原となり 駒ヶ岳 風雲載せて 天を指差す(同上)
朝里浜 小樽市街地 眺め良く 高島岬 端まで海に(朝里海岸)
断崖の 小樽海岸 蘭島へ 二十三キロ 紺碧の海(小樽海岸)
独特の シリパ岬は 断崖で 余市湾では シンボルとされ(余市湾)
二人乗る 手漕ぎボートが 余市湾 高波来たら いかがすべきか(同上)
海からも 眺めて見たい 絶景で 遊覧船が 無いのが不思議(小樽海岸)
支笏湖に 寂しき浜辺 ポロピナイ 四月初めも 店は閉ざされ(支笏湖)
威厳ある 風不死岳が 支笏湖に 溶岩ドーム 雪の化粧を(同上)
支笏湖は 四十キロの カルデラ湖 日本最北 不凍湖であり(支笏湖/海岸と湖沼30)
モニュメント アーチの横に 像が立つ 北海道の 名付けの親の(小平海岸)
見渡せば 雄冬岬が 南端に 小平蘂川 河口に立てば(同上)
三岬 雄冬・落石 地球とは 北海道の 三大秘岬(石狩湾)
残雪の 暑寒別岳 美しく 浜益ピリカ ビーチの眺め(同上)
砂浜に 投げ釣り客 列をなし 春待ちかねた 雰囲気感ず(雷電海岸)
雷電の 北に積丹 半島の 山々白く 海に染まらず(同上)
蝦夷地での 義経伝説 ちぐはぐで 西弁慶で 東義経(同上)
白石の 岸の小径は 人為的 安全第一 海の散策路(同上)
窓岩に 西の河原も 奥に見え 奇岩奇勝の 神恵内村(神恵内海岸)
神々の 遊ぶ庭とも 称されし 西の河原は カムイミンタラ(同上)
洞窟に 岩塩丸く 露出して 稀に見るなり 不思議な眺め(同上)
世の中を 知らずに生まれ 死んで行く 空と言う名の 心の旅路(同上)
ナイフ状 稜線の先 白黒の 神威岬の 灯台が建つ(神威岳)
有名な 念仏トンネル 水無しの 立岩側に 小さく見ゆる(同上)
事故死せし 妻子の供養 掘りしかと 念仏トンネル 灯台守が(同上)
鳥居門 女人禁制 筋違い 義経伝説 神威岬に(同上)
立岩が 沼前岬 群立し 積丹半島 秘境が多き(同上)
断崖が 刃の如く 鋭角に 三層並ぶ 奇観もありき(同上)
半島の 青い山脈 続く上 積丹二峰 白い装い(同上)
初点灯 明治中期の 灯台で 白と黒との 色合いが良く(同上)
頭上には 落石守る 砂岩層 丸い大石 三つも見える(同上)
旅館には 積丹ユース ホステルの 看板があり 懐かしく見る(積丹岬)
名物の ウニなど食べて めぐるかな 大断崖の 北の荒波(同上)
突端は 積丹岬 道はなく 神威岬と 違い鮮明(同上)
笠泊 積丹岬 展望所 海成段丘 西海岸に(同上/海岸と湖沼31) 67歳
木造の 女郎子岩の 展望所 フラットデッキ 断崖に建つ(同上)
上と下 女郎子岩の 岩は別 安山岩と 凝灰岩に(同上)
着物着て 子供を抱いた 母像が 女郎子岩の 謂れとされて(同上)
忘れ得ぬ 積丹ブルー 岩礁に 島武意海岸 五色に分れ(同上)
岩礁と 東海庵の 石組みが 不思議と合致 しばらく絶句(同上)
春を待つ 日々が遠のく やるせなさ ならば訪ねん 待つことを止め(同上)
名無岩 凝灰岩の 立岩で 隣りに鳥を 思わす岩も(同上)
日本の 奇岩百景 加えたい 北海道の ローソク岩は(同上)
雨晴 海岸を観る 神恵内 立山連峰 ニセコに変り(神恵内海岸)
桟橋は 五百メートル 展望所 ソーランライン 絶景の中(同上)
神恵内 竜神岬 絶景は 船は徐行し 事故少ないと(同上)
帰路もまた 弁天島に 参拝し 積丹半島 分れ行くかな(盃海岸)
半月湖 羊蹄山の 登山口 周囲二キロの 火山湖であり(半月湖)
登別 温泉にある 俱多楽湖 周囲八キロ カルデラ湖なり(俱多楽湖)
俱多楽湖 観光開発 禁止され 昔のままの 景観とどむ(同上)
雨以外 流入しない 湖で 日本一の 水質誇る(同上)
洞爺湖を 俯瞰するなら 西岸の サイロと称す 展望台よ(洞爺湖)
洞爺湖や 昔の旅を 思い出す 修学旅行 その後の旅を(同上)
城塞を 思わす景観 洞爺湖に ウィンザース ノービレッジは(同上)
洞爺湖は 四十三キロ 周囲あり 一周すれば 価値観変る(同上)
洞爺湖の 外輪山の 有珠山は シンボル的な 山でもありき(同上/海岸と湖沼32) 67歳
室蘭の 絵鞆半島 ピリカノカ 国の名勝 あまり知られず(絵鞆半島)
道もなき マスイチ浜の 断崖が 絵鞆半島 外洋沿いに(同上)
ずんぐりと ローソク岩が 海に立つ あまり目立たず 余市と違い(同上)
景勝地 ハルカルモイは アイヌ語で 食糧を採る 入江指すとか(同上)
金銀の 屏風は室蘭 八景で 断崖絶壁 異観に見える(同上)
船の舵 絵鞆岬の モニュメント 展望台の 横に設置し(同上)
恵比寿島 ウミウが九羽 羽根休め 島と言うより 岩礁状で(同上)
鉄の街 室蘭港の シンボルは 白鳥大橋 西の玄関(同上)
高台の チャラツナイには 展望所 蓬莱門が 眼下の景色(同上)
最大の 絵鞆半島 景勝地 地球岬は 室蘭八景(同上)
ワイファイが 展望台に 備えられ チキウ岬は 地球規模へと(同上)
最近は 漢字の当て字 変更し チケプのアイヌ語 チキウ岬に(同上)
金屏風 正面からも 見たきもの 遊覧船が 無いのが寂し(同上)
ピリカノカ 国の名勝 四ヶ所で トッカリショ浜 その一つなり(同上)
トッカリショ 断崖絶壁 奇岩立ち まさに絶景 半島一か(同上)
室蘭の 工場夜景 展望所 潮見公園 最も良いと(同上)
一人踏む イタンキ浜の 鳴き砂よ その淋しさは エコーの如く(同上)
日本の 渚百選 室蘭の イタンキ浜の 一・七キロ(同上)
木地山の 桁倉沼は ため池で 江戸の築造 歴史は古く(桁倉沼)
水深は 日本一だと 自慢する 死の湖に したのも忘れ(田沢湖)
子供らと 思いきり遊び うたた寝る 春風そそぐ 湖畔の芝に(同上)
強歩する 田沢の夜の 湖に 明ける陽射しの 柔らかさかな(同上)
田沢湖の シンボル一つ たつこ像 殺風景な 岸辺の上に(同上)
田螺沼に 潰れた宿が そのままに 秋田いこいの 村は廃墟が(田螺沼)
貝沼は 皆瀬ダム沿い ため池で 周囲の景色 里山らしく(貝沼/海岸と湖沼33) 67歳
小野川湖 裏磐梯の 三湖では 三男坊で 周囲十二キロ(小野川湖)
塩屋埼 灯台日本 五十選 美空ひばりと 関わり深く(薄磯海岸)
岩礁と 消波ブロック 混じり合い 豊間海岸 乱れた岸に(豊間海岸)
小名浜の 三崎公園 潮見台 地層露わな 海岸景気(小名浜三崎)
秀逸な 猪苗代湖の 眺望は 昭和の森の 天鏡台で(猪苗代湖)
釜石の 両石湾の 水海に 海水浴場 愛の浜辺も(両石湾)
名も知らぬ 海岸や湾 訪ねれば 思わぬ美観 拝み見物(同上)
釜石に 白砂青松 百選が 大槌湾の 根浜海岸(大槌湾)
二キロほど 根岸海岸 松林 津波を受けて 半減したと(同上)
大槌の 津波の被害 何処へやら 白い砂浜 青い海原(同上)
昭和期の 浜辺の旅館 再建す 宝来館は 四階建てで(同上)
吉里吉里の 浜辺に設置 日時計は 人類が知る 時の流れで(吉里吉里海岸)
日時計に 頼らないのも 人の知恵 空腹を知り 獲物を探す(同上)
山と海 両方ないと 淋しいナ 山はイザナギ 海はイザナミ(船越湾)
大槌の 赤浜地区の 海見れば 住民一割 嘆きは消えず(大槌湾)
ノコギリの 突端の崎 岩礁が リアス海岸 余韻を残す(唐丹湾)
宮古から 気仙沼まで 百キロに 名のある湾が 十五ヶ所あり(同上)
仏ヶ崎 死骨崎とが 対峙する 唐丹港湾 先眺めると(同上)
吉浜の 大磯島も 景勝で 自然のままの 姿一番(吉浜湾)
沖に出た 漁師の船は 無事多く 海深ければ 津波低きと(吉浜湾)
入江行く 三陸鉄道 リアス線 吉浜湾が 特に接近(同上)
釜石に 転勤となり 休日は まだ見ぬ海の 名所をめぐる(釜石湾)
明治から 四度の津波 釜石に 試練を越える スピード早く(同上)
震災時 綾里白浜 被害ゼロ 明治の教え 生かされたとも(綾里湾)
名も知らぬ 小島岩礁 目白押し 綾里湾内 船で眺めたき(同上/海岸と湖沼34) 68歳
白亜紀の 火山岩類 綾里層 V字の谷が そのまま海に(同上)
大船渡 尾崎岬の キャンプ場 洒落を交えた フレアイランド(大船渡湾)
宮古には 二年暮らした 日々があり 浄土ヶ浜は 我が家の庭(浄土ヶ浜)
江戸前期 浄土ヶ浜は 名付けられ 禅僧曰く 極楽浄土と(同上)
やや白き 浄土ヶ浜の 岩質は 古第三紀の 流紋岩で(同上)
江戸後期 盛岡藩の 殿様が 領内巡視 訪ねたとされ(同上)
浄土なる 白き浜辺の 青松に 吹く風遠し 海校時代(同上)
東北で 浄土ヶ浜は 別格で 次ぐ景観は 仏ヶ浦か(同上)
新築の レストハウスは 被災して 二年そこそこ 二度も建て替え(同上)
漁船まで 遊覧船に 仕立てられ 浄土ヶ浜に 客は回復(同上)
宮古港 海戦記念碑 お台場に 無謀な戦 旧幕府軍(宮古湾)
館ヶ崎 浄土ヶ浜と 宮古湾 一望できる 展望台が(同上)
小島にも 桜が欲しき 眺めなり バックの山は 花雲となり(釜石湾)
久々に 田瀬湖に寄りて 眺めれば ダム湖百選 石碑立つなり(田瀬湖)
田瀬ダムは 四十五キロ 周囲あり 昭和中期 築造されて(同上)
東和丸 田瀬大橋が 架かる前 集落結ぶ 渡船往来(同上)
鉄製の 第二東和丸 保存され 田瀬湖の歴史 物語るなり(同上)
江戸時代 村の境界 争いが 神の力で 神割崎に(神割崎)
現在も 南三陸 石巻 神割崎は 二つに分かれ(同上)
日本の 白砂青松 百選に 宮城四ヶ所 神割崎も(同上)
口伝では 鯨漂着 奪い合い 岩を二つに 神裁いたと(同上)
三畳紀 地層の隆起 海蝕の 神割崎は 神秘の奇岩(同上)
大規模な 南三陸 町営の 通年営業 キャンプ場あり(同上)
植生が 神割崎は 豊かなり ニッコウキスゲ 初夏には咲くと(同上)
暖地性 植物群落 椿島 志津川湾の 国記念物(志津川湾)
竹島は 七百坪の 小島でも 洞窟があり 住居の跡と(同上)
荒島は 個人の所有 神社建ち 橋が架けられ 渡れる島に(同上/海岸と湖沼35) 68歳
本吉の 小泉海岸 浴場と 白砂青松 日本百選(小泉海岸)
観光地 象潟海岸 哀れなり 漂着物が ゴミの山へと(象潟海岸)
象潟の 海に飛島 浮かぶけど 最近行かず 距離は離れる(同上)
飛島の 変則的な 平面は 断面見ると 平らな盆で(同上)
須川湖の 初見物は 遠い日々 眺めた友の 二人は天へ(須川湖)

